便り どんな人でも教育を受ける権利がある(曹洞宗 正伝の仏法) もうひとつ、ボランティア活動でも、戦争、災害などに対する救援活動は目立つんです。税金も出しやすい。しかし、教育というのは緊急性がなくても必要なんです。そういうところには政府もあまりお金を出しません。民間も同じです。そういうのを、我々NGOがやっている、国際貢献、国際援助なんですね。(リンク先より)・どんな人でも教育を受ける権利がある 2020.01.13 便り
便り 旅行中、バスで見るのは幹線道路からの景色で、表面しか見えません(曹洞宗 正伝の仏法) 当時の学校の建物はわらぶき屋根でした。6月、7月は大雨なんです。勉強なんか出来ません。5月、6月は猛暑です。このようなことで勉強を中断させたくない。まず、校舎を作らなければいけないと思ったんです。旅行中、バスで見るのは幹線道路からの景色で、表面しか見えませんが、幹線道路から離れて集落に入っていきますと、たくさんの集落があって何百、何千という子どもたちがいます。(リンク先より)・旅行中、バスで見るのは幹線道路からの景色で、表面しか見えません 2020.01.12 便り
便り この子たちにもっと良いものをあげよう。それは教育だ(曹洞宗 正伝の仏法) インドの人に、「インドにカーストはありますか」と聞くと、必ず「昔、あったけれども今はありません。田舎には残っています」という答えが返ってきます。しかし、現在でもカースト制によって職業が決められています。職業によって階級差別がありますが、我々外国人はそれにはあまり触れられません。(リンク先より)・この子たちにもっと良いものをあげよう。それは教育だ 2020.01.11 便り
便り 人間の幸せはどこにあるか。貧困だから不幸せだとは思えません(曹洞宗 正伝の仏法) インドというと、金持ちと貧困者が多い国だと思われるでしょうが、私はインドで金持ちに接する機会がありません。特に農村においては貧困な家庭がいっぱいありますが、子どもたちの顔をみていると決して不幸な顔をしておりません。生き生きしています。(リンク先より)・人間の幸せはどこにあるか。貧困だから不幸せだとは思えません 2020.01.10 便り
便り 苦しい者が立ち上がってこそ、平等、差別がなくなる(曹洞宗 正伝の仏法) 私は11歳から禅寺に弟子入りをして、そこで師匠から教えられたこと、そしてインドに何回も行き、会報に書いた通り、釈尊に対して何か恩返しをしなくてはいけないということで始めたのがこのインドマイトリの会です。(リンク先より)・苦しい者が立ち上がってこそ、平等、差別がなくなる 2020.01.09 便り
便り ご恩を釈尊の聖地の子どもたちにお返しできないかと始めた活動(曹洞宗 正伝の仏法) 私もまもなく80才で、兵庫県へ来てから40年たっております。この服装はあまり日本の坊さんは着ていませんが、東南アジアなどでは、お坊さんはキャーシャ色という、こういう色(だいだい色)の袈裟を着ています。私もインドに行く時はいつもこの服装でいきます。これを作ったのは、今から37年前、初めてインドに行った時です。5年前に足を骨折して、最近は行っておりませんが、以前は毎年2回から3回は行っておりました。(リンク先より)・ご恩を釈尊の聖地の子どもたちにお返しできないかと始めた活動 2020.01.08 便り
便り 去来のまま(曹洞宗 正伝の仏法) 『去来のまま』(余語翠巌著)をヤフオクで購入。まだ届いていませんが。「きょらいのまま」と読みます。刊行年は昭和57年ということで本は古くとも中身は新鮮です。本の内容を生かすも殺すも読者次第ということでしょう。(リンク先より)・去来のまま 2020.01.07 便り
便り 随聞記(曹洞宗 正伝の仏法) 内弟子生活をしている時は毎朝休みなく朝課(朝のお経)を水野梅秀師匠と2人で行っていました。大本山の總持寺や永平寺では5時や6時に始まるような行事ですが、境内は住宅地から程近いということもあり、7時開始です。お経を始める前に、整理整頓をしてロウソクに点火、その火で線香を決まった本数つけて香炉に決まった本数を立てていく。(リンク先より)・随聞記 2020.01.06 便り
