「 物事を始めるタイミング 」 一覧
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『典座教訓』10、他人のしたことは自分のしたことにならない
1237/08/13 -仏教を本気で学ぶ
07月30日, た, 世間の物差しで考えない, 中国の寺院の様子, 典座教訓, 物事を始めるタイミング, 自分の考えを改めるべき場面, 重要な話さんぞうてんどうにありしとき、 山僧天童に在りし時、 ほんぷのようてんぞしょくにみてりき。 本府の用典座職に充てりき。 よちなみにさいまかんでとうろうをすぎ 予因みに斎罷んで東廊を過ぎ ちょうねんさい ...
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『正法眼蔵随聞記』5、古人云く、聞くべし見るべし
1235/06/15 -仏教を本気で学ぶ
04月10日, こ, 中国の寺院の様子, 悟ってからどう生きるか, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング一日示して云く、古人云く、「聞くべし、見るべし。」と。また云く、「経ずんば見るべし、見ずんば聞くべし。」と。 言うところは、聞かんよりは見るべし、見んよりは経べし、いまだ経ずんば見るべし。いまだ見ずん ...
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『正法眼蔵随聞記』2、我れは病者なり、非器なり
示して云く、ある人の云く、「我れ病者なり、非器なり、学道にたえず。法門の最要を聞きて独住隠居して、性をやしない、病をたすけて、一生を終えん。」と云うに、 示して云く、先聖必ずしも金骨にあらず、古人豈皆 ...
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『正法眼蔵随聞記』68、某甲老母現在せり
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月12日, な, 大鑑慧能, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング, 目の前の人のために出来ることをする, 頼みごとをされた場合の対処方法また僧云く、某甲老母現在せり。我れは即ち一子なり。ひとえに某甲が扶持にて度世す。恩愛もことに深し。孝順の志も深し。是れに依っていささか世に順い人に随って、他の恩力をもて母の衣粮にあづかる。もし遁世籠居 ...
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『正法眼蔵随聞記』79、世間の人多分云く
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月22日, せ, その時その時を大事にする, 何を基準に物事を見ているか, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミングまた云く、世間の人多分云く、「学道の志あれども世のすえなり、人くだれり。我が根劣なり。如法の修行に堪うべからず。ただ随分にやすきにつきて結縁を思い、他生に開悟を期すべし。」と。 今は云く、この言う事は ...
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『正法眼蔵随聞記』17、人その家に生まれ、その道に入らば
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
04月22日, ひ, ひたすら坐禅することの重要性, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング, 自分の考えを改めるべき場面一日示して云く、人その家に生まれ、その道に入らば、先ずその家の業を修すべし、知るべきなり。我が道にあらず、自が分にあらざらん事を知り修するは即ち非なり。 今も出家人として、即ち仏家に入り、僧道に入らば ...
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『正法眼蔵随聞記』75、学人初心の時
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
06月18日, か, 仏祖になった人の生き方, 分かったと思ったことはそのままにせず様々な点から考え直す, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング, 自分の考えを改めるべき場面一日示して云く、学人初心の時、道心あっても無くても、経論聖教等よくよく見るべく、学ぶべし。 我れ初めてまさに無常によりて聊か道心を発し、あまねく諸方をとぶらい、終に山門を辞して学道を修せしに、建仁寺に ...
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『正法眼蔵随聞記』35、学道の人、世情を捨つべきについて
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月10日, か, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング, 自分の考えを改めるべき場面示して云く、学道の人、世情を捨つべきについて重々の用心あるべし。世を捨て、家を捨て、身を捨て、心を捨つるなり。能々思量すべきなり。 世を遁れて山林に隠居し、我が重代の家を絶やさず、家門親族の事を思うも ...
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『正法眼蔵随聞記』47、人多く遁世せざる事は
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
05月22日, ひ, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング夜話に云く、人多く遁世せざる事は、我身を貪るに似て我身を思わざるなり。是れ即ち遠慮なきなり。また是れ善知識に逢わざるに依るなり。 たとひ名聞を思うとも、仏祖の名を得て古徳後賢是れを聞いて悦ばしめん。た ...
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『正法眼蔵随聞記』88、僧問うて云く、智者の無道心なると
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
07月01日, そ, 余計なものを貯えずに生きる, 分け隔てする心を改める, 教える人の心構え, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング一日僧問うて云く、「智者の無道心なると、無智の有道心なると、始終如何。」 示して云く、無智の道心、始終退する事多し。智慧ある人、無道心なれどもついに道心をおこすなり。当世現証是れ多し。しかあれば、先ず ...
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『正法眼蔵随聞記』6、学道の人は後日を待って行道せんと思う事なかれ
1235/06/11 -仏教を本気で学ぶ
04月11日, か, その時その時を大事にする, 布薩, 正法眼蔵随聞記, 物事を始めるタイミング, 病気の時の学び方示に云く、学道の人は後日を待って行道せんと思う事なかれ。ただ今日今時をすごさずして、日々時々を勤むべきなり。 ここにある在家人、長病あり。去年の春のころあひちぎりて云く、「当時の病療治して、妻子を捨て ...
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スッタニパータ【第3 大いなる章】1、出家
0202/05/28 -仏教を本気で学ぶ
01月27日, お釈迦様(ブッダ), し, どんな言葉で話せばいいか, アーナンダ, コーサラ国, スッタニパータ, ビンビサーラ, マガダ国, 物事を始めるタイミング, 王舎城, 釈迦族【 第3 大いなる章 】 1、出家 405 眼ある人(釈尊)はいかにして出家したのであるか、彼はどのように考えたのちに、出家を喜んだのであるか、彼の出家をわれ(アーナンダ)は述べよう。 406 「この ...