仏教を本気で学ぶ 吉祥悔過(きちじょうけか) 吉祥悔過とは、吉祥天女を本尊としてまつり、最勝王経を読み、罪を懺悔して国家の安泰や作物の豊穣を願う、毎年正月に行われる法会です。「吉祥」は仏教の守護神とされる吉祥天のこと。「悔過」は間違いを悔いること。仏教の言葉で、「吉祥天悔過」を略した言葉です。関連動画:オンライン懺悔(鐘の音・20秒間隔) ロウソクの灯 Confession time<< 戻る 2020.10.16 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ ご褒美 働いて勉強してご褒美があったらうれしい掃除して片づけてキレイになったらうれしい子育てして面倒を見てかわいい姿を見られたらうれしい人生の中でうれしいを探してうれしいを見つけたらうれしい<< 戻る 2020.10.16 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 優先順位 生きるということはいろんなものに優先順位をつけて進むことだ無意識の優先もあれば意識した順位もある良いか悪いかそれは関係ないそれぞれが判断する結び目に優先順位がある優先順位をつけているのは自分だ他人が他人の優先順位を決めるものではない自分のことが出来るようになれば他人を優先するのも良いだろうしかし自分のことが出来ていないのに他人を優先するのには違和感を感じる先ずは自分を優先して見て欲しい自分がやらなければいけないことで迷惑をかけていては元も子もない優先することは優遇することではないこうありたいと自分を飾ってはいけない自分を見なければ誤った優先順位をつけてしまう優先順位をつけているのは自分だから先... 2020.10.16 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 家と墓 家は土地に縛り付け墓は寺に縛り付けそれで安心する人もいればそれが不安な人もいる自分で踏ん張っていれば自分の意志だ誰かに縛り付けられたら自分の意志じゃないどんなこともどんな人も縛り付けられているというような錯覚はさっさとゴミ箱に捨ててしまおう<< 戻る 2020.10.16 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 銀閣寺をオンライン拝観 慈照寺(銀閣寺)ライブカメラアクセス数が多めだっだたから少し覗いて見たコロナ禍の銀閣寺貸しきり状態写真撮り放題でもこれが本当のオンライン拝観<< 戻る 2020.10.15 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ バラモン(仏教) バラモン(婆羅門)とは、通常バラモン教やヒンドゥー教の司祭階級の総称ですが、「スッタニパータ」など原始仏教の最古層のテキストでは、修行を完成した人、理想的な修行者のことを仏教においてもバラモンと呼んでいます。「スッタニパータ【第3 大いなる章】9、ヴァーセッタ」では、生まれによってバラモンと呼ばれるのではなく、行為によってバラモンと呼ばれると、仏教への所属の有無に関係なく、そのようにバラモンを再定義しています。・「真のバラモンは、正しい道のほかには、見解・伝承の学問・戒律・道徳・思想の内のどれによっても清らかになるとは説かない。彼は禍福に汚されることなく、自我を捨て、この世において禍福の因をつ... 2020.10.11 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 紅蓮地獄(ぐれんじごく) 紅蓮地獄とは、この地獄の生きものは、寒苦のために肉がさけて血が流れ、その様は紅蓮のようであることからその名がついている。仏教最古のテキスト「スッタニパータ【第3 大いなる章】10、コーカーリヤ」にもその内容が詳しく出てきます。後のアビダルマ教義学の体系では八寒地獄の内の第七とされました。<< 戻る 2020.10.10 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 借香(しゃっこう) 借香とは、お葬式や法事などの法要の際、すでに会場に備えられた抹香や線香を利用することです。近年では借香が当たり前に思われていますが、本来、抹香や線香は供えるために自分で用意する物でした。また、自分が選んだ香(抹香や線香)を持参する、自分の香のことを自香(じこう)といいます。地域やご家庭によって違いがあると思いますが、法事などの法要の際、焼香のために香盆をまわすことがあります。自分の番に回ってきたらそのお盆の上などに小銭を置いて、焼香します。お賽銭のようなものと思っている方もいるようですが、それはお寺、もしくは、法要を主催する家の香を使わせてもらうことから、そのお礼の意味で出すものだと考えられま... 