【仏教用語/人物集 索引】

常住物(じょうじゅうもつ)

投稿日:1999年12月3日 更新日:

常住物とは、寺に住む僧が勝手に私有したり売却してはならない共有物で、長く寺に備えて僧の受用に供すべきもの。

・「また大宋宏智禅師の会下、天童は常住物千人の用途なり。然れば、堂中七百人、堂外三百人にて千人につもる常住物なるによりて、長老の住したる間、諸方の僧雲集して堂中千人なり。」(『正法眼蔵随聞記』41、故僧正云く、衆各用いる所の衣粮等

・「況んや学仏道の人には、施主の供養あり、常の乞食に比すべからず。常住物これあり、私の営みにもあらず。」(『正法眼蔵随聞記』3、学道の人、衣食を貪る事なかれ

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