
buddhism


デザインを変更したので、伝え方も変わります。2月1日付けの「今日は何の日?」からその日の出来事を確認できるようにしました。

本日、メンテナンスを行い、新たなデザインに切り替えました。一部ネット環境における脆弱性が確認されたための措置です。急遽デザインを変えたため、正しく表示されない場合がありますが、順次更新していきます。

不定期で行うデータ整理を進行中です。整理しながらバックアップをとって、確認してと、個人的には好きな作業ですが、時間がかかるのが問題です。あと数日かけて・・・。

アマゾンのPrime Videoで「仏像大好。」という番組は仏像好きには興味深いものだと思います。現在は4エピソードが公開され、東大寺・円成寺・大安寺 編、薬師寺・浄瑠璃寺・元興寺・十輪院・白毫寺 編、室生寺・長谷寺・海龍王寺・聖林寺 編、飛鳥寺・中宮寺・新薬師寺・西大寺 編がPrime会員であれば無料で視聴できますよ。

2月の出来事/有名人の誕生日・命日

2025年は2月2日が節分です。お寺などで行われる節分の行事と言えば??追儺会、追儺式、節分会、豆まき式、鬼儺会などなどがありますよ。

3月から会員向けの会報「菩提樹」を当ウェブサイトで公開します。会報の更新は1ヶ月に1回を予定しています。2月15日はお釈迦様が涅槃に入られた日で、日本の寺院では旧暦に合わせて3月15日に涅槃に因む法要を行なうことが多いです。その涅槃の日についてまとめた会報を公開予定です。

追儺会(ついなえ)- 追儺式(ついなしき)
追儺会とは、お寺などで行われる節分の行事で、追儺式、節分会、豆まき式、鬼儺会(おにばらえ)と呼ばれることが多いようです。太陰暦での大晦日が節分にあたり、現在の太陽暦に移すと2月3日頃になります。ただし、2025年は2月2日が節分です。「鬼は~外!」「福は~内!」と節分の夜に豆まきを行うのは、新年を迎えるための鬼追いや鬼払いのためです。また、自分の年齢より1つ多く福豆を食べるのは、節分が年越しに行なわれていた行事のためです。現在は自分の誕生日に歳が増えますが、明治時代以前は年が明けたら歳を増やしていました。節分の頃行われる風習に「柊鰯(ひいらぎいわし)」というものがあり、ヒイラギの枝に焼いたイワ...

鬼(おに)- 仏教に関する鬼まとめ
このページでは、仏教に関する鬼についてまとめています。新たなものが更新されると追記していきます。・八部鬼衆(はちぶきしゅう)四天王に仕え仏法を守護する8種族の鬼神です。・邪鬼(じゃき)仁王像や四天王像に踏まれている小型の鬼で、仏法を犯す邪神として懲らしめられ、苦悶の表情をみせています。・捷疾鬼(しょうしつき)足が速く、顔かたちが恐ろしい上に、性質が猛悪なインドの鬼神です。・餓鬼(がき)三途・五趣(五道)・六趣(六道)の一つで、常に飢えと乾きに切迫され、食物や飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうことから、決して満たされることがない鬼神です。・施餓鬼会(せがきえ)施餓鬼、施食会(せじきえ)とも...

鬼瓦(おにがわら)
鬼瓦とは、寺院の諸堂や山門などの瓦葺き建造物の屋根の端などに設置され飾られる瓦を総称してそう呼んでいます。飛鳥時代や白鳳時代の鬼瓦はまだ鬼面ではなく、蓮華文を飾っていましたが、それでも鬼瓦と呼んでいます。悪霊が寄りつくのをさけるため、邪鬼(じゃき)をあらわした瓦が使われるようになるのは、奈良時代になって平城宮や、平城京の寺々で使われるようになりますが、立体的な造りではなくレリーフ状でした。平城京の造営は中国の唐の都・長安にならい造られましたが、鬼瓦もその時に入ってきたものと考えられ、現在、シリアのパルミラにて建物の入口の上にメドゥーサを厄除けとして設置していた文化(ゴルゴネイオン)が、シルクロ...