2020.10.10 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 自香(じこう) 自香とは、焼香をする際や線香を供える際に、自分が選んだ香(抹香や線香)を持参する、自分の香のことです。本来、抹香や線香は供えるために自分で用意する物でした。ただ、近年ではすでに会場に備えられた抹香や線香を利用する(借香)ことが多くなっています。地域やご家庭によって違いがあると思いますが、法事などの法要の際、焼香のために香盆をまわすことがあります。自分の番に回ってきたらそのお盆の上などに小銭を置いて、焼香します。お賽銭のようなものと思っている方もいるようですが、それはお寺、もしくは、法要を主催する家の香を使わせてもらうことから、そのお礼の意味で出すものだと考えられます。<< 戻る 2020.10.10 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 誕生日と命日 誕生日を祝う人はめでたい日だと喜び命日を弔う人はいたましい日だと悲しむどちらも同じ日を共有しているどちらかが遠慮することもなく止めることもできないそんな世界を共有しているそんなつながりを見つめると感謝の気持ちが湧いてくるその只中にいるのだから<< 戻る 2020.10.09 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 香典(こうでん)- 香奠 香典とは、葬儀の際に亡くなった方の霊前などに供える金品、もしくは法事の際に仏前に供える金品をいいます。「香」の字が入っているのは、香・線香の代わりに供えるという意味と香・線香を貸していただくという意味があります。本来、抹香や線香は供えるために自分で用意する物(自香)でした。会場の「香」を使う場合は借香といい、香を借りますという意味があります。「典」「奠」とは霊前に供える金品の意味で使われます。香典の言葉の意味は以上の通りですが、実際には亡くなった方のご遺族が葬儀や法事を行うための費用を、故人に縁のある方が援助する為に出し合う金品との理解で間違いないと考えられます。ただし、地域や寺院の方針でこれ... 2020.10.08 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ ラーフ ラーフ(Rahu)はインド神話に出てくる鬼神。この鬼神が月や太陽を呑むので、月食や日食が起きると考えられていた。・「貪欲を離れ、諸々の感官を静かに保ち、月がラーフの捕われから脱したように捕われることのない人々、そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。」(スッタニパータ 465偈)<< 戻る 2020.10.08 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 霊園(れいえん) 霊園とは、お墓を設けるための土地で、宗教法人や公益法人が公益事業を目的として運営する民営霊園、または、都道府県や市区町村が運営する公営霊園の2種類があります。その地域によって状況が異なりますが、霊園という場合と、墓地という場合があると思います。一般的に、墓地とは寺院の境内地にあるものをさす場合が多いようです。ただし、墓地、埋葬などに関する法律によると「この法律で「墓地」とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可をうけた区域をいう。」とのことなので、お墓があるところが霊園という名であっても、法律上は墓地と呼んで問題ありません。<< 戻る 2020.10.07 仏教を本気で学ぶ便り
仏教を本気で学ぶ 墓地(ぼち) 墓地とは、お墓を設けるための土地ですが、その地域によって状況が異なります。一般的に、墓地とは寺院の境内地にあるものをさす場合が多いようです。墓地、埋葬などに関する法律によると「この法律で「墓地」とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可をうけた区域をいう。」とのことなので、法律上はお墓があるところを墓地と呼んで問題ありません。寺院の境内地にある墓地に対して、霊園と呼ばれるものは、宗教法人や公益法人が公益事業を目的として運営する民営霊園、または、都道府県や市区町村が運営する公営霊園の2種類があります。<< 戻る 2020.10.07 仏教を本気で学ぶ便り