便り 大師匠の本を集め出すの段(曹洞宗 正伝の仏法) 大師匠である余語翠巌老子の本は内弟子時代から副住職時代までは、当たり前のように本棚に全て並んでいて、なんなら贈呈用の本までストックされていたものだから、贅沢なことながらいつでも読めた。一般向けの法話を本にしたようなものは読みやすいけれど、難しい本もある。内弟子生活をしていた当時は分かったような気分になっていたけれど、今となって改めて読み返してみたいなと思うようになったが・・・、手元にない・・・。(リンク先より)・大師匠の本を集め出すの段 2020.01.05 便り
便り 鏡餅と寿餅と献餅と(曹洞宗 正伝の仏法) 子どもの頃は年末に家で機械を使いお餅つきをするのが楽しみでした。餅つきをする前の日から大きな入れ物にもち米と水を入れて準備しておき、翌日に機械で何度も餅をついていきます。白い丸餅、餡子を入れた餅、角餅、そして、仏壇用の鏡餅。(リンク先より)・鏡餅と寿餅と献餅と 2020.01.03 便り
便り 年末年始(曹洞宗 正伝の仏法) お寺の年末年始というのはとても忙しくお師匠さん(水野梅秀)曰く「お寺の大晦日は12月30日」とよく言っていました。もちろん、大晦日は12月31日ですが、30日までに新年を迎える準備をしておいて、お寺に住んでいる者は30日に年越し気分を味わい、31日の大晦日と新年になった元旦は忙しく過ごすということのようでした。(リンク先より)・年末年始(曹洞宗 正伝の仏法) 2020.01.02 便り
便り 謹賀新年(曹洞宗 正伝の仏法) お師匠さん(水野梅秀)の奥さんは1998年8月17日にお亡くなりになられました。「妻が亡くなってね・・・」という連絡があったことで私との縁が再びつながり得度することになったので、私がこうしてお坊さんになったのは奥さんのお陰だと思っています。(リンク先より)・謹賀新年(曹洞宗 正伝の仏法) 2020.01.01 便り
便り 「便り」掲載の自動化に向けて 寺院からの便り、一般の方からの便りを掲載していますが、現在は半自動で掲載作業をしています。なので、とても時間が掛かったり、作業が出来ない日は更新が少なくなったりします。理想的には全自動でどんどん掲載していったら、寺院のデータベースは充実するので嬉しいのですが、逆に、自動化できないことをしているからこその価値があるのではと最近は思えてきました。ヤフーやgoogleの検索では必ずしも求めている情報が出てきません。というか、いらない情報が含まれすぎ。「関連するかもね」という情報や写真もどーんと検索結果に出てきますが、よく見ると「関係ないやん!」と強い憤りを感じた人も多いことでしょう。「便り」では寺院... 2018.11.08 便り
便り トップページの仕様変更について より便利に、より分かりやすく、今回はそういった視点からトップページを組み直してみました。寺院センターのタグが付いていない「便り」は寺院や一般の方などのオリジナルページに直リンクされていますので、もしよろしければ再び寺院センターのページに戻って頂ければと思います(笑い)。そうは言っても、面白い記事はたくさんあり、それを紹介していこうという趣旨で「便り」を運営していますから、寺院センターを起点にどんどん外の記事ページを見てもらいたいと本心で思っています。昨今、自分の領域に引き込もう、囲い込もうとするサービスが溢れていますが、寺院センターは積極的に外部のオリジナルページに移動してもらうサービスです。... 2018.11.07 便り
便り 「便り」ウェブサイトやブログ、ツイッターなどで寺院のことが書かれた記事をぞくぞく掲載 「便り」というウェブサービスを寺院センターでは行っています。ウェブサイトやブログ、ツイッターなどのSNSで寺院のことが書かれた記事を「便り」に掲載して、「この地域の寺院情報を調べたい」「この宗派の寺院情報を見てみたい」「あの寺院のクチコミ的なブログ一覧を見てみたい」というニーズに答えます。単なる転載ではなく、単なるリンク集でもない、「便り」に掲載することでその寺院の価値が上がっていくことでしょう。しかも、寺院が情報発信する一方的なものではなく、一般の方をはじめとした寺院に関わる方の記事も一覧に加わるので、寺院の価値は関わるみんなでつくり上げられていきます。(※現在、一般からの受付は行っていませ... 2018.09.03 便り
