「仏教を本気で学ぶ」 一覧

不休息菩薩(ふきゅうそくぼさつ)

  不休息菩薩とは、言葉の通り休む暇なく道を求めるという意味で、 Aniksiptadhura(アニクシプタドゥラ)の音写です。 << 戻る

踊り念仏(おどりねんぶつ)

2021/09/10   -仏教を本気で学ぶ
 

  念仏や和讃(わさん・仏教歌謡)をとなえ、鉦(かね)・太鼓(たいこ)などを打ち鳴らしながら歓喜(かんき)の状態になる踊り。平安時代に空也(こうや)が民衆にすすめたのに始まり、鎌倉時代に一遍 ...

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五蘊(ごうん)

2021/08/31   -仏教を本気で学ぶ
 

五蘊とは、五つの集まり、五種の群れを意味します。私たちの存在を含めて、あらゆる存在を五つの集まり(五蘊)の関係においてとらえる見方です。五陰(ごおん)ともいいます。名称と形態の観念との結びつき。三科の ...

寿老神(じゅろうじん)

  寿老神とは、道教の神であり、中国の伝説上の人物です。道教の神・南極老人(南極老人星・カノープス)の化身を現わしていると考えられています。中国の寿星で、唐代、宋代の古画には、群仙の一人とし ...

竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)

  竹林精舎とは、インド・ビハール州のラージギルにあります。現地ではVenuvanaといいます。ブッダが竹林精舎に滞在した時代、ラージギルはビンビサーラ王(頻婆娑羅王・びんばしゃらおう)が統 ...

食堂(じきどう)- 仏教建築

  食堂とは、仏教寺院において僧侶が斎食(さいじき:正午や決まった時間にとる食事)をとるための主要な建物で、七堂伽藍の一つに数えられます。斎堂ともいいます。食堂は単に食べる場所ではなく、作法 ...

恵比寿神(えびすしん)

  恵比寿神とは、七福神唯一の日本で産まれた神で、イザナギとイザナミとの間に第三番目の子として生まれ、蛭子尊(ヒルノミコト)と名付けられました。幼少のころ、脚が立たず歩行困難のため、両親が意 ...

金剛杵(こんごうしょ)

  金剛杵とは、煩悩をも破砕すると言われる金属製の法具です。基本的には細長く、両端が広がっていて、真ん中がくびれ、手で握って使います。両端が尖っているものを独鈷杵(とっこしょ・どっこしょ)、 ...

二十五菩薩(にじゅうごぼさつ)

  二十五菩薩とは、臨終の際に極楽浄土から阿弥陀如来と共に、これから往生をとげようとする念仏の行者を浄土へ迎えに来る25の菩薩の一団です(来迎)。源信の『往生要集』に二十五菩薩のことが書かれ ...

火葬許可証(かそうきょかしょう)

  火葬許可証とは、遺体を火葬する際に必ず必要な書類で、これがないと火葬することは出来ません。死亡届、死亡診断書を自治体に提出すると発行されます。なお、これらの手続き方法は自治体によって異な ...

六欲天(ろくよくてん)

2021/05/02   -仏教を本気で学ぶ
 

  六欲天とは、天上界の中でも人間界に近い階層で、財欲・色欲・飲食欲・名誉欲・睡眠欲などの五欲を持ったものの住む欲界の6つの天界のことをいいます。六天ともいい、人間界に近い階層から記載すると ...

賽銭泥棒(さいせんどろぼう)

2021/05/01   -仏教を本気で学ぶ
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  賽銭泥棒とは、お寺や神社にお参りに行った時に、お賽銭が入っている賽銭箱からお金を盗む行為です。また、仏像などの前に賽銭として置いているものや池の中に投げ込まれた賽銭などを盗むことも同様で ...

忉利天(とうりてん)- 三十三天

  忉利天とは、仏教世界観における天の1つで、欲界の六欲天の内の第2天です。須弥山(しゅみせん)の頂上にあり、その東西南北にそれぞれ8つの城、中央に善見城(ぜんけんじょう)があり、合計33の ...

羂索(けんさく)

  もともとは鳥獣魚を捕らえる投げ縄のことでしたが、一切衆生を仏法へと導く象徴とされるようになりました。青・黄・赤・白・黒の5色の糸をより合わせて作られた縄状で、端に金剛杵(こんごうしよ)・ ...

ラトナギリ(多宝山)

2021/04/28   -仏教を本気で学ぶ
 

  この写真はインド・ビハール州のラージギルから北東へ5キロ程のところにあるラトナギリ(多宝山)からの眺めです。写真右下には霊鷲山(りょうじゅせん)も見えています。法華経など多くのお経に登場 ...

勢至菩薩(せいしぼさつ)

  勢至菩薩は、大勢至菩薩、得大勢至菩薩などとも呼ばれます。サンスクリット(梵語)では、マハースターマプラープタといい、智慧の光をもってあまねくいっさいを照らし、無上の力を得させるという菩薩 ...

