「 芙蓉道楷 」 一覧

『伝光録』第四十五祖。芙蓉山道楷禅師。

【本則】 第四十五祖。芙蓉山道楷禅師。参投子青和尚。乃問。仏祖言句如家常茶飯。離之外別有為人処也無。青曰。汝道。寰中天子勅。還假堯舜禹湯也無。師欲進語。青以払子撼師口曰。汝発意来。早有三十棒分。師即開 ...

「正法眼蔵」家常(かじょう)

おほよそ仏祖の屋裡には、茶飯これ家常なり。この茶飯の儀、ひさしくつたはれて而今の現成なり。このゆゑに、仏祖茶飯の活計きたれるなり。 大陽山楷和尚、問投子曰、仏祖意句、如家常茶飯。離此之余、還有為人言句 ...

「正法眼蔵」行持(ぎょうじ)下

真丹初祖の西来東土は、般若多羅尊者の教勅なり。航海三載の霜華、その風雪いたましきのみならんや、雲煙いくかさなりの嶮浪なりとかせん。不知のくににいらんとす、身命ををしまん凡類、おもひよるべからず。これひ ...

「正法眼蔵」嗣書(ししょ)

仏々かならず仏々に嗣法し、祖々かならず祖々に嗣法する、これ証契なり、これ単伝なり。このゆゑに無上菩提なり。仏にあらざれば仏を印証するにあたはず。仏の印証をえざれば、仏となることなし。仏にあらずよりは、 ...

「正法眼蔵」山水経(さんすいきょう)

而今の山水は、古仏祖の道現成なり。ともに法位に住して、究尽の功徳を成ぜり。空劫已前の消息なるがゆゑに、而今の活計なり。朕兆未萌の自己なるがゆゑに、現成の透脱なり。山の諸功徳高広なるをもて、乗雲の道徳か ...

芙蓉道楷(ふようどうかい)

1118/01/01   -人物
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中国・宋時代の禅僧。投子義青に就いて嗣法。弟子には丹霞子淳がいる。 ・「芙蓉山の楷祖、もはら行持見成の本源なり。国主より定照禅師号ならびに紫袍をたまふに、祖、うけず、修表具辞す。国主とがめあれども、師 ...



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