山形県米沢市の寺院

投稿日:2017年11月5日 更新日:

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関興庵 臨済宗円覚寺派 山形県米沢市中央5-2-24

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山形県の特色 地域によって違いがあります

お盆にお供えするものとしてあべかわ餅ほうとうがよく使われます。郷土料理を供える意味合いが大きいようです。
山形県ではお盆の時期に親戚の家に行ってお仏壇に手を合わせると、子どもに「お盆玉」と言って「お年玉」と同様にもらえる風習があります。江戸時代、お盆は「藪入り(やぶいり)」と言って、商家に奉公する人たちにとっては、お休みをもらって実家に帰ることが許され、親元に帰る奉公人に対して衣類や下駄などをあげる風習がありました。この風習が時代と共に変化し、昭和のはじめのころには、子どもたちにお小遣いをあげるようになりました。これがお盆玉の由来と言われています。
山形県の一部地域では「告げ人」という風習がありました。故人の菩提寺に連絡する際に、男性2人組で出向いて告げる風習です。告げ人は、忌を避けるために男性2人一組となって動くのが基本で、1人では知らせに行きません。
山形県では通夜を「おつうや」と呼び、「念仏講」や「観音講」の人が集まって御詠歌を唱和します。
通夜の翌朝、葬儀・告別式の前に火葬をする「前火葬」の地域です。特に都市部以外の地域では、火葬後は自宅や式場ではなく、寺院で葬儀・告別式を行う場合も多いようです。
葬儀終了後の当日に、三十五日(五七日)法要までが行なわれる場合があります。埋葬は七七日の忌明けに行なわれます。

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