「 他人の評価を気にするのはやめよう 」 一覧
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『正法眼蔵随聞記』65、人は必ず陰徳を修すべし
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月09日, ひ, 丹霞天然, 仏祖になった人の生き方, 他人の評価を気にするのはやめよう, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 評価されることを望まない一日示して云く、人は必ず陰徳を修すべし。必ず冥加顕益有るなり。たとい泥木塑像の麁悪なりとも仏像をば敬礼すべし。黄紙朱軸の荒品なりとも、経教をば帰敬すべし。破戒無慚の僧侶なりとも僧躰をば仰信すべし。内心 ...
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『正法眼蔵随聞記』92、古人多くは云く光陰虚しく度る事なかれ
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月05日, こ, その時その時を大事にする, ただ一つの事に向き合う, ひたすら坐禅することの重要性, 他人の評価を気にするのはやめよう, 正法眼蔵随聞記, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる, 重要な話示して云く、古人多くは云く、「光陰虚しく度る事なかれ。」と。あるいは云く、「時光、徒らに過ごす事なかれ。」と。 学道の人、すべからく寸陰を惜しむべし。露命消えやすし、時光すみやかに移る。しばらく存ずる ...
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『正法眼蔵随聞記』34、今の世、出世間の人
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月09日, い, その時その時を大事にする, 他人の評価を気にするのはやめよう, 心を整えるのは難しいこと, 正法眼蔵随聞記, 生あるものに利益を与えることを行う, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる夜話に云く、今の世、出世間の人、多分は善事をなしては、かまえて人に識られんと思い、悪事をなしては人に知られじと思う。これに依って内外不相応の事出来たる。相構えて内外相応し、誤りを悔い、実徳を蔵して、外 ...
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『正法眼蔵随聞記』36、行者先ず心を調伏しつれば
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月11日, き, 他人の評価を気にするのはやめよう, 心を整えるのは難しいこと, 正法眼蔵随聞記, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる示して云く、行者先ず心を調伏しつれば、身をも世をも捨つる事は易きなり。ただ言語につき行儀につきて人目を思う。この事は悪事なれば人悪く思うべしとて為さず、我れこの事をせんこそ仏法者と人は見めとて、事に触 ...
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『正法眼蔵随聞記』67、学道の人多分云く
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月11日, か, 世間の物差しで考えない, 他人の評価を気にするのはやめよう, 正法眼蔵随聞記, 評価されることを望まないまた云く、学道の人、多分云く、もしその事をなさば世人是れを謗ぜんかと。この条甚だ非なり。世間の人何とも謗ずとも、仏祖の行履、聖教の道理にてだにもあらば依行すべし。世人挙って褒るとも、聖教の道理にあらず ...
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『正法眼蔵随聞記』96、先師全和尚入宋せんとせし時
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月09日, せ, その時その時を大事にする, 他人の評価を気にするのはやめよう, 何を基準に物事を見ているか, 正法眼蔵随聞記示して云く、先師全和尚、入宋せんとせし時、本師叡山の明融阿闍梨、重病に沈み、既に死なんとす。 その時この師云く、「我れ既に老病に沈み、死去せんとする事近きにあり。汝一人老病をたすけて、冥路をとぶらうべ ...
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『正法眼蔵随聞記』98、人の心元より善悪なし
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月11日, どんな聞き方をすればいいか, ひ, 人は影響し合う, 他人の評価を気にするのはやめよう, 何を基準に物事を見ているか, 心を整えるのは難しいこと, 正法眼蔵随聞記, 重要な話一日雑話の次に云く、人の心元より善悪なし。善悪は縁に随っておこる。仮令、人発心して山林に入る時は、林家はよし、人間はわるしと覚ゆ。また退心して山林を出る時は、山林はわるしと覚ゆ。是れ即ち決定して心に定 ...
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『正法眼蔵随聞記』37、故僧正建仁寺におはせし時
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月12日, こ, 仏祖になった人の生き方, 他人の評価を気にするのはやめよう, 余計なものを貯えずに生きる, 建仁寺-京都府京都市東山区, 栄西禅師, 正法眼蔵随聞記, 祇園精舎, 頼みごとをされた場合の対処方法示して云く、故僧正建仁寺におはせし時、独りの貧人来って云く、「我が家貧にして絶煙数日におよぶ、夫婦子息両三人餓死しなんとす。慈悲をもて是れを救い給え。」と云う。 その時、房中に都て衣食財物等無りき。思 ...
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『正法眼蔵随聞記』60、世人を見るに果報もよく
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月04日, よ, 他人の評価を気にするのはやめよう, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 生あるものに利益を与えることを行う, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる, 重要な話夜話に云く、世人を見るに果報もよく、家をも起こす人は、皆正直に、人の為にもよきなり。故に家をも持ち、子孫までも絶えざるなり。心に曲節あり人の為にあしき人は、たとひ一旦は果報もよく、家をたもてるようなれ ...
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『正法眼蔵随聞記』32、世人多く善事を成す時は
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月07日, よ, 他人の評価を気にするのはやめよう, 分け隔てする心を改める, 外見でその人を判断してはいけない, 正法眼蔵随聞記, 自分の考えを改めるべき場面夜話に云く、世人多く善事を成す時は人に知られんと思い、悪事を成す時は人に知られじと思うに依って、この心冥衆の心にかなわざるに依って、所作の善事に感応なく、密に作す所の悪事には罰有るなり。己に依って返り ...
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『正法眼蔵随聞記』33、もし人来って用事を云う中に
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月08日, も, 他人の評価を気にするのはやめよう, 何を基準に物事を見ているか, 正法眼蔵随聞記, 目の前の人のために出来ることをする, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる, 重要な話, 頼みごとをされた場合の対処方法夜話に云く、もし人来って用事を云う中に、あるいは人に物を乞い、あるいは訴訟等の事をも云わんとて、一通の状をも所望する事出来有るに、その時、我は非人なり、遁世籠居の身なれば、在家等の人に非分の事を謂わん ...
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『正法眼蔵随聞記』45、今この国の人は
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月20日, い, 世間の物差しで考えない, 他人の評価を気にするのはやめよう, 何を基準に物事を見ているか, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 自分の考えを改めるべき場面夜話に云く、今この国の人は、多分あるいは行儀につけ、あるいは言語につけ、善悪是非、世人の見聞識知を思うて、その事をなさば人あしく思いてん、その事は人よしと思いてん、乃至向後までもと執するなり。是れまた ...
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『正法眼蔵随聞記』93、学道はすべからく吾我を離るべし
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月06日, か, 世間の物差しで考えない, 仏祖になった人の生き方, 他人の評価を気にするのはやめよう, 正法眼蔵随聞記, 自分のことばかり考えずに名誉心をも捨てる, 重要な話一日示して云く、学道はすべからく吾我を離るべし。たとひ千経万論を学し得たりとも、我執を離れずは終に魔坑に落つ。古人云く、「仏法の身心なくは、いづくんぞ仏となり祖とならん。」と。 我を離ると云うは、我が ...