お釈迦様(ブッダ)

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釈迦族(しゃかぞく)

釈迦族とは、お釈迦様の出身種族の名前です。釈迦とは、シャーキヤ族、またはその領国のシャーキヤ国を指す名称でもあります。釈迦はシャーキヤを音写したものです。釈迦牟尼。釋迦族。梵語(サンスクリット語) Śākya シャーキヤ शाक्य巴語(パーリ語)・「姓に関しては太陽の裔といい、種族に関しては釈迦族といいます。王さまよ。私はその家から出家したのです。欲望をかなえるためではありません。」(スッタニパータ 423偈)<< 戻る
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五比丘(ごびく)

五比丘とは、成道以前のブッダとウルヴェーラの苦行林(前正覚山)で6年間の修行を行なった5人の修行者であり、ブッダがブッダガヤで成道後にはじめて教えを説いた(初転法輪)相手も彼らだといわれています。ブッダはブッダガヤでの成道後、最初に法を説く相手として、ウルヴェーラの苦行林(前正覚山)で共に6年間の修行を行なった五比丘のいる鹿野苑を訪れました。当初、五比丘は、修行を捨てたブッダが遠くから来るのを見て、軽蔑の念をも抱き歓迎を拒みましたが、ブッダの堂々とした姿を見て畏敬の念を抱いたことから、自然と座に迎えたといわれます。ブッダ自らが阿羅漢であり正等覚者であることを宣言したブッダは、気持ちの上で拒む五...
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初転法輪(しょてんぼうりん)

初転法輪とは、仏(ブッダ)が成道後、はじめて教えを説いた時のことをいいます。その場所は、インドのバラナシ(ベナレス)の北方約10kmに位置するサールナートの鹿野苑で、その教えを聞いたのは五比丘だと伝えられています。また、仏が説法することを転法輪といいます。ブッダはブッダガヤでの成道後、最初に法を説く相手として、ウルヴェーラの苦行林(前正覚山)で共に6年間の修行を行なった五比丘のいる鹿野苑を訪れました。当初、五比丘は、修行を捨てたブッダが遠くから来るのを見て、軽蔑の念をも抱き歓迎を拒みましたが、ブッダの堂々とした姿を見て畏敬の念を抱いたことから、自然と座に迎えたといわれます。ブッダ自らが阿羅漢で...
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八正道(はっしょうどう)

八正道とは、①正見(正しい見解)、②正思惟(正しい決意、正しい思い)、③正語(正しい言葉)、④正業(正しい行為)、⑤正命(正しい生活)、⑥正精進(正しい努力)、⑦正念(正しい思念、正しい気づかい)、⑧正定(正しい瞑想、正しい心の落ち着き)の八つの修行のことです。八聖道ともいいます。ブッダは、「苦諦」「集諦」「滅諦」「道諦」の四つの真理(四諦)を熟知し、中道、つまり八正道を実践すれば、一切の苦しみから解脱できると説きました。・「さとれる者(仏)と真理のことわり(法)と聖者の集い(僧)とに帰依する人は、正しい知慧をもって、四つの尊い真理を見る。すなわち(1)苦しみと、(2)苦しみの成り立ちと、(3...
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四諦/四聖諦(したい/ししょうたい)

四諦とはブッダの説いた4つの真理「苦諦」「集諦」「滅諦」「道諦」のことです。この四諦において、生きていることは「苦」であるという考えを具体的に示し、「苦」からの解放を説いています。「四諦」の「諦」という字の語源は「道理を明らかにする」という意味であって、「真理」や「悟り」を表しています。四聖諦ともいいます。ブッダの初転法輪(最初の説法)はベナレス(バラナシ)の近郊にある鹿野苑(ろくやおん:サールナート)で五比丘(5人の修行の仲間)に4つの聖なる真実、つまり四諦を説いたと伝えられています。「苦諦」(くたい)は、苦しみの真理のことで、この世は苦しみであるということ。生・老・病・死の四苦と、愛別離苦...
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カピラヴァストゥ – ブッダが王子として過ごした地(カピラ城)

カピラヴァストゥとは、釈迦族の都であり城で、お釈迦様が生後から出家するまで王子として過ごした地として仏典等に出てきます。ブッダ入滅後1000年ほどは仏教徒の巡礼の地であったようですが、仏教の八大聖地に入っていないためか、その所在地は現在、はっきりしていません。現在のインド・ネパール国境付近に位置していたようです。この地にいたカピラ (Kapila) という黄色い髪をした仙人(リシ)の名に由来すると伝えられ、「ヴァストゥ」とは「土地」を意味しています。漢訳仏典には迦卑羅婆率、迦毘羅婆蘇都、迦毘羅衛などの音写の記述の他、蒼城、蒼住城、黄赤城、黄頭居処、黄髪仙人住所、赤澤国、妙徳城などの意訳の記述も...
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ブッダ最後の旅 – 大パリニッバーナ経

