「 物質的に豊かではない事のメリット 」 一覧
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『典座教訓』14、修行は日々の足下にある
2023/08/13 -仏教を本気で学ぶ
し, どんな言葉で話せばいいか, 何を基準に物事を見ているか, 典座教訓, 心を整えるのは難しいこと, 物質的に豊かではない事のメリット知らずんばあるべからず。想うべし莆菜能く聖胎を養い、能く道芽を長ずることを。賤しと為すべからず、軽ろしと為すべからず。人天の導師、莆菜の化益を為すべき者なり。又た衆僧の得失を見るべからず、衆僧の老少を ...
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『正法眼蔵随聞記』4、学道の人、衣食に労する事なかれ
雑話の次、示して云く、学道の人、衣食に労することなかれ。この国は辺地小国なりといえども、昔も今も顕密二道に名を得、後代にも人に知られたる人、いまだ一人も衣食に豊なりと云う事を聞かず。皆貧を忍び他事を忘 ...
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『正法眼蔵随聞記』12、道者の用心
2023/06/12 -仏教を本気で学ぶ
と, 建仁寺-京都府京都市東山区, 栄西禅師, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット示して云く、道者の用心、常の人に殊なる事あり。 故建仁寺の僧正在世の時、寺絶食す。ある時一人の檀那請じて絹一疋施す。僧正悦びて自ら取って懐中して、人にも持たせずして、寺に返って知事に与へて云く、「明旦 ...
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『正法眼蔵随聞記』66、学道の人は先ずすべからく貧なるべし
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
か, その時その時を大事にする, 中国の寺院の様子, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット一日僧来って学道之用心を問う次に示して云く、学道の人は先ずすべからく貧なるべし。財多ければ必ずその志を失う。在家学道の者、なお財宝にまとわり、居所を貪り、眷属に交われば、たとひその志ありと云えども障道 ...
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『正法眼蔵随聞記』106、学人各々知るべし
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
か, どんな言葉で話せばいいか, 人は影響し合う, 建仁寺-京都府京都市東山区, 徳が外にあらわれるということ, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット, 目の前の人のために出来ることをする, 自分の考えを改めるべき場面, 重要な話示して云く、学人各々知るべし、人々一の非あり、憍奢是れ第一の非なり。内外の典籍に同じく是れをいましむ。 外典に云く、「貧しくしてへつらわざるはあれども、富みておごらざるはなし。」と云って、なお富を制し ...
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『正法眼蔵随聞記』61、学道の人は尤も貧なるべし
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
か, ストレスの原因になるもの, 余計なものを貯えずに生きる, 建仁寺-京都府京都市東山区, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット夜話に云く、学道の人は尤も貧なるべし。世人を見るに、財有る人は先ず嗔恚恥辱の二難定って来るなり。財有れば人是れを奪い取らんと欲う。我れは取られじとする時、嗔恚たちまちに起る。あるいは