文献 『典座教訓』12、学問も修行も天地のいのちに気付くこと
どうねん7がつ、同年七月、さんぞうてんどうにかしゃくす。山僧天童に掛錫す。ときにかのてんぞきたってしょうけんして時に彼の典座来得て相見していわく、「かいげりょうにてんぞをたいし云く、「解夏了に典座を退しごうにかえらんとす。郷に帰り去らんとす。たまたまひんでいのろうしこりに適兄弟の老子箇裏にありととくをきく、なんぞ在りと説くを聞く、如何ぞきたってしょうけんせざらん。」来って相見せざらん。」さんぞう、きようかんげき、山僧、喜踊感激、たをせっしてせたするのついで、佗を接して説話するの次で、ぜんじつはくりにありしもじべんどう前日舶裏に在りし文字弁道のいんねんをせつしゅつす。の因縁を説出す。てんぞいわく...