『法華経』

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法華経(ほけきょう)とは、妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)のことです。もともとの梵語(サンスクリット語)では「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ」(梵: सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र, Saddharma Pundarīka Sutra, 正しい教えである白蓮花の経典)であり、鳩摩羅什訳で「妙法蓮華経」となりました。「法華経」は「妙法蓮華経」の略称です。

日本に仏教が538年か552年に伝来し、聖徳太子の法華経の注釈書「法華義疏」は615年に著されたので、日本では早い段階から重要な位置にあったはずです。中国では286年に竺法護が『正法華経』として漢訳しています。

法華経はサンスクリット語の写本が、ガンダーラ、中央アジア、ネパールなどで発見されていることからも初期大乗仏教の時代(50年~150年頃)にインド文化圏で成立したと考えられています。なお、部派仏教に由来する上座部仏教で用いられるパーリ語仏典には法華経は含まれたり、参照されたりすることもないことからも大乗仏教経典であると考えられます。

妙法蓮華経二十八品一覧
前半14品(迹門)
第1 序品(じょほん)
第2 方便品(ほうべんぼん)
第3 譬喩品(ひゆほん)
第4 信解品(しんげほん)
第5 薬草喩品(やくそうゆほん)
第6 授記品(じゅきほん)
第7 化城喩品(けじょうゆほん)
第8 五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)
第9 授学無学人記品(じゅがくむがくにんきほん)
第10 法師品(ほっしほん)
第11 見宝塔品(けんほうとうほん)
第12 提婆達多品(だいばだったほん)
第13 勧持品(かんじほん)勧持品偈
第14 安楽行品(あんらくぎょうほん)
後半14品(本門)
第15 従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)
第16 如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)自我偈
第17 分別功徳品(ふんべつくどくほん)
第18 随喜功徳品(ずいきくどくほん)
第19 法師功徳品(ほっしくどくほん)
第20 常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)
第21 如来神力品(にょらいじんりきほん)
第22 嘱累品(ぞくるいほん)
第23 薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)
第24 妙音菩薩品(みょうおんぼさつほん)
第25 観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)観音経偈
第26 陀羅尼品(だらにほん)
第27 妙荘厳王本事品(みょうしょうごんのうほんじほん)
第28 普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぼつほん)

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