「 スッタニパータ 」 一覧
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スッタニパータ - ブッダの言葉
かの尊き師・尊き人、覚った人に礼したてまつる。 【 第1 蛇の章 】 1、蛇 1 蛇の毒が身体のすみずみにひろがるのを薬で制するように、怒りが起こったのを制する修行者(比丘)は、この世とかの世とをとも ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】2、ダニヤ
18 牛飼いダニヤが言った、 「わたしはもう飯を炊き、乳を搾ってしまった。マヒー河の岸のほとりに、わたしは妻子と共に住んでいます。我が小舎の屋根は葺かれ、火は点されている。神よ、もしも雨を降らそうと望 ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】3、犀の角
35 あらゆる生きものに対して暴力を加えることなく、あらゆる生きもののいずれをも悩ますことなく、また子を欲するなかれ。況や朋友をや。犀(さい)の角のようにただ独り歩め。 36 交わりをしたならば愛情が ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】4、田を耕すバーラドヴァージャ
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月04日, た, スッタニパータ, マガダ国, 仏祖になった人の生き方, 何を基準に物事を見ているか, 田を耕すバラモン・バーラドヴァージャわたしが聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)はマガダ国の南山にある「一つの茅」というバラモン村におられた。その時、田を耕すバラモン・バーラドヴァージャは、種子を捲く時に五百挺の鋤を牛に結び ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】5、チュンダ
83 鍛冶工のチュンダが言った、「偉大な智慧ある聖者・目ざめた人・真理の主・妄執を離れた人・人類の最上者・優れた御者に、わたしはおたずねします。世間にはどれだけの修行者がいますか?どうぞお説きください ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】6、破滅
わたしが聞いたところによると、あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林にある孤独な人々に食を給する長者の園におられた。その時一人の容色麗しい神が、夜半を過ぎたころ、ジェータ林を隈なく照ら ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】7、賤しい人
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月07日, い, コーサラ国, スッタニパータ, 火に事えるバラモン・バーラドヴァージャ, 祇園精舎, 自分の考えを改めるべき場面わたしが聞いたところによると、あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林にある孤独な人々に食を給する長者の園におられた。その時、師は朝の内に内衣を着け、鉢と上衣とをたずさえて、托鉢のために ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】8、慈しみ
143 究極の理想に通じた人が、この平安の境地に達して為すべきことは、次のとおりである。能力あり、直く、正しく、言葉優しく、柔和で、思い上がることのない者であらねばならぬ。 144 足ることを知り、わ ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】9、雪山に住む者
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月09日, ゆ, スッタニパータ, 何を基準に物事を見ているか, 夜叉, 布薩, 心を整えるのは難しいこと153 七岳という神霊(夜叉)が言った、「今日は十五日のウポーサタである。みごとな夜が近づいた。さあ、我々は世にもすぐれた名高い師ゴータマ(ブッダ)にお目にかかろう。」 154 雪山に住む者という神霊 ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】10、アーラブァカという神霊
わたしが聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)はア-ラヴィー国のアーラヴァカという神霊(夜叉)の住居に住みたもうた。その時アーラヴァカ神霊は師のいるところに近づいて、 師に言った、「道の人よ ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】11、勝利
193 あるいは歩み、あるいは立ち、あるいは坐り、あるいは臥し、身を屈め、あるいは伸ばす、これは身体の動作である。 194 身体は、骨と筋とによってつながれ、深皮と肉とで塗られ、表皮に覆われていて、あ ...
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スッタニパータ【第1 蛇の章】12、聖者
207 親しみ慣れることから恐れが生じ、家の生活から汚れた塵が生ずる。親しみ慣れることもなく家の生活もないならば、これが実に聖者(ブッダ)の悟りである。 208 すでに生じた煩悩の芽を断ち切って、新た ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】1、宝
【 第2 小なる章 】 1、宝 222 ここに集まった諸々の生きものは、地上のものでも、空中のものでも、全て歓喜せよ。そうして心を留めて我が説くところを聞け。 223 それ故に、全ての生きものよ、耳を ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】2、なまぐさ
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月14日, な, スッタニパータ, 世間の物差しで考えない, 呪文に通じたバラモン・ティッサ, 迦葉仏239 「稷・ディングラカ・チーナカ豆・野菜・球根・蔓の実を善き人々から正しい仕方で得て食べながら、欲を貪らず、偽りを語らない。 240 よく炊かれ、よく調理されて、他人から与えられた純粋で美味な米飯 ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】3、恥
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月15日, どんな言葉で話せばいいか, は, スッタニパータ253 恥じることを忘れ、また嫌って、「我はあなたの友である」と言いながら、しかも出来る仕事を引き受けない人、彼を「この人は我が友に非ず」と知るべきである。 254 諸々の友人に対して、実行がともなわ ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】4、こよなき幸せ
わたしが聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティーのジェータ林にある孤独な人々に食を給する長者の園におられた。その時一人の容色麗しい神が、夜半を過ぎたころジェータ林を隈なく照ら ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】5、スーチローマ
