サヘート・マヘート - ブッダ布教の地(祇園精舎・舎衛城)

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サヘート・マヘートはブッダ布教の地として仏教の八大聖地の一つに数えられます。隣接した二つの遺跡群をまとめた呼称で、サヘート遺跡を祇園精舎(祇園は「祇樹給孤独園」の略)、マヘート遺跡を舎衛城(シュラーヴァスティー)だと知られています。また、舎衛城はブッダの生きた時代にはバーセナディ王(波斯匿王)が治めるコーサラ国の首都でした。先述のように遺跡としては分けて考えられていますが、当時の感覚では大きな首都である舎衛城の中に祇園精舎があったと認識してもらった方が分かりやすいと思います。なお、祇園精舎は「阿弥陀経」が説かれた場所とされています。

『平家物語』冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり・・」の書き出しで日本でも広く知られている祇園精舎は、コーサラ国の長者スダッタ(須達)とジェータ(祗陀)太子の寄進によるものです。ある時、祇園精舎の香堂(ガンダクティー)からブッダは生後7日目に死別した母マーヤー夫人に法を説くために忉利天(とうりてん・三十三天)へ昇天したとされ、遠く離れたサンカーシャの地に降り立ったという三道宝階降下伝説があります。なお、祇園精舎に鐘はなかったのですが、1981年に「日本国祇園精舎の鐘の会」がほど近い場所に鐘を寄進しています。

マヘートにはスダッタ長者屋敷跡も残されており、仏教に帰依する前から身寄りがない孤独な人や貧しい人などに食事を布施していたことから「給孤独者」と呼ばれていました。また、異教徒の挑戦を受けて奇跡を見せたオーラジャハールのストゥーパ跡、アングリマーラのストゥーパ跡などもあります。


(祇園精舎の香堂・サヘート)

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