【 第1章 】1、鷲の峰にて1 私はこのように聞いた。ある時、尊師は王舎城の鷲の峰(霊鷲山)におられた。その時、マガダ国王アジャータシャトル(阿闍世)は、ヴァッジ族を征服しようと欲していた。彼はこのように告げた。「このヴァッジ族は、このように大いに繁栄し、このように大いに勢力があるけれども、私は彼らを征服しよう。ヴァッジ族を根絶しよう。ヴァッジ族を滅ぼそう。ヴァッジ族を無理にでも破滅に陥れよう」と。(2005年に管理人が撮影した鷲の峰/霊鷲山)2 そこでマガダ国王アジャータシャトルは、マガダ国の大臣であるヴァッサカーラというバラモンに告げて言った。「さあ、バラモンよ、尊師のいますところへ行け。...
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仏陀(ブッダ)

仏陀(ブッダ)とは、Buddha の音写で、悟った人という意味です。歴史的には、実在したお釈迦様のことを意味します。仏、ぶつ、ほとけ、とも呼ばれる他、如来十号には、如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏世尊という呼び名もあります。また、仏教でいう過去七仏だけではなく、ブッダという存在および呼称は、仏教の成立以前からインドでは使われていました。お釈迦様のいた時代の原始仏教では、ブッダは「目覚めた人」を指す普通名詞として使われ、お釈迦様だけを指す固有名詞ではなかったようです。梵語(サンスクリット語) Buddha ブッダ巴語(パーリ語) Buddha ブッダ<< 戻...
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『観無量寿経』(かんむりょうじゅきょう)

観無量寿経は大乗仏教の経典です。別名『観無量寿仏経』、『無量寿仏観経』、『無量寿観経』ともいい、『観経』と略称されます。サンスクリット原典やチベット語訳が発見されていないため、中央アジア撰述説と中国撰述説の二つの説が有力視されています。①ルビ(かな読み)②漢訳本文(大太字)③講話また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。なお、短く区切っているのはスマホ対応の為です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶっせつかんむりょうじゅきょう仏説観無量寿経そうげんかちゅきょうりょうやしゃやく宋元...
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「正法眼蔵」出家功徳(しゅっけくどく)

龍樹菩薩言、問曰、若居家戒、得生天上、得菩薩道、亦得涅槃。復何用出家戒(問うて曰く、居家戒の若きは、天上に生ずることを得、菩薩の道を得、亦た涅槃を得。復た何ぞ出家戒を用ゐんや)。答曰、雖倶得度、然有難易。居家生業、種々事務。若欲専心道法家業則廃、若専修家業道事則廃。不取不捨、能応行法、是名為難。若出家、離俗絶諸忿乱、一向専心行道為易(答へて曰く、倶に得度すと雖も、然も難易有り。居家は生業、種々の事務あり。若し道法に専心せんと欲へば、家業則ち廃す、若し家業を専修すれば道事則ち廃す。取せずせずして能く応に法を行ずべし、是れを名づけて難と為す。若し出家なれば、俗を離れて諸の忿乱を絶し、一向専心に行道...
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『伝光録』(でんこうろく)

正安元(1299)年、加賀の大乗寺に戻り、正安2(1300)年、義介禅師の代理として大乗寺の修行僧に対し釈尊以来五十三祖の機縁を提唱し、後に『伝光録』としてまとめられます。坐禅・仏法が釈尊からインド、中国の祖師へ伝わり、そして日本の道元禅師から懐奘禅師に至るまでの経緯を示しながら説いています。53人の祖師について、それぞれ【本則】、【機縁】、提唱部分を【拈提】、結びの頌(詩)を【頒古】に分けてまとめています。「正法眼蔵」にならぶ曹洞宗における重要な宗典と位置づけられています。なお、写本により差異がありますが、こちらに掲載しているものは明治十八年刊行、諸獄山蔵版『伝光録』(大内本)を底本とした上...
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「正法眼蔵」供養諸仏(くようしょぶつ)

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「正法眼蔵」帰依仏法僧(きえぶっぽうそう)

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「正法眼蔵」発菩提心(ほつぼだいしん)

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「正法眼蔵」八大人覚(はちだいにんがく)

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「正法眼蔵」出家(しゅっけ)

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「正法眼蔵」他心通(たしんつう)

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「正法眼蔵」安居(あんご)

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「正法眼蔵」神通(じんづう)

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「正法眼蔵」大修行(だいしゅぎょう)

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「正法眼蔵」三十七品菩提分法(さんじゅうしちほんぼだいぶんぽう)

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「正法眼蔵」三昧王三昧(ざんまいおうざんまい)

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「正法眼蔵」如来全身(にょらいぜんしん)

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「正法眼蔵」発菩提心(ほつぼだいしん)

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「正法眼蔵」祖師西来意(そしせいらいい)

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「正法眼蔵」法性(ほっしょう)

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「正法眼蔵」見仏(けんぶつ)

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「正法眼蔵」十方(じっぽう)

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「正法眼蔵」梅華(ばいか)

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「正法眼蔵」面授(めんじゅ)

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「正法眼蔵」無情説法(むじょうせっぽう)

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「正法眼蔵」仏道(ぶつどう)

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