ラージギル - ブッダ布教の地(王舎城)

  ラージギルはブッダ布教の地として仏教の八大聖地の一つに数えられます。この一帯にはマガダ国の首都・王舎城(おうしゃじょう/ラージャグリハ)、仏教史上最初の寺院と考えられる竹林精舎(ちくりん ...

世間(せけん)

2021/04/24   -仏教を本気で学ぶ
 

  「世間体が悪い」「世間の物笑いになる」「世間に顔向けできない」「渡る世間に鬼は無し」などのように一般的に使われている「世間」という言葉は、地域や国、社会というような範囲を指して、それを肯 ...

眷属(けんぞく)

  仏教用語で使われる場合の眷属とは、仏・菩薩・天・明王などを取り巻くもののことをいいます。大乗仏教の世界で様々な仏・菩薩・天・明王などが登場するようになると、それぞれの場所で主となる仏・菩 ...

釈迦堂(しゃかどう)

  釈迦堂とは、釈迦如来を本尊とする仏堂のことです。また、その全てを釈迦堂というわけではなく、宗派や、伽藍が整備された年代、寺院規模などにより呼び方の違いがあります。釈迦堂であるからこの形で ...

八部鬼衆(はちぶきしゅう)

  八部鬼衆とは、四天王に仕え仏法を守護する8種族の鬼神です。乾闥婆(けんだつば)、毘舎闍(びしゃじゃ)、鳩槃荼(くばんだ) 、薜茘多(へいれいた)、那伽(ナーガ、龍神)、富單那(ふたんな) ...

霊鷲山(りょうじゅせん)

  霊鷲山とは、インド・ビハール州のラージギルから北東へ5キロ程のところにある小高い岩山です。この場所でブッダが弟子たちに多くの説法をしたところとして知られています。この岩山の頂上には大きな ...

夜叉(やしゃ)

  夜叉とは、元々は神的存在、霊的存在を意味しており、一般名詞であり、個別の神をさすものではありません。インド神話においては夜叉には男と女があり、梵語で男はヤクシャ、女はヤクシーもしくはヤク ...

巴語(パーリ語)

2021/04/20   -仏教を本気で学ぶ
 

  巴語(パーリ語)とは、南伝上座部仏教(Theravada Buddhism)の経典(『パーリ語経典』)で主に使用される言語です(⇔北伝・梵語)。「パーリ」とはもともと「外耳」「線」「列」 ...

荼毘(だび)- 火葬

2021/04/19   -仏教を本気で学ぶ
 

  荼毘とは、現代日本では一般的な葬法である火葬のことです。また、火葬することを「荼毘に付す」といいます。その語源とされるのは、梵語でディヤーパヤティ、巴語ではジャーペーティで、「燃やす」と ...

仏舎利(ぶっしゃり)- ブッダの遺骨の分配

  仏舎利とは、お釈迦様(ブッダ)がクシナガラで入滅し荼毘(だび)に付された際の遺骨のことです。また、その際に出た灰をも含まれる場合があります。舎利は梵語ではシャリーラといい「遺骨」「遺体」 ...

護法善神(ごほうぜんじん)

  護法善神とは、仏法および仏教徒を守護する主に天部の神・鬼神のことです。梵天 (ぼんてん) ・帝釈天 (たいしゃくてん) ・四天王・十二神将・十六善神・二十八部衆などに含まれる神・鬼神のこ ...

三門・山門(さんもん)

  仏教寺院において正式な入口のことを三門または山門といいます。空門(くうもん)、無相門(むそうもん)、無作門(むさもん)の三境地を通って境内に入るという意味で三解脱門(さんげだつもん)とも ...

経蔵(きょうぞう)- 仏教建築

  経蔵とは、仏教寺院において経典や仏教に関する書物を収蔵する主要な建物です。経堂・経庫などともいわれます。また、経蔵の中央に輪蔵(りんぞう)が設置されている場合、中心軸に沿って回転させるこ ...

不動明王(ふどうみょうおう)

  不動明王とは、梵語ではアチャラ・ナータと呼ばれ、アチャラとは山のように動かないこと、ナータとは守護者・尊のことで、全体としては「揺るぎなき守護者」の意味を持ちます。五大明王・八大明王の一 ...

御影堂(みえいどう)

  仏教寺院において一宗の開祖・祖師や寺院の開山・開基の像や位牌を祀った堂のことを御影堂といいます。宗派によって、開山堂、祖堂、大師堂、法華堂などと呼ばれる場合があります。真言宗の御影堂など ...

天蓋(てんがい)

2021/04/15   -仏教を本気で学ぶ
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  天蓋とは、仏像や住職が座っている上部にかざされる長方形・六角形・八角形・円形など笠状の仏具です。寺院の本堂などの諸堂に祀られている仏像の上部には「仏天蓋」が、住職が座っている位置の上部に ...



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