『観音経』(かんのんきょう/かんのんぎょう)

投稿日:2000年7月9日 更新日:

観音経とは、28にまとめられている妙法蓮華経(法華経)の1つである妙法蓮華経観世音菩薩普門品(25番目)の後半部分にある妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈の部分の事です。通称、観音経、または、世尊偈(せそんげ)といいます。

ここには観音菩薩の名の由来と功徳が説かれています。 観音経には、底本が異なるなど、いくつかの版が存在します。宗派によってお経の読み方・読み癖が異なる場合があります。

①ルビ(読経の発音による かな読み)
②漢訳本文(大太字)
梵語による原典を参照し訳された現代語

また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、『観音経』の全文にはない部分も原典より補完して現代語に加えています。
なお、短く区切っているのはスマホ対応の為です。
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みょうほうれんげきょう
妙法蓮華経

かんぜおんぼさつふもんぼんげ
観世音菩薩普門品偈

せーそんみょうそうぐー
世尊妙相具

がーこんじゅうもんぴー
我今重問彼

ぶっしーがーいんねん
仏子何因縁

みょういーかんぜーおん
名為観世音

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▼ 現代語訳

その時、世尊は、次の詩をもって語った。
無尽意菩薩(アクシャヤマティ)がわたしに「華麗な旗の持主よ、いかなる理由でこの仏の息子は観世音(アヴァローキテーシュヴァラ)と言われるのですか?」と、その意義と理由を尋ねた。

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※このページは学問的な正確性を追求するものではありません。前知識のない一般の方でも「読んでみよう!」と思ってもらえるよう、より分かりやすく読み進めるために編集しています。漢字をひらがなに、旧字体を新字体に、送り仮名を現代表記に、( )にふりがなをつけるなど、原文に忠実ではない場合があります。

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