仏教ファンクラブの会員を募集しているわけですが、一部、調整中のサービスがあります。仏事証書のフリマアプリ経由での匿名配送です。支払い内容が会費だと当然利用できないケースです。そもそも会費集めの為に出品するのではなく、「オンライン証書ではなく、実物の証書が手元に欲しい!!」という需要からの出品なのです。そこを「硬質カードケース入りの仏事証書」として出品準備しているのですが、フリマアプリ側の商品ページにどこまで説明を尽くすかを検討中です。はじめて興味を持ってくれた人が「硬質カードケース入りの仏事証書」だけの情報だと何のことかわからないけど、説明を書きすぎても敬遠されると思うのです。

ある1つの仏教ファンクラブがあり、それがこの寺院センターです。仏教とお寺、その伝統や文化を応援してくださる方々が集う場所です。そこには檀家も、門徒も、信者も、特定のお寺へ所属が無い方も、様々な主義主張を持つ人がいます。ただ、勘違いして欲しくないことと言えば、寺院センターという主義主張の下に集まることでは決してないということです。仏教をもっと身近に!

「誰でも法要を実施できる動画」や「鐘の音」系は中断して入る動画広告をやめて欲しいところ。YouTubeチャンネル登録者が1000人以上になったら設定できるのだろうか??そもそも広告入って動画自体が台無しなんだが。。。

仏教用語/人物集 索引
このウェブサイトに出てくる仏教用語/人物を五十音順で探すことが出来ます。

寺院センター/ファンクラブメンバー登録受付
寺院センターは、仏教とお寺、その伝統や文化を応援してくださる方々が仏教と縁を結ぶことができる仏教ファンクラブです。檀家も、門徒も、信者も、特定のお寺へ所属が無い方も、様々な方が集う寺院センターでは随時会員を募集しております。合掌▼ 会費寺院センター会員年会費 3500円(入会時のみ入会金1000円が必要です。)▼ 寺院センター会員特典読み物/仏教を知る機会に・仏教を学べる限定公開ページをパスワード入力で閲覧可能。・毎月1回、会報「菩提樹」を当ウェブサイトで更新(本年3月より)。・「読む(全文掲載)」ページの解説文「講話」は不定期で順次更新中。会員証・会員証として「仏教徒之証」のオンライン証書(...

乳粥(ちちがゆ)
乳粥の作り方がインドマイトリの会の会報49号(2002年12月8日発行)に掲載されていましたので、許可を得てこちらでも紹介させていただきます。中道に気づき、苦行を放棄したブッダが、村娘スジャータから供養を受けたのがこの乳粥でした。体力を取り戻したブッダはその後、悟りを得ることになります。【材料】4人分新米のインディカ米(日本米でも可)200㌘牛乳1㍑・ギー(バターでも可)5㌘干しぶどう20㌘・カルダモンホール4粒ベイリーフ(ローリエ)3枚・砂糖200㌘【作り方】①米を洗って、水気を切っておく②鍋にギー(バター)を入れて、米を5分ほど炒める③牛乳、干しぶどう、カルダモン、ベイリーフを入れ、弱火で...

ブッダ最後の旅に登場する民族
『ブッダ最後の旅』に登場する民族をまとめました。① ヴァッジ族マガダ国王アジャータシャトル(阿闍世)は、ヴァッジ族を征服しようと考えていた際、マガダ国の大臣であるヴァッサカーラというバラモンを使いに出し、ブッダにアドバイスを求めたところブッダは次のように答えました。「バラモンよ。かつてある時、わたくしがヴァイシャリのサーランダダ霊域に住んでいた。そこで、わたくしはヴァッジ人に衰亡を来たさないための法を説いた。この七つがヴァッジ人の間に存し、またヴァッジ人がこの七つを守っているのが見られる限りは、ヴァッジ人に繫栄が期待せられ、衰亡は無いであろう。」また、旅の途中、パータリ村に滞在した際、マガダ国...

「憍慢、我慢、法慢を生ずること莫れ。」(坐禅用心記)

新年になってから公開した「ブッダ最後の旅程」「ブッダ最後の旅の登場人物」はいかがでしょうか?『ブッダ最後の旅』はいわゆるお経の原典とも呼べるものですが、地域に視点を当てて読んでいくと気づく点であったり、人物に視点を当てて読み返すと発見することがあります。次はどのような視点を紹介できるか考え中です。

ブッダ最後の旅の登場人物
『ブッダ最後の旅』に登場する主な人物についてまとめました。紹介する人物以外にも話の中で人物名が出てきたり、○○村の信者という形で登場したり、多くの人々が登場している話です。① ブッダ(お釈迦様)この『ブッダ最後の旅』はお釈迦様の涅槃にいたるまでの記録です。最後にどのような様子だったのか、最後にどのような説法を行なったのか、時系列で記されています。② アーナンダ(阿難)アーナンダは25歳の時に出家し、ブッダが涅槃に入るまで25年間常に侍者として、身の回りの世話を行いました。この『ブッダ最後の旅』はアーナンダが見聞きしたことが記録されています。③ アジャータシャトル(阿闍世)アジャータシャトルは古...