仏教を本気で学ぶ 法要(ほうよう) 法要とは、僧侶が日常的に朝・昼・晩などにお経を読み行う行事や忌日や特別な日、毎月行うなどの行事、法事・仏事・法会などの儀式祭礼などの仏教行事のことをいいます。もともとは、お釈迦様の教えを知るということだったので、現在も法要ではお経を読みます。一般的には亡くなった人の供養を法要という場合が多いようです。「オンライン法要」「年回忌法要早見表」「」「初七日」「二七日」「三七日」「四七日」「五七日」「六七日」「四十九日法要」「百箇日法要」「一周忌法要」「三回忌法要」「七回忌法要」「十三回忌法要」「三十三回忌法要」一般的に行うことが多い法要をあげましたが、この他にも法要の種類は数多くあります。<< 戻る 2020.10.07 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 金箔(きんぱく) 金箔とは、金を薄~く伸ばしたものですが、金色の仏像は金箔が貼られています。観単には剥がれないのでしょうが、仏像の掃除をする際にはとても気を使うものです。そんな時に金箔がまばらに剥がれているところを見ては、「むかし誰かがぬれ雑巾かなんかで雑に拭いたんじゃないか」と勘ぐってしまうこともありました。実際はどうなんでしょうか?インドには仏教の聖地があり、世界各国から巡礼に訪れる人が多いのですが、そういう人たちの中には誰にも許可なく急に仏像に金箔を貼りだすことがありました。供養かな!?とは思いますが、海外ではそのようなことも起こり、お国柄というか、日本では起きないことだなと思いました。<< 戻る 2020.10.04 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 欣求浄土(ごんぐじょうど) 欣求浄土とは、心から喜んで浄土に往生することを願い求めることです。源信の『往生要集』には、大文第一を厭離穢土(おんりえど)、第二を欣求浄土とし、この思想を浄土信仰の基本としています。その中では、穢土の内容を地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道と規定して、浄土での十楽を願い、穢土をいとい離れることをすすめています。また、戦国時代、徳川家康の馬印に「厭離穢土欣求浄土」が使われていました。松平元康(後の徳川家康)は、桶狭間の戦いで今川義元討死の後、菩提寺である三河国大樹寺へと逃げ、その時13代住職の登誉が「厭離穢土欣求浄土」と説きました。以後、戦国の世を穢土とし、平和な世を浄土として「厭離穢土欣求浄... 2020.10.04 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 厭離穢土(おんりえど) 厭離穢土とは、この世をけがれた世界として厭(いと)い離れることです。源信の『往生要集』には、大文第一を厭離穢土、第二を欣求浄土(ごんぐじょうど)とし、この思想を浄土信仰の基本としています。その中では、穢土の内容を地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道と規定して、浄土での十楽を願い、穢土をいとい離れることをすすめています。また、戦国時代、徳川家康の馬印に「厭離穢土欣求浄土」が使われていました。松平元康(後の徳川家康)は、桶狭間の戦いで今川義元討死の後、菩提寺である三河国大樹寺へと逃げ、その時13代住職の登誉が「厭離穢土欣求浄土」と説きました。以後、戦国の世を穢土とし、平和な世を浄土として「厭離穢土... 2020.10.04 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 浄土(じょうど) 浄土とは、一切の煩悩やけがれを離れ、五濁や地獄・餓鬼・畜生の三悪趣が無く、仏や菩薩が住む清浄な所を清浄国土といい、略して浄土と呼ばれます。大乗仏教の世界観を表現する言葉として使われ、その仏の数だけ浄土があると考えられていますが、平安後期以降に浄土教が広まると、浄土と言えは阿弥陀如来の西方極楽浄土をさすことが多くなったようです。『岩波 仏教辞典』によれば、浄土には3種類あり、死後に行く来世浄土(往く浄土)、現実の世界を清め浄土化する浄仏国土(成る浄土)、現実の世界の中に信仰によって得る常寂光土(在る浄土)に分類する考え方もあります。代表的な浄土・釈迦如来の霊山浄土・阿弥陀如来の西方極楽浄土・阿閦... 2020.10.04 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 最近は 仏教用語の解説記事を増やしているどの言葉を説明しても結局同じこと言ってるやん!?