わたしが聞いたところによると、ある時、尊き師(ブッダ)はガヤー村のタンキク石床におけるスーチローマという神霊(夜叉)の住居におられた。その時カラという神霊とスーチローマという神霊に言った、「彼は道の ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】6、理法にかなった行い
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月18日, どんな言葉で話せばいいか, り, スッタニパータ274 理法にかなった行い(身、口、意の善行)、清らかな行い(出世間の善行)、これが最上の宝であると言う。たとい在家から出て家なきに入り、出家の身となったとしても、 275 もしも彼が荒々しい言葉を語 ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】7、バラモンに相応しいこと
わたしが聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティーのジェータ林にある孤独な人々に食を給する長者の園におられた。その時、コーサラ国に住む、多くの、大富豪であるバラモンたち(彼らは ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】8、船
316 人がもしも他人から習って理法を知るならば、その人を敬うことは、あたかも神々がインドラ神(帝釈天)を敬うがごとくに為すべきである。学識の深いその師は、尊敬されれば、その人に対して心からよろこんで ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】9、いかなる戒めを
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月21日, い, どんな聞き方をすればいいか, サーリプッタ, スッタニパータ, 自分の考えを改めるべき場面324 いかなる戒めを守り、いかなる行いをなし、いかなる行為を増大せしめるならば、人は正しく安立し、また最上の目的を達し得るのであろうか。 325 年長を敬い、嫉むな。諸々の師に見えるのに適当な時を知 ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】10、精励
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月22日, し, その時その時を大事にする, ひたすら坐禅することの重要性, スッタニパータ331 起てよ(しっかりせよ)、坐れ(禅定を修せよ)。眠ってあなたたちに何の益があろう。矢に射られて苦しみ悩んでいる者どもは、どうして眠られようか。 333 神々も人間も、物を欲しがり、執著に捕らわれ ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】11、ラーフラ
335 師(ブッダ)が言った、ラーフラよ。しばしばともに住むのに慣れて、お前は賢者を軽蔑するのではないか?諸人のために炬火をかざす人(サーリプッタ)を、あなたは尊敬しているか?」 336 ラーフラは答 ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】12、ヴァンギーサ
わたしがこのように聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)はア-ラヴィーにおけるアッガーラウァ霊樹のもとにおられた。その時、ヴァンギーサさんの師でニグローダ・カッパという名の長老が、アッガーラ ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】13、正しい遍歴
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月25日, た, スッタニパータ, 余計なものを貯えずに生きる359 「智慧ゆたかに、流れを渡り、彼岸に達し、完全な安らぎを得て、心安住した聖者におたずね致します。家から出て諸々の欲望を除いた修行者が、正しく世の中を遍歴するには、どのようにしたらよいのでしょうか ...
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スッタニパータ【第2 小なる章】14、ダンミカ
わたくしが聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林にある孤独な人々に食を給する長者の園におられた。その時、ダンミカという在俗信者が五百人の在俗信者と共に師のおら ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】1、出家
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月27日, お釈迦様(ブッダ), し, どんな言葉で話せばいいか, アーナンダ, コーサラ国, スッタニパータ, ビンビサーラ, マガダ国, 物事を始めるタイミング, 王舎城, 釈迦族【 第3 大いなる章 】 1、出家 405 眼ある人(釈尊)はいかにして出家したのであるか、彼はどのように考えたのちに、出家を喜んだのであるか、彼の出家をわれ(アーナンダ)は述べよう。 406 「この ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】2、つとめ励むこと
425 ネーランジャラー河の畔にあって、安穏を得るために、つとめ励み専心し、努力して瞑想していたわたくしに、 426 悪魔ナムチはいたわりの言葉を発しつつ近づいてきて言った、「あなたは痩せていて顔色も ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】3、みごとに説かれたこと
わたしが聞いたところによると、ある時、尊き師ブッダは、サーヴァッティーのジェータ林にある孤独な人々に食を給する長者の園におられた。その時、師は諸々の道の人に呼びかけられた、「修行僧たちよ」と。「尊き ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】4、スタンダリカ・バーラドヴァージャ
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月30日, す, コーサラ国, スタンダリカ・バーラドヴァージャ, スッタニパータ, 余計なものを貯えずに生きる, 自分の考えを改めるべき場面, 追善供養わたしが聞いたところによると、ある時、尊き師(ブッダ)はコーサラ国のスンダリカー河の岸に滞在しておられた。ちょうどその時に、バラモンであるスンダリカ・バーラドヴァージャは、スンダリカー河の岸辺で聖火 ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】5、マーガ
わたくしが聞いたところによると、ある時、尊き師(ブッダ) は、王舎城の鷲の峰という山におられた。その時、マーガ青年は師のおられるところに赴いた。そこに赴いて師に挨拶した。喜ばしい、思い出の挨拶の言葉 ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
02月01日, さ, アジタ・ケーサカンバリ, サビヤ, サンジャヤ・ベーラッティプッタ, スッタニパータ, ニガンタ・ナータプッタ, パクダ・カッチャーヤナ, プーラナ・カッサパ, マッカリ・ゴーサーラ, 教える人の心構えわたしが聞いたところによると、ある時、尊き師(ブッダ)は王舎城の竹園林にあるリス飼養の所に住んでおられた。その時遍歴の行者サビヤに、昔の血縁者であるが今は神となっている一人の神が質問を発した、「サビ ...