七福神(しちふくじん)
七福神とは、福をもたらすといわれている7尊の神のことです。恵比寿神、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老神、布袋、それぞれがヒンドゥーであったり、仏教、道教、神道などに由来します。日本では室町時代末頃に七福神としてまとめられるようになったようですが、当初は必ずしも顔ぶれが一定しておらず、江戸時代にはほぼ現在の七福神に定まったと考えられています。なお、七福神めぐりとは、七福神を祀ってあるお寺を順番に参拝することで縁起を呼ぶといわれています。また、「七福神の乗った宝船の絵」は縁起物として親しまれています。(七福神・歌川国芳(1798–1861)浮世絵)<< 戻る

恵比寿神(えびすしん)
恵比寿神とは、七福神唯一の日本で産まれた神で、イザナギとイザナミとの間に第三番目の子として生まれ、蛭子尊(ヒルノミコト)と名付けられました。幼少のころ、脚が立たず歩行困難のため、両親が意を決して葦舟(あしぶね)に乗せて海に流し、舟は摂津国西宮の浦に漂着し恵比寿神として祀られるようになりました。 初めは漁民の神でしたが、海産物の売買を通して商売繁盛の神となりました。商家や農家に信仰されるようになり、福徳をもたらす福神として他の地域の寺院にも祀られるようになりました。江戸時代の僧・天海の説によれば、恵比寿神は律儀(道徳と利益を得さしめる)、福徳(幸福)と収穫や良果(良い結果)との、三つの徳をたた...

1月の出来事/有名人の誕生日・命日

ブッダ最後の旅程
『ブッダ最後の旅』でお釈迦様がたどった地域をまとめました。ブッダ最後の旅程① 霊鷲山/王舎城(ラージャグリハ)の鷲の峰② アンバラッティカー園(庵婆蘗林/Ambalatthikā)③ ナーランダ/富商パーヴァーリカのマンゴー林④ パータリ村(現在のビハール州の州都パトナ)⑤ マガダ国の大臣スニーダとヴァッサカーラの住居⑥ ゴータマの渡し/ガンジス河を渡る⑦ コーティ村⑧ ナーディカ村⑨ ヴァイシャリ(商業都市)/アンバパーリのマンゴー林⑩ ベールヴァ村(雨期の定住)/発病⑪ チャーパーラ霊樹/大地震⑫ 大きな林にある重閣講堂(ヴァイシャリ近郊)⑬ バンダ村⑭ ハッティ村⑮ アンバ村⑯ ジャンブ...

五蘊(ごうん)
五蘊とは、五つの集まり、五種の群れを意味します。私たちの存在を含めて、あらゆる存在を五つの集まり(五蘊)の関係においてとらえる見方です。五陰(ごおん)ともいいます。名称と形態の観念との結びつき。三科の一つ。5蘊。五蘊は仏教で物質と精神とを五つに分類したものをいい、環境を含めての衆生の身心を五種に分類したものです。色・受・想・行・識の五つです。①色(しき)は物質一般、あるいは身体。身体および物質。②受(じゅ)は感受作用のことで、感覚・単純感情をいう。外からの刺激を受け入れる作用。③想(そう)は心に浮かぶ像で、表象作用のこと。④行(ぎょう)は意志、あるいは衝動的欲求に当たるべき心作用のこと。潜在的...

極楽浄土(ごくらくじょうど)
極楽浄土とは、阿弥陀如来が住む西方十万憶仏国土をすぎたところにあると言われる、苦しみのない安楽な世界です。梵語でスカーヴァティーといい「幸福のあるところ」「幸福にみちているところ」の意味があります。須呵摩提(しゅかまだい)、蘇珂嚩帝(そかばってい)、須摩提(しゅまだい)、須摩題などと音訳され、安楽、極楽、妙楽などと意訳されました。浄土とは、一切の煩悩やけがれを離れ、五濁や地獄・餓鬼・畜生の三悪趣が無く、仏や菩薩が住む清浄な国土のことで、大乗仏教の世界観を表現する言葉として使われていますが、平安後期以降に浄土教が広まると、浄土と言えは阿弥陀如来の西方極楽浄土をさすことが多くなったようです。また、...

