【仏教用語/人物集 索引】

『坐禅用心記』109

投稿日:2023年6月15日 更新日:

じきにすべからくぼんのうをはだんして
直に須く煩悩を破断して

ぼだいをしんしょうすべし。
菩提を親証すべし。

もしじょうよりたたんとほっせば
若し定より起たんと欲せば

まずりょうしゅを
先ず両手を

りょうしつのうえにあおぎあんじ、
両膝の上に仰ぎ安じ、

みをうごかすることしちはちどし、
身を揺すること七八度し、

さいよりそのいたり、
細より麁に至り、

くちをひらいてきをはき、
口を開いて気を吐き、

りょうしゅをのべてちをおさえ、
両手を伸べて地を捺え、

けいけいにざをたって
軽々に坐を起って、

じょじょとしてぎょうほす、すべからく
徐々として行歩す、須らく

じゅんてんしじゅんぎょうすべし。
順転し順行すべし。

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※このページは学問的な正確性を追求するものではありません。前知識のない一般の方でも「読んでみよう!」と思ってもらえるよう、より分かりやすく読み進めるために編集しています。漢字をひらがなに、旧字体を新字体に、送り仮名を現代表記に、( )にふりがなをつけるなど、原文に忠実ではない場合があります。

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