そんな仏教を体現するような真理を貫くウェブサイトにしたい違うようで同じ同じようで違う矛盾に溢れた世界の1ページ私の姿でありあなたの姿<< 戻る 2020.10.04 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 音楽 この身体にはいつも音楽が流れている自然の音であったり静けさであったり街中で流れる曲も一体となるヒット曲もその一瞬を切り取ったものこの世界に表れた一つの音に違いないそのようにいつも音楽が流れている<< 戻る 2020.10.03 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 分骨証明書(ぶんこつしょうめいしょ) 分骨証明書とは、2ケ所以上に埋葬・納骨する場合に必要になります。火葬場で分骨する場合は火葬場で、または、自治体で発行してもらいます。なお、これらの手続き方法は自治体によって異なることがあるので、最終的には最寄りの自治体の仕組みを確認する必要があります。また、分骨証明書などを紛失してしまうと再発行が有料になります。・死亡届、死亡診断書 死亡が確認されたあと、医師に作成してもらう。 ↓ 故人の住所地の自治体に提出・火葬許可証 死亡届、死亡診断書を自治体に提出すると発行される。 ↓ 火葬の手続きが行える・埋葬許可証 火葬が済んだことが記されると埋葬許可証になる。 ↓ 遺骨を埋葬・納骨する際に寺... 2020.10.03 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 改葬許可証(かいそうきょかしょう) 改葬許可証とは、お墓の引越し、改葬をする場合に必要になります。移転元の自治体に改葬許可申請書を提出して発行してもらいます。なお、これらの手続き方法は自治体によって異なることがあるので、最終的には最寄りの自治体の仕組みを確認する必要があります。また、改葬許可証などを紛失してしまうと再発行が有料になります。・死亡届、死亡診断書 死亡が確認されたあと、医師に作成してもらう。 ↓ 故人の住所地の自治体に提出・火葬許可証 死亡届、死亡診断書を自治体に提出すると発行される。 ↓ 火葬の手続きが行える・埋葬許可証 火葬が済んだことが記されると埋葬許可証になる。 ↓ 遺骨を埋葬・納骨する際に寺院や霊苑な... 2020.10.03 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ お婆ちゃんのお経 お寺の手伝いを始めたばかりのお寺の息子が、お盆やお彼岸、月参りなどで檀家や門徒の家にお参りに行くと、その家のお婆ちゃんの方がお経が上手く、お寺の息子はうろたえてしまうということがあります。あるお寺の息子曰く「お経が読みづらかった」とのことですが、どんな時にも胸を借りるつもりで学ぶ姿勢が必要です。<< 戻る 2020.10.02 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 五戒の誤解 五戒というものがある在家の信者が守るべき決まりその第一が不殺生戒生き物を殺してはならない第一番目で躓く言おうとしていることは誰でも分かる無暗に殺すなと肉は駄目だが植物は良いという人もいる植物だって生命だ殺生している普通はこのように考えるけれどどうも次元が違うらしい生も死もうごめいている大宇宙でそんな次元で見るとそんな大きなものを殺しようがない大きな生命を殺すような無駄なことをするなとそういうわけで自分というのは大きな生命の中の一つの姿なのだから目の前のものは同じ大きな生命の中の一つの姿なのだ感謝して食べればいい感謝できないところで不殺生戒は破られるわざわざ5つ出さなくても同じ大きな生命の中の一... 2020.10.02 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ サヘート・マヘート – ブッダ布教の地(祇園精舎・舎衛城) サヘート・マヘートはブッダ布教の地として仏教の八大聖地の一つに数えられます。隣接した二つの遺跡群をまとめた呼称です。①サヘート遺跡・・・祇園精舎(祇園は「祇樹給孤独園」の略。ジェータ林(祇園)にある孤独な人々に食を給する長者の園。)②マヘート遺跡・・・舎衛城(サーヴァッティーもしくはシュラーヴァスティー)舎衛城はブッダの生きた時代にはバーセナディ王(波斯匿王)が治めるコーサラ国の首都でした。先述のように遺跡としては分けて考えられていますが、当時の感覚では大きな首都である舎衛城の中に祇園精舎があったと認識してもらった方が分かりやすいと思います。なお、祇園精舎は「阿弥陀経」が説かれた場所とされてい... 2020.09.30 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ ヴァイシャリ – ブッダ最後の旅の出発地(毘舎離) ヴァイシャリはブッダの最後の旅の出発地として仏教の八大聖地の一つに数えられます。