「 マガダ国 」 一覧

六師外道(ろくしげどう)

六師外道とは、お釈迦様とほぼ同時代にマガダ国(摩訶陀国)周辺で活躍した6名の思想家を仏教の側から見て異端だと見なし、まとめて指すための呼称です。 『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に記さ ...

竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)

  竹林精舎とは、インド・ビハール州のラージギルにあります。現地ではVenuvanaといいます。ブッダが竹林精舎に滞在した時代、ラージギルはビンビサーラ王(頻婆娑羅王・びんばしゃらおう)が統 ...

ラージギル - ブッダ布教の地(王舎城)

  ラージギルはブッダ布教の地として仏教の八大聖地の一つに数えられます。この一帯にはマガダ国の首都・王舎城(おうしゃじょう/ラージャグリハ)、仏教史上最初の寺院と考えられる竹林精舎(ちくりん ...

霊鷲山(りょうじゅせん)

  霊鷲山とは、インド・ビハール州のラージギルから北東へ5キロ程のところにある小高い岩山です。この場所でブッダが弟子たちに多くの説法をしたところとして知られています。この岩山の頂上には大きな ...

ビンビサーラ王の牢獄跡

  インド・ビハール州のラージギルで仏教遺跡を巡っていた時のことです。はじめて来た土地勘のない場所で右へ左へと1人で探すのは大変でした。簡単な地図を片手に先日書いた竹林精舎に行こうとしていた ...

ブッダ最後の旅 - 大パリニッバーナ経

【 第1章 】 1、鷲の峰にて 1 わたしはこのように聞いた。 ある時、尊師は王舎城の鷲の峰(霊鷲山)におられた。 その時、マガダ国王アジャータシャトル(阿闍世)は、ヴァッジ族を征服しようと欲していた ...

ブッダ最後の旅【 第1章 】4、パータリ村にて

【 第1章 】 4、パータリ村にて 19 さて、尊師はナーランダに心ゆくまでとどまって、それから若き人アーナンダに告げて言った。 「さあ、アーナンダよ。パータリ村へ行こう」と。 「かしこまりました」と ...

ブッダ最後の旅【 第3章 】12、大地震に関連して

【 第3章 】 12、大地震に関連して 10 そこで尊師は、チャーパーラ霊樹のもとにおいて念じて、よく気を付けて寿命の素因(潜勢力)を捨て去られた。尊師が寿命の素因を捨て去られた時に、大地震が起こった ...

ブッダ最後の旅【 第6章 】26、遺骨の分配と崇拝

【 第6章 】 26、遺骨の分配と崇拝 24 さて、マガダ国王であるアジャータシャトルは、「尊師はクシナガラでお亡くなりになったそうだ」ということを聞いた。 そこで、マガダ国王であるアジャータシャトル ...

スッタニパータ【第1 蛇の章】4、田を耕すバーラドヴァージャ

 わたしが聞いたところによると、あるとき尊き師(ブッダ)はマガダ国の南山にある「一つの茅」というバラモン村におられた。その時、田を耕すバラモン・バーラドヴァージャは、種子を捲く時に五百挺の鋤を牛に結び ...

スッタニパータ【第3 大いなる章】1、出家

【 第3 大いなる章 】 1、出家 405 眼ある人(釈尊)はいかにして出家したのであるか、彼はどのように考えたのちに、出家を喜んだのであるか、彼の出家をわれ(アーナンダ)は述べよう。 406 「この ...

スッタニパータ【第3 大いなる章】7、セーラ

 わたくしが聞いたところによると、ある時、師は大勢の修行僧千二百五十人と共にアングッタラーパという地方を遍歴して、アーバナと名づけるアングッタラーパのある町に入られた。結髪の行者ケーニヤはこういうこと ...

スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】1、序

【 第5 彼岸にいたる道の章 】 1、序 976 明呪(ヴェーダ)に通じたバラモン(バーヴァリ)は、無所有の境地を得ようと願って、コーサラ族の美しい都から、南国(デカン高原)へとやってきた。 977 ...

スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】18、十六学生の質問の結語

 師(ブッダ)は、マガダ国のパーサーカ霊地にとどまっておられた時、以上のことを説かれ、バーヴァリの門弟である十六人のバラモンに請われ問われる度ごとに、質問に対して解答をのべた。もしもこれらの質問の一つ ...

迦毘摩羅(かぴもら)

2世紀頃のインドの仏教僧。インド・マガダ国のパータリプトラ(華氏城)に生まれました。馬鳴に就いて嗣法。弟子には那伽閼刺樹那(龍樹/ナーガールジュナ)がいる。 バラモンの家系に生まれ、当初は仏教を非難し ...

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アジャータシャトル(阿闍世)

アジャータシャトル、クーニカ・アジャータシャトル Kunika Ajātashatru、阿闍世(あじゃせ)、未生怨(みしょうおん) 古い時代の仏典には「ヴィデーハ国王の女(むすめ)の子」という表現もあ ...

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ビンビサーラ(頻婆娑羅)

ビンビサーラ Bimbisara、頻婆娑羅(びんばしゃら) ビンビサーラは古代インドに栄えたマガダ国(現在のビハール州辺り)の王。マガダ国の勢力を大きく拡大した。ブッダの教えを聞き帰依したため、仏典に ...

スブーティ(須菩提)

スブーティ(Subhuuti、सुभूति)、須菩提(しゅぼだい) ブッダの十大弟子の一人で「解空第一」といわれています。コーサラ国のシュラバスティー(舎衛城)の長者、スダッタ(須達多長者)の弟である ...

マハーカッサパ(摩訶迦葉)

マハーカッサパ(Mahaakassapa、महाकस्सप)、摩訶迦葉 (まかかしょう)、大迦葉(だいかしょう)、迦葉(かしょう) ブッダの十大弟子の一人で「頭陀第一」といわれています。マガダ国の王舎 ...

モッガラーナ(目犍連、目連)

モッガラーナ(moggallaana、मोग्गळान)、目犍連(もっけんれん)、目連(もくれん)、摩訶目犍連(まかもっけんれん) ブッダの十大弟子の一人で「神通第一」といわれています。マガダ国のラー ...

サーリプッタ(舎利子、舎利弗)

サーリプッタ(saariputta、सारिपुत्त)、シャーリプトラ、舎利子(しゃりし)、舎利弗(しゃりほつ) ブッダの十大弟子の一人で「智恵第一」といわれています。マガダ国のラージャグリハ(王舎 ...

第一結集(だいいちけつじゅう)- 七葉窟(ななようくつ)

(七葉窟/インド・ビハール州ラージギル) 紀元前485年2月15日以降の出来事(インド) 仏教の開祖、お釈迦様(ゴータマ・シッダッタ/ブッダ)がクシナガラで入滅(諸説あり。この年表では565年誕生説に ...

マガダ国(摩訶陀国)

マガダ国とは、古代インドにおける十六大国の一つ。紀元前682年~紀元前185年。ナンダ朝のもとでガンジス川流域の諸王国を平定し、マウリヤ朝のもとでインド初の統一帝国を築いた。仏典には「摩訶陀国」と表記 ...

パータリプッタ(華氏城/パトナ/パータリプトラ)

パータリプッタとは、現在のビハール州の州都パトナに当たる場所で、古代インドにおける十六大国の一つマガダ国の首都で、ガンジス川沿いにあり、首都制定後に全インドの中心都市として栄えました。仏典には「華氏城 ...



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