戒名(かいみょう)- 一般家庭の戒名について

投稿日:2020年10月1日 更新日:

 
戒名とは、仏門に入ることを望む人が師僧(しそう)より戒を受ける受戒(じゅかい)を行うことで付けられる名前です。また、師僧が仏門に入ることを望む人へ戒を授けることを授戒(じゅかい)といいます。一例として、五戒を授けるという形式的な説明を見ることもありますが、戒名を持つことで、その戒名の文字の中にその人の人格や生き方が表されると考えます。

受戒した証として、戒名がつけられますが、日本にはもともと、生まれたときの幼名、大人になるときに名前を変える、仕事に就くとき、引退するときなど、人生の中で大きな変化があるときに名前を変える風習がありました


現代は一生のうちに名前が変わるのは結婚のときに姓をどちらにするかくらいで、上記のように人生の転機に名前を変えることはなくなりました。戒名は仏門に入ったときに付けられる名前で、それは仏教の生き方を学んだり、実践したりするようになるということで、人生で大きな転機となることなのです。

生前戒名とは

生前戒名とは、本来の戒名のことですが、亡くなった後に戒名を付けることが多くなったために、そのように呼ばれるようになりました。なお、生前戒名を付けたからと言って、改名をすることはありません(民法上、僧侶として住職になるなどの場合以外は改名できないようです)。

亡くなった後に戒名を付けることが多くなったのは、現代は一生のうちに名前を何度も変える習慣がなくなったからです。しかし、人生の転機はその人の生き方によって違いはあるものの必ずあります。生前戒名を付けるというのも、一つのあり方なのだと考えられます。また、身内の葬儀などを経験をして、生前戒名を準備しておこうと考えている人も多くいるようです。

亡くなった後に戒名を付ける

亡くなった後に戒名を付ける場合、お葬式のときに一緒に戒名も付けてもらう場合、その後の年回忌などで付けてもらう場合などがあります。お葬式のときは無宗教で執り行い、その後、いろいろ考えて戒名だけでも付けたいという声も聞きます。供養之証依頼の際に戒名を付けてもらうこともできます。


戒名の構成

自分が無宗派であっても、師僧の系統によって大別して4つの特色があります。また、該当する宗派であっても流派によって戒名の付け方に違いがあります。以下、一例としてあげておきます。

①曹洞宗・臨済宗・天台宗・真言宗など。
○○○○信士
○○○○信女

②浄土真宗系 お釈迦様の弟子として法名をつける。
釋○○
釋尼○○

③浄土宗
○誉○○信士
○誉○○信女

④日蓮宗 「日」や「妙」を含む法号をつける場合がある。
○○日○信士
○○日○信女

※ もともとは僧侶の名である法号(戒名)の二字があり、その上につけられるのが道号の二字です。 道号の位置に宗派戒名(浄土宗では「誉」など)がくる場合があります。また、宗派戒名が含まれているからといって、その宗派の戒名かといえば、そうでもありません。
 (法号は次の例の○○ )
   ↓
●●○○信士
 釋○○


特別な戒名

次に、もともとはお寺を建てるほどの貢献をした人だけが付けられる院号について、現在では寺院によって寄付額(お布施)を定めて付けるなど様々です。
○○院釋○○
○○院○○○○居士

※①・②・③・④とも同様に頭に付け加えられる。

信士・信女の部分が居士・大姉に付け加えられる場合は、もともとは特に仏教に精通していた人に付けられていたものが、現在は寺院への貢献度によって付けられていることが多いようです。
①・③・④の場合。
○○○○居士
○○○○大姉

①・③・④の場合で院号も付く場合。
○○院○○○○居士
○○院○○○○大姉

上記すべての説明は、寺院の方針によって違いがあります。お付き合いがある寺院がある場合は、こちらは参考にしていただき、直接お付き合いがある寺院へお問い合わせください。
また、当センターで受け付けている供養之証生前戒名では、家の仏壇や過去帳を見ていただき形式を合わせるなど、どのような形式でも同じ費用でご依頼いただけます。また、戒名の形式を選ぶこともできます。なお、俗名のままでも供養之証で法要が行え、俗名のまま生前戒名を依頼すれば「仏教徒之証」として証書を発行することも可能です。

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