『正信偈』(しょうしんげ)

投稿日:1473年1月1日 更新日:

『正信偈』とは略称で、正式には『正信念仏偈』(しょうしんねんぶつげ)といい、親鸞聖人の著書『教行信証』の「行巻」の末尾にある偈文です。全ての人に同じ心になってもらいたいという親鸞聖人の想いから、七言60行120句の偈文にまとめられたものです。

浄土真宗で『正信偈』をお勤めするようになったのは、本願寺第8世蓮如上人(1415~1499年)が越前の吉崎(福井県あわら市吉崎)にいた文明5年(1473年)からです。それまでの浄土真宗では、善導大師の『六時礼讃』を日常のお勤めとしていたのを改め、親鸞聖人の『正信偈』と『三帖和讃』とを合わせて木版で印刷・出版し、僧侶・門徒がともに朝夕の勤行として読誦するよう制定されました。

①ルビ(読経の発音による かな読み)
②漢文(大太字)
③現代語

また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、掲載している内容(一例)は宗派や流派、地域、法要内容によって表記や読み方が異なります。
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しょうしんねんぶつげ
正信念仏偈

きみょうむりょうじゅーにょーらいー
帰命無量寿如来

なーむーふーかーしーぎーこーう
南無不可思議光

ほうぞーぼーさーいんにーじー
法蔵菩薩因位時

ざいせーじーざいおうぶっしょー
在世自在王仏所

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※このページは学問的な正確性を追求するものではありません。前知識のない一般の方でも「読んでみよう!」と思ってもらえるよう、より分かりやすく読み進めるために編集しています。漢字をひらがなに、旧字体を新字体に、送り仮名を現代表記に、( )にふりがなをつけるなど、原文に忠実ではない場合があります。

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