『自我偈』(じがげ)

投稿日:2018年1月22日 更新日:

妙法蓮華経如来寿量品偈。通称、自我偈です。妙法蓮華経(法華経)の16番目の経典で、「自我得仏来」の言葉からはじまるので、自我偈と呼ばれています。釈迦牟尼仏の命は永遠であることが語られ、仏は迷い苦しむ人々に死を示して心を目覚めさせることにより仏の道を歩むよう説いています。宗派によってお経の読み方・読み癖が異なる場合があります。

①ルビ(読経の発音による かな読み)
②漢訳本文(大太字)
梵語による原典を参照し訳された現代語

また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、『自我偈』の全文にはない部分も原典より補完して現代語に加えています。
なお、短く区切っているのはスマホ対応の為です。
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みょうほうれんげきょう
妙法蓮華経

にょらいじゅりょうほんげ
如来寿量品偈

じーがーとくぶつらい
自我得仏来

しょーきょうしょーこうしゅー
所経諸劫数

むーりょーひゃくせんまん
無量百千万

おくさいあーそうぎー
憶載阿僧祇

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▼ 現代語訳

その時、世尊は、この意義を強調して示そうとして、その時、次の詩をもって語った。
考えられない程の幾千万億劫の昔、その長さは未だかつて知られないが、その時のわたしは最勝の悟りに達し、

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※このページは学問的な正確性を追求するものではありません。前知識のない一般の方でも「読んでみよう!」と思ってもらえるよう、より分かりやすく読み進めるために編集しています。漢字をひらがなに、旧字体を新字体に、送り仮名を現代表記に、( )にふりがなをつけるなど、原文に忠実ではない場合があります。

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