古代インドの十六大国の1つヴァッジ国内にあった商業都市です。仏教僧団を意味する「サンガ」(僧伽)という言葉は、元々はこの地域に発生した商工業者の同業組合や共和制を意味する言葉でした。ヴェーサーリ、ヴェーサーリーという表記もここを指します。ブッダが最後の旅立ちが近づいたことを示唆する説法を始めて行われた場所には、ブッダのために猿が掘ったと言われる沐浴池ラーマ・クンドがあります。そのそばにはアショーカ王石柱があり、完全な姿のまま残っています。そこで第二結集も行われました。ブッダが最後の旅立ちに出発するとき、ケサリヤとい... 2020.09.30 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ アルカイックスマイル アルカイックスマイルとは、紀元前5世紀頃に作製された古代ギリシアのアルカイク彫刻の中に見られ、無表情の中でも口角を上げ微笑に似た表情のことをいいます。日本では飛鳥時代の仏像彫刻の顔に同じような微笑が見られます。広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)、中宮寺の菩薩半跏像などもアルカイックスマイルと呼ばれ、ギリシアの特徴とよく似ていますが、両者の間に直接の関係はないと考えられています。(広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像)<< 戻る 2020.09.29 仏教を本気で学ぶ便り
仏教を本気で学ぶ ルンビニ – ブッダが生まれた地(藍毘尼) ルンビニはブッダが生まれた地として仏教の四大聖地および八大聖地の一つに数えられます。この一帯にはマウリヤ王朝のアショーカ王によりシッダッタ(後のブッダ)が誕生した場所に建立したとされるマヤ・デヴィ寺院、紀元前249年にアショーカ王が巡礼した時に建立された石柱(アショーカピラー)、シッダッタ(後のブッダ)の産湯に使われたというプスカリニ池などの旧跡があります。私がブッダ生誕の地ネパールのルンビニに初めて訪れたのは2000年2月でしたが、その時はちょうど、発掘調査のためにマヤ堂が取り壊され、旧マヤ堂内の誕生仏やレリーフは仮設のマヤ堂(写真)のなかに安置されていました。現在、ブッダの生誕地の周囲を聖... 2020.09.29 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 帰依(きえ) 帰依とは、自身の拠り所にするという意味です。言い換えれば、絶対の信頼を寄せるということです。仏教に帰依するとは、仏・法・僧の三宝を拠り所にして、自分の生活環境に合わせて生きる(実践する)ことです。三帰依文仏(ブッダ) 悟りを経た者法(ダーマ) ブッダの教え僧(サンガ) ダーマを実践する仏教集団『華厳経』浄行品第7による三帰依文自帰依佛 当願衆生 体解大道 発無上意自帰依法 当願衆生 深入経蔵 智慧如海自帰依僧 当願衆生 統理大衆 一切無碍自ら仏に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生と共に、大道を体解して、無上意を発さん。自ら法に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生と共に、深く経蔵に入りて、智慧... 2020.09.29 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ ビンビサーラ王の牢獄跡 インド・ビハール州のラージギルで仏教遺跡を巡っていた時のことです。はじめて来た土地勘のない場所で右へ左へと1人で探すのは大変でした。簡単な地図を片手に先日書いた竹林精舎に行こうとしていたところ、現地の人に「ここも仏教遺跡だ」と言われた場所の看板には「BIMBISAR JAIL」と書かれていました。「何のこっちゃ?」と思いながらも入っていくとガイドと名乗る男性(写真に写ってます)がいましたので、少し話を聞くと、はじめ聞き取りにくい英語を話していたのですが、結局、ヒンディ語で話してもらった方が理解できました。この場所はマガダ国王ビンビサーラが実子である阿闍世(アジャセ)によって閉じこめられた牢獄の... 2020.09.29 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ 木柾(もくしょう) 木柾とは、読経や唱題の時に叩いて音を出す仏具です。座布団状の台の上に円形や四角形の木柾を置き、木製のバチで叩くと、内部は空洞になっていて「カン・カン」と歯切れの良い甲高い音が出ます。日蓮宗や法華宗などで使われ、この木柾が作られるまでは木魚を使っていました。<< 戻る 2020.09.29 仏教を本気で学ぶ