「人物」 一覧

青原行思(せいげんぎょうし)

  中国唐の時代の禅僧。吉州安復県出身。大鑑慧能に就いて嗣法。弟子には石頭希遷がいる。諡は弘済禅師。青原山浄居寺。 子供の頃に寺に入り、しばらく修行した後に曹渓山(広東省韶関市曲江区)の大鑑 ...

普寂(ふじゃく)

  中国唐の時代。蒲州河東県出身。中国禅宗・北宗の二祖。大通神秀に就いて嗣法。弟子には道璿、宏正(弘正)、一行がいる。諡は大照禅師。別名は華厳尊者、両京法主、三帝国師。 法華・唯識・律を学び ...

一行(いちぎょう、いっこう)

  中国唐の時代。邢州鉅鹿県出身。中国の僧であり、天文学者でもある。俗名は張遂で、大衍暦を編纂した。真言八祖(伝持の八祖)の一人であり伝持六祖。師は普寂、恵真、善無畏、金剛智。諡は大慧禅師。 ...

藤原不比等(ふじわらのふひと)

  飛鳥時代から奈良時代初期にかけての公卿。藤原鎌足の次男。文献によっては史と記されている場合もある。『興福寺縁起』『大鏡』『公卿補任』『尊卑分脈』などの史料では天智天皇の落胤と書かれる。諡 ...

大鑑慧能(たいかんえのう)

  中国唐の時代。范陽郡涿県(河北省保定市涿州市)出身。中国禅宗の六祖(南宗)。大満弘忍に就いて嗣法。弟子には青原行思、南嶽懐譲、南陽慧忠、荷沢神会、永嘉玄覚、司空本浄がいる。諡は大鑒真空普 ...

大通神秀(だいつうじんしゅう)

  中国唐の時代。汴州尉氏県(河南省開封市尉氏県)出身。中国禅宗の六祖で北宗としては開祖。大医道信に就いて嗣法。弟子には普寂がいる。諡は大通禅師。 彼の禅法は段階的に悟りを進める「漸悟」であ ...

道昭(どうしょう)

  道昭とは、玄奘三蔵が師であり、弟子に行基がいる河内国丹比郡船連(ふねのむらじ)(現・大阪府堺市)出身の法相宗の僧です。父は船恵尺。道紹や道照とも表記されます。 出家して元興寺において戒行 ...

大満弘忍(だいまんこうにん)

  中国唐の時代。蘄州黄梅県(湖北省黄岡市黄梅県)出身。中国禅宗の五祖。大医道信に就いて嗣法。弟子には大通神秀、大鑑慧能がいる。蘄州黄梅県を中心に活動し、弟子の五祖弘忍と共に「東山法門」と呼 ...

藤原鎌足(ふじわらのかまたり)

  飛鳥時代の政治家。日本の歴史における最大氏族「藤原氏」の始祖。 大化の改新の中心人物であり、改新後も中大兄皇子の腹心として活躍し、藤原氏繁栄の礎を築いた。『藤氏家伝』には「偉雅、風姿特秀 ...

玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)

  玄奘三蔵とは、中国(唐)の訳経僧です。玄奘とは僧名で、また諱でもあります。僧の最高峰である「三蔵」の号を得た高僧で、初代三蔵の鳩羅摩什(くまらじゅう)と共に「二聖」、あるいは真諦と不空金 ...

大医道信(だいいどうしん)

0651/09/04   -人物
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  中国唐の時代。蘄州永寧県(湖北省黄岡市武穴市)出身。中国禅宗の四祖。鑑智僧璨に就いて嗣法。弟子には大満弘忍がいる。蘄州黄梅県を中心に活動し、弟子の五祖弘忍と共に「東山法門」と呼ばれる一大 ...

阿倍内麻呂(あべのうちまろ)

  飛鳥時代の豪族。阿倍鳥の子。官職は左大臣。 皇極天皇4年/大化元年(645年)中大兄皇子と中臣鎌子により蘇我入鹿が暗殺され、その父・蝦夷は自殺して蘇我本宗家は滅亡した(乙巳の変)。皇極天 ...

蘇我蝦夷(そがのえみし)

  飛鳥時代の政治家・貴族。大臣として権勢を振るうが乙巳の変で自害した。 生誕 586年 命日 皇極天皇4年6月13日(645年7月11日) あなたに おすすめページ💡 戒名 ...

蘇我入鹿(そがのいるか)

  飛鳥時代の豪族。蘇我蝦夷の子。大臣として大和朝廷の有力者であったが、乙巳の変において討たれ、その後蘇我氏が凋落するきっかけとなる。青少年期は僧・旻に学問堂で学び、「吾が堂に入る者に宗我大 ...

ムハンマド/マホメット

  イスラム教の開祖、軍事指導者、政治家。アラビア半島中西部、ヒジャーズ地方の中心都市メッカの支配部族であるクライシュ族出身で、その名門ハーシム家のひとり。イスラム教では、モーセ、イエスその ...

蘇我馬子(そがのうまこ)

  蘇我馬子とは、飛鳥時代の豪族。敏達天皇の下で大臣に就き、以降、用明天皇、崇峻天皇、推古天皇の4代に仕え、54年に渡り権勢を振るい、蘇我氏の全盛時代を築きました。邸宅に島を浮かべた池があっ ...

