「 分け隔てする心を改める 」 一覧
-
『典座教訓』13、まず心をこめて行ずること
1237/08/13 -仏教を本気で学ぶ
08月02日, ま, 世間の物差しで考えない, 典座教訓, 分け隔てする心を改める, 心を整えるのは難しいこと, 重要な話まことにそれとうしき、 誠に夫れ当職、 せんもんげんしょう、 先聞現証、 めにありみみにあり。 眼に在り耳に在り。 もじありどうりあり。 文字有り道理有り。 しょうてきというべきか。たとい 正的と謂う ...
-
『典座教訓』8、ことに見合った細かい心配り
1237/08/13 -仏教を本気で学ぶ
07月28日, こ, 典座教訓, 分かったと思ったことはそのままにせず様々な点から考え直す, 分け隔てする心を改める, 潙山霊祐, 目の前の人のために出来ることをするこのごとくさんらいしさんきょして、 此の如く参来し参去して、 もしせんごうのぎさいあらば、 如し纎毫の疑猜有らば、 たのどうす、 他の堂司、 およびしょりょうのちょうしゅ、 及び諸寮の頭首、 りょうし ...
-
『典座教訓』6、よし悪しの隔てなく授かる心
1237/08/13 -仏教を本気で学ぶ
07月26日, よ, 典座教訓, 分け隔てする心を改める, 自分の考えを改めるべき場面いわゆるたとい いわゆる縦い ふさいこうふさいこうをつくるときも、 莆菜羮を作る時も、 けんおきょうこつのこころをしょうずべ 嫌厭軽忽の心を生ずべ からず。たといづにゅうこうをつくる からず。縦い頭乳 ...
-
『典座教訓』20、天地の寸法は隔たりがない
1237/01/01 -仏教を本気で学ぶ
08月09日, て, 仏祖になった人の生き方, 典座教訓, 分かったと思ったことはそのままにせず様々な点から考え直す, 分け隔てする心を改める, 洞山良价いわゆる、だいしんとは、 いわゆる、大心とは、 そのこころをだいせんにし、 其の心を大山にし、 そのこころをたいかいにし、 其の心を大海にし、 へんなくとうなきこころなり。 偏無く党無き心なり。 りょ ...
-
『正法眼蔵随聞記』65、人は必ず陰徳を修すべし
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月09日, ひ, 丹霞天然, 仏祖になった人の生き方, 他人の評価を気にするのはやめよう, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 評価されることを望まない一日示して云く、人は必ず陰徳を修すべし。必ず冥加顕益有るなり。たとい泥木塑像の麁悪なりとも仏像をば敬礼すべし。黄紙朱軸の荒品なりとも、経教をば帰敬すべし。破戒無慚の僧侶なりとも僧躰をば仰信すべし。内心 ...
-
『正法眼蔵随聞記』101、大慧禅師の云く
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月14日, そのままを理解する, た, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 自分の考えを改めるべき場面, 重要な話示して云く、大慧禅師の云く、「学道はすべからく人の千万貫銭をおえらんが、一文をも持たざらん時、せめられん時の心の如くすべし。もしこの心あらば、道を得る事やすし。」と云えり。 信心銘に云く、「至道かたき ...
-
『正法眼蔵随聞記』63、唐の太宗即位の後
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月07日, と, どんな言葉で話せばいいか, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 目の前の人のために出来ることをする一夜示して云く、唐の太宗即位の後、旧き殿に栖み給えり。破損せる間、湿気あがり、侵して玉躰侵さるべし。臣下作造るべき由を奏しければ、帝の云く、「時、農節なり。民定めて愁あるべし。秋を待って造るべし。湿気 ...
-
『正法眼蔵随聞記』80、俗人の云く城を傾くる事は
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月23日, そ, 仏祖になった人の生き方, 分け隔てする心を改める, 教える人の心構え, 正法眼蔵随聞記, 重要な話示して云く、俗人の云く、「城を傾くる事は、うちにささやき事出来るによる。」 また云く、「家に両言有る時は針をも買ふ事なし。家に両言無き時は金をも買うべし。」と。 俗人なお家をもち城を守るに同心ならでは ...
-
『正法眼蔵随聞記』60、世人を見るに果報もよく
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月04日, よ, 他人の評価を気にするのはやめよう, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 生あるものに利益を与えることを行う, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる, 重要な話夜話に云く、世人を見るに果報もよく、家をも起こす人は、皆正直に、人の為にもよきなり。故に家をも持ち、子孫までも絶えざるなり。心に曲節あり人の為にあしき人は、たとひ一旦は果報もよく、家をたもてるようなれ ...
-
『正法眼蔵随聞記』32、世人多く善事を成す時は
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月07日, よ, 他人の評価を気にするのはやめよう, 分け隔てする心を改める, 外見でその人を判断してはいけない, 正法眼蔵随聞記, 自分の考えを改めるべき場面夜話に云く、世人多く善事を成す時は人に知られんと思い、悪事を成す時は人に知られじと思うに依って、この心冥衆の心にかなわざるに依って、所作の善事に感応なく、密に作す所の悪事には罰有るなり。己に依って返り ...
-
『正法眼蔵随聞記』45、今この国の人は
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月20日, い, 世間の物差しで考えない, 他人の評価を気にするのはやめよう, 何を基準に物事を見ているか, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 自分の考えを改めるべき場面夜話に云く、今この国の人は、多分あるいは行儀につけ、あるいは言語につけ、善悪是非、世人の見聞識知を思うて、その事をなさば人あしく思いてん、その事は人よしと思いてん、乃至向後までもと執するなり。是れまた ...
-
『正法眼蔵随聞記』88、僧問うて云く、智者の無道心なると
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月01日, そ, 余計なものを貯えずに生きる, 分け隔てする心を改める, 教える人の心構え, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング一日僧問うて云く、「智者の無道心なると、無智の有道心なると、始終如何。」 示して云く、無智の道心、始終退する事多し。智慧ある人、無道心なれどもついに道心をおこすなり。当世現証是れ多し。しかあれば、先ず ...
-
『正法眼蔵随聞記』53、大宋の禅院に麦米等をそろえて
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月28日, そのままを理解する, た, 中国の寺院の様子, 分け隔てする心を改める, 南嶽懐譲, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット, 馬祖道一一夜示して云く、大宋の禅院に麦米等をそろえて 、あしきをさけ、よきをとって飯等にする事あり。 是れをある禅師云く、「たとひ我が頭を打ち破る事七分にすとも、米をそろうる事なかれ。」と、頌に作って戒めたり ...
-
『正法眼蔵随聞記』59、世間の女房なんどだにも
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月03日, せ, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 自分の考えを改めるべき場面, 重要な話ある時、比丘尼云く、「世間の女房なんどだにも、仏法とて学すれば、比丘尼の身には少々の不可ありとも何で叶わざるべきと覚ゆ。如何。」と云いし時、 示して云く、この義然るべからず。在家の女人その身ながら仏法 ...
-
スッタニパータ【第4 八つの詩句の章】5、最上についての八つの詩句
796 世間では、人は諸々の見解の内で勝れているとみなす見解を「最上のもの」であると考えて、それよりも他の見解は全て「つまらないものである」と説く。それ故に彼は諸々の論争を超えることがない。 797 ...