しめ飾り
しめ飾りには地方によって意味合いに若干の違いがありますが、お寺で聞いたところでは、年神を迎えるものだということです。毎年正月に年神が家々にやってくる来方神というもので、お正月様や恵方神、大年神などの名前で呼ばれています。「年」は稲の実りを指し、穀物神を表しています。日本で稲作や農耕作業が発達するにつれて、年の始めにその年の豊作が祈念されるようになりました。旧暦では年の初めは春でしたから、農家にとっては農作業を始める重要な時期です。それが年神を祭る行事となって現在でも飾り付けをする習慣が残っています。藁の縄は神社の結界にも使われていますし、稲作をする民族としてお米の収穫に感謝して、次の豊作を期待...
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十三仏信仰(じゅうさんぶつしんこう)
十三仏にはそれぞれ忌日があり、初七日忌から三十三回忌にそれぞれ不動明王から虚空蔵菩薩までが配されています。この中で初七日忌から四十九日忌までの七日ごとの経過は、既にインドにおいて成立して『倶舎論』にその記述が見られます。それ以降の百箇日忌から三十三回忌は、中国、日本で生まれたものです。十三仏信仰は、浄土信仰の十仏に大日如来の信仰が加わって今の形になったと考えられています。十三仏信仰について初めて書かれたものは『弘法大師逆修日記事』と思われ、鎌倉時代から始まったと考えられています。初七日から三十三回忌までの法要に合わせて13の本尊が配置されました。・初七日 不動明王・二七日 釈迦如来・三七日 文...

涅槃堂(ねはんどう)- ニルヴァーナテンプル
涅槃堂(Nirvana Temple)はクシナガラにあるブッダ入滅の象徴とされている建物です。世界各国から仏教聖地の巡礼に訪れる人、遠足で訪れる学生、ブッダをヒンドゥの神としてお参りする人等、目的は違っても多くの参拝者がいます。朝には涅槃堂の周りで坐禅・瞑想する人もいますし、6時過ぎから各国の僧侶が順番(決まりはないようです)にお経を唱えていきます。涅槃堂の内部はとても響きが良く気分が良くなります。本尊は涅槃像、境内には沙羅双樹(さらそうじゅ)があり、かつてインドで仏教が盛んであった頃の僧院跡が残されています。ただし、当時の仏教寺院の多くは木造であり、残っているものは土台だけです。このいくつか...
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七仏通誡偈(しちぶつつうかいげ)
諸悪莫作 (しょあくまくさ) 諸の悪を作すこと莫れ衆善奉行 (しゅぜんぶぎょう) 衆の善を奉行せよ自浄其意 (じじょうごい) 自ら其の意を浄うせよ是諸仏教 (ぜしょぶっきょう) 是れ諸仏の教えなり諸々の悪いことをせずに、善いことを行い、自己の心を浄めること、これが諸々の仏たちの教えである。これは七仏通誡偈と呼ばれるものです。過去七仏が共通して教えてきたことを、この短い詩(韻文)の中につめています。七仏とは毘婆尸仏(びばしぶつ)・尸棄仏(しきぶつ)・毘舎浮仏(びしゃふぶつ)・拘留孫仏(くるそんぶつ)・拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)・迦葉仏(かしょうぶつ)・釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)...

如来十号(にょらいじゅうごう)
如来十号とは、如来・ブッダの十種の称号のことで、如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏世尊、が示すものです。また、魂入れ法要(開眼法要・お性根入れ)の際の儀式において唱えられる場合があります。・如来(にょらい) 真実のままに現れて真実を人々に示す者、真実の世界に至り、真実の世界から来られし者を如去如来といい、その略称。・応供(おうぐ) あらゆる人間や天上の神々からの供養を受けるに相応しい存在。・正遍知(しょうへんち) 様々な事象を正しくまんべんなく見渡して、ありのままに知る存在。・明行足(みょうぎょうそく) 『大智度論』に依れば、明とは宿命・天眼・漏尽の過去現在...