便り デリーの水事情 何度かインドに来ていたものの、住んでわかるインドの水事情。住む家によって対応の仕方は違うと思いますが、ちょっと前まで住んでいた我が家の水についてまとめてみます。水は水道管を通って家の敷地に来ます。その地下には貯水タンクがあり、そこに貯められる仕組みです。我が家は4階建ての2階部分を借りているのですが、地下貯水タンクから屋上の我が家のタンクへ電動で汲み上げます。恐らく、他の階の屋上タンクも別々にあると思われます。時間になったらスイッチを手動で押して(自動ではない)、水を汲み上げます。時間になったら・・・とは、毎朝7時~8時ごろ、毎夕6時~8時ごろに新鮮な(!?)水が地下貯水タンクに流れてくる時間... 2018.08.31 便り
便り 宗教も信じない、占いも信じないインド人 一般のインド人向けに仏教講座や日本文化紹介講座をやりましたが、講座で話す側、伝える側としては、インド人は「こういう考え方じゃないかな」と予測して講座を構成するのですが、意外とインド人の特に若者は「宗教を信じません」とはっきり言います。30代、40代くらいの方も私が出会った人は大半はそうです。ある話題から「占いを信じますか?」という話になり、多くのインド人に話を聞く機会がありました。インドではインド占星術があり、日本でも紹介されることがあったり、日本の占いもこのインド占星術を利用したものもあるようです。インド好きの日本人ならば一度は何らかの形でインド占星術の占いを体験したことがある人も多い印象で... 2018.08.08 便り
便り アルコールレス生活 中学三年の夏、お盆のお経で住職について100軒の家々を回りました。別の日には寺での法要にも僧侶として参加しました。寺の法要の後、お坊さん10名の御膳の席にも参列し、大半のお坊さんがビールを飲む姿に若気ながら「何か嫌だな」と思ったものです。ちなみに私は寺の生まれではないので、こういう光景は初見でした。成人後、師匠について修行していた時や寺で住職業をしている時は、お酒の付き合いが良くありました。檀家さん・門徒さんの法事でお酒に付きあうことも当然のこととされていました。冗談だと思いますが「檀家の酒が飲めないのか!」と言われることも。もともと、お酒を美味しいと思っていなかったので乗り気ではなかったので... 2018.08.04 便り
便り カフェインレス生活 (2006年6月にインド・クシナガラで飲んだホットコーヒー)インドに行く機会も多く「和尚さんはインドで生活できるくらいだから身体が強いんでしょうね」とたまに言われます。いや、いや、そんなことはありません。特にカフェインに弱い体質です。カフェインとは、緑茶、ほうじ茶、番茶、紅茶、コーヒー、チョコレート等々に含まれる成分です。どれも好きなものでしたが、現在は極力飲まず食べずという生活です。特にお坊さんへのおもてなしと言えば「お茶を出さなければ!!」という発想があるので、お断りするのも少しためらいがあります。ですから、最近は事前に言うタイミングがあれば、言うようにしています。カフェインが自分の体質に... 2018.08.03 便り
便り ハサミの日 1977年、8月3日を「ハサミの日」とすることを山野愛子(日本の美容家)が提唱し、1981年8月3日には増上寺に「聖鋏観音像」が建立・開眼されたことから、毎年8月3日を「ハサミの日」と定め、日頃使用している鋏に感謝し鋏供養がおこなわれるようになりました。その鋏を仕事の中心として使う理容や美容の業会関係者や、洋服仕立てのテーラーなどが鋏供養をおこないます。聖鋏観音縁起(ハサミ塚記)この聖鋏観音像は、昭和56年8月3日、国際美容協会会長・山野愛子が願主となって、大本山増上寺境内のこの地に建立、開眼された。願主の一生がハサミに支えられ、お陰によって生かされたことへの深い感謝と、ハサミの中にみる己を滅... 2018.08.03 便り
便り 迷信 生活していると、迷信に遭遇することがよくあります。多分、こういう意味で使われているんだろうなと分かるものがある一方、大人が真剣な顔で言ってくると、私なんかはこの人は大丈夫だろうか?と思ってしまいます。迷信とは、合理的根拠のないもので、一般には社会生活上実害を及ぼし、道徳に反するような知識や信仰をいいます。何を迷信に入れるかは、人によって違いがあると思うのですが、例えば、「風邪は人にうつすと治る」「霊柩車を目撃したら親指を隠さないと親族が亡くなる」「夜に爪を切ったら親の死に目に会えない」「出針は縁起が悪い」などは無難なものでしょうか。子どもの時などに聞いたことがあるものです。少なくとも、子どもの... 2018.08.02 便り
