【仏教用語/人物集 索引】

『正法眼蔵随聞記』70、学人第一の用心は先ず我見を離るべし

投稿日:1235年6月11日 更新日:

また示して云く、学人第一の用心は、先ず我見を離るべし。我見を離るとは、この身を執すべからず。たとひ古人の語話を窮め、常坐鉄石の如くなりと雖も、この身に著して離れざらんは、万千生仏祖の道を得べからず。

何に況んや権実の教法、顕密の聖教を悟得すと雖も、この身を執する之心を離れずは、徒らに他の宝を数えて自ら半銭之分なし。

ただ請うらくは学人静坐して道理を以てこの身之始終を尋ぬべし。身躰髪膚は父母之二滴、一息に駐まりぬれば山野に離散して終に泥土となる。何を以ての故にか身を執せんや。

況んや法を以て之れを見れば十八界之聚散、何の法をか定めて我身とせん。教内教外別なりと雖も、我身之始終不可得なる事、之れを以て行道之用心とする事、是れ同じ。先ずこの道理を達する、実に仏道顕然なる者なり。

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『正法眼蔵随聞記』

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