鞍作鳥(くらつくりのとり)

  鞍作鳥とは、7世紀初はじめごろ、飛鳥時代の代表的な仏像彫刻師です。鞍作止利とも表記されます。渡来人で仏教をつたえたと言われる司馬達等(しばたっと)の孫で、止利仏師(とりぶっし)ともいわれ ...

聖徳太子(しょうとくたいし)

  厩戸皇子(うまやどのみこ、うまやどのおうじ)、厩戸王(うまやとおう)とも呼ばれ、飛鳥時代の皇族・政治家。用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。「聖徳太子」は後世の尊称な ...

鑑智僧璨(かんちそうさん)

  中国唐の時代。中国禅宗の三祖。慧可に就いて嗣法。弟子には大医道信がいる。「璨」とは、「美しい珠」、「光り輝く宝玉(宝石)」。唐の玄宗により鑒智禅師の諡を賜る。 生誕 生年不詳(推定500 ...

慧満(えまん)

0600/01/01   -人物
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  中国唐の時代、河南省栄陽の出身。僧那に就いて嗣法。弟子には道昭がいる。隆化寺。 慧満の禅の教えを受けた道昭は、その教えを日本に初めてもたらし、国内初の禅院である飛鳥寺の禅院には多くの仏道 ...

僧那(そうな)

0600/01/01   -人物
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  中国唐の時代。慧可に就いて嗣法。弟子には慧満がいる。 生誕  命日  あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ(故人/生前/法名授与も) << 戻る

智顗(ちぎ)

  智顗とは、中国の南北朝時代から隋にかけての僧侶。天台教学の大成者であり、天台宗の開祖ですが、慧文、慧思に次いで第三祖ともされています(龍樹を開祖とし慧文を第二、慧思を第三、智顗を第四祖と ...

慧可(えか)

  洛陽虎牢出身。幼名は神光。中国禅宗の二祖。正宗普覚大師。菩提達磨大師に就いて嗣法。弟子には鑑智僧璨、僧那がいる。 はじめは儒教や老荘思想を学んだが得心せず、洛陽香山(現在の龍門山)の永穆 ...

菩提達磨大師(ぼだいだるまたいし)

お釈迦さまから28代目の祖師である菩提達磨大師は、西インドから中国に至り、大乗仏教をもたらしたインド人僧侶です。震旦初祖、円覚大師とも呼ばれ、達摩と表記される場合もあります。般若多羅尊者に就いて嗣法。 ...

般若多羅(はんにゃたら)

0520/01/01   -人物
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不如蜜多に就いて嗣法。第27祖。弟子には菩提達磨がいる。 ・「第二十七祖般若多羅尊者道、貧道出息不隨衆縁、入息不居蘊界。常転如是経、百千万億巻。非但一巻両巻(貧道は出息衆縁に隨はず、入息蘊界に居せず。 ...

婆舎斯多(ばしゃした)

0520/01/01   -人物
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6世紀頃、カシミール生まれの仏教僧。師子菩提に就いて嗣法。弟子には不如蜜多がいる。 生誕  命日  あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ(故人/生前/法名授与も) << 戻 ...

不如蜜多(ふにょみった)

0515/01/01   -人物
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婆舎斯多に就いて嗣法。弟子には般若多羅がいる。 生誕  命日  あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ(故人/生前/法名授与も) << 戻る

師子菩提(ししぼだい)

0500/01/01   -人物
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6世紀頃のインドの仏教僧。鶴勒那に就いて嗣法。弟子には婆舎斯多がいる。 梵語(サンスクリット語)でĀryasimha(アーリヤシンハ)、意訳して師子、獅子とも表記されます。 インド西北部にあった罽賓国 ...

鶴勒那(かくろくな)

0440/01/01   -人物
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月氏国のバラモンの家系に生まれました。摩拏羅に就いて嗣法。弟子には師子菩提がいる。 梵語(サンスクリット語)でHaklenayaśa(ハクレーナヤシャ)といい、鶴勒夜奢、鶴勒とも記述されます。 生誕  ...

摩拏羅(まぬら)

0420/01/01   -人物
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世親/婆修盤頭に就いて嗣法。弟子には鶴勒那がいる。 伝法の偈 心随万境転  心は万境に随って転ず 転処実能幽  転処実に能く幽なり 随流認得性  流れに随って性を認得すれば 無喜亦無憂  喜びもなくま ...

世親/婆修盤頭(せしん/ばしゅばんず)

0400/01/01   -人物
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インド西北部にあったガンダーラ国(現在のパキスタン、ペシャーワル地方)のバラモンの家系に生まれました。父の名はカウシカ(Kauśika、憍尸迦)、母の名はヴィリンチ(Viriñci、比隣持)。実の兄は ...

闍夜多(しゃやた)

0380/01/01   -人物
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インドの仏教僧。鳩摩羅多に就いて嗣法。弟子には世親/婆修盤頭がいる。 生誕  命日  あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ(故人/生前/法名授与も) << 戻る



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