便り 仏教からイメージする色は? 世界各地で使われている仏教を象徴する仏旗(ぶっき)には「青、黄、赤、白、橙」が採用されています。もちろん日本でも使われていますが、日本では暗いイメージが先行する場合があり、仏教と関わるのも初詣や法事やお葬式だけということも多く、黒というイメージも強いかもしれません。 ただ、そのイメージというのは仏教の諸行無常という言葉が表すとおり、変化するものです。古来、黒色は高貴な色とされていたようですが、西洋文化の流入で黒白になったと思います。本来は、弔事・慶事に関係なく使用され、皇室では慶事にも使用されています。「黒→死」というイメージは西洋文化で、日本にも仏教にもなかったイメージです。日本では弔事には... 2018.07.30 便り
便り 武士に二言はない 日本には「武士に二言はない」という言葉があります。武士は信義と面目を重んじることから、一度口にした言葉を取り消したり、約束を破るようなことはしないということです。同様に「男に―」「女に―」という使われ方もします。約束を守るということは大切なことですが、この世の中は常に変化している無常です。約束の前提条件が変わっているのなら、約束も変更が必要になります。選挙でよく聞く言葉でもありますが、政治が信用されないのはこの部分に政治家がしがみつき、周りも「武士に二言はない」という非現実的な要求をしているように見えます。政治だけではなく、企業間、個人間も同様です。また、インターネット社会になり、例えばウェブ... 2018.07.26 便り
便り 「幸せの国」ブータンで気付いたこと ブータン王国に行く機会がありました。ブータン王国ではチベット仏教の流れを汲むブータン仏教が根付いています。仏教史的に見れば日本と同じ大乗仏教で、後期密教の影響を強く受けています。仏教伝来はチベット経由で7世紀頃とのことなので、インドに隣接しているとはいえ、日本への仏教伝来よりも遅かったようです。ブータン王国といえば、幸せの国というイメージで、GNH(Gross National Happiness/国民総幸福量)を提唱している国ということで注目を集めています。仏教を学べばそのことは分かるのですが、この機会に私が注目したのは国教としての仏教です。ブータン王国では仏教は国教であり、仏教で国を治めて... 2018.07.26 便り
便り ウェブサイト再編集中のお知らせ 考えていること寺院や仏教の情報収集や情報発信をしていると、改めて可能性に満ちているなと思うわけです。ですから、いろんなことができそうで、やってみるのですが、ITの力を借りるとそれなりに何でも形になってしまう。ウェブ仏壇、ウェブ墓地、オンライン法要受付、オンライン寺院、ドメインを利用した寺院ページ作り、手元で発展させたいものばかりですが、ちょっと事業を分散させすぎてしまいました。選択と集中広く浅くだと伝わりきらない部分ってあると思います。せっかく毎日何かしら更新していても「へえ~、そうなんだ」でおしまいでは期待外れなわけです。分散させていた情報をこのウェブサイトに集約する作業は過去の寺院日報やN... 2018.07.12 便り
便り その時々でいつも最善の結果が出ている 後になって「こうしておけばよかった」とか「あれが悪かった」とか後悔することが誰にもあると思います。私たちは常に変化している世界に住んでいるので、身の回りの条件も当然ながら変化しています。そんな中で結果を出そうとしているのだと知ることが大事です。学校でも仕事でもよいですが、テストの結果が悪かったとしましょう。「本当はもっと良いデータを得られたはずなのに」と残念に思っても、それがその時、その条件下で起きたことの最善の結果です。それ以上もそれ以下もない事実がそこにあります。今起こっている些細なことも全てが、その時々の条件下で経験や記憶から最善のものが自動判断されて出された結果です。自分の意思で判断し... 2018.07.05 便り
便り 思いやり 思いやりとは、もしかしたら人それぞれ違う認識があるかもしれません。相手を思いやっているつもりで、何かを持って来たり、何かを助言したり、積極的にそうすることで逆に印象を悪くする人がいます。この場合の思いやっているつもりの人は、自分の考えだけで判断しています。目の前の事実を見ずに、自分の頭の中の相手を見て判断しています。目の前では相手が「そんなぁ!?いいです、いいです」と断っているとしても、自分の頭の中で思いついたら止まりません。そして、思いやりを果たして自己満足します。それで、相手からお礼が無かったら、機嫌が悪くなったり、余計なことを繰り返したり、そんなことでは人間関係が上手くいきません。実際は... 2018.06.20 便り
便り トイレから見えること 生きることに重要なことは色々ありますが、その基本は衣食住と言われています。当然、食べて栄養をつけなければ生きていけません。そして、食べればトイレに行かなければなりませんね。どんなに綺麗に使っていてもトイレは汚れてしまいます。そのトイレは誰かが掃除しています。トイレを掃除すれば幸せになるとか、強運がつくとか言われることがありますが、それは定かではありません。私が中学1年生になった時の担任の先生はトイレ掃除に厳しく、便器の中まで手で洗い、男性用の小便器にある皿丈の物も洗い場でタワシでこすり洗い。はじめは誰もが嫌な気持ちがありましたが、次第に掃除が終わると気分よくなりました。時は流れて修行のために本... 2018.06.19 便り
便り 過去の寺報や日記コラムを順次公開します 寺院センターでは持てる知識や経験を余すことなく皆さんに還元できればと考えています。新しい活動報告も加えていく予定ですが、過去の寺報や日記コラムを順次公開していきます。書いた当時は寺院センター名義でなかったものもありますが、寺院センターに関わる人たちがどのような活動をして、現在、このような活動をしているんだなと、つながってるなと、そう感じていただければ幸いです。 2018.06.19 便り
便り 柿の話 そろそろ柿の最盛期ではないでしょうか。あちらこちらに重そうな実をつけた柿の木を見かけます。普段、注意深く見ているわけではないので、この時期になると柿の木だったのかと気づかされることが多いです。柿はほんのり甘くて美味しいと思います。今朝、寺の周りを掃き掃除していました。すると、柿の木の下にきのうの大雨の影響で葉っぱ難くさん落ちて、それを念入りにはらいていた時です。前ぶれもなく「ベチャ」という音が…。熟した柿が間一髪、私の前に落ちたのでした。あれが頭にでも落ちていたらと思うとゾッとします。柿の木の下の掃除は気を付けましょう!!柿が落ちるのを見て思い出しましたが、京都嵯峨野に落柿舎というところがあり... 2017.11.01 便り
便り インドから来た子象の物語 1949年9月、占領下にあった当時の台東区子供議会に対して、インドから子象一頭が贈られました。これは、太平洋戦争中に米軍の空襲に備えて日本の動物園の動物が毒殺されたために大きな動物がいなくなったのを知ったインドのジャワハラル・ネルー首相が日本の子どもたちが可愛そうだと、上野動物園に象を贈ってくれました。子象が到着した時には、吉田首相自らが上野動物園に行きバナナを直接食べさせたという話もあります。ジャワハラル・ネルー首相の愛娘(後のガンディー首相)の名前をとったインディラという名前です。その後、この雌の子象インディラは移動動物園を通して日本全国に行き、各地で大きな感動を持って迎えられました。そし... 2017.07.02 便り
便り 何を基準に物事を見るか 仏教と日本人の死生観をまとめている時のことです。本を読んだり、ネットで検索して様々な死生観を学びましたが、気になること難くさんありました。まず「死生観」とは何かを定義せずに、「死」が出てくる言葉があれば「死生観」なのか、「生き方」が「死生観」なのか、講座で大勢の人と一緒に考えていく上で、比較できる内容に単純化するのが難しかったです。また、ある「死生観」を書いているものの中に、自分の主張が正しいと言うために、都合の良い言葉をつなぎ合わせてあるものもありました。例えば、キリスト教の死生観が正しいという主張をする人の内容で、『仏教では「他力本願」と「自力本願」があり、これは矛盾する』というもの。これ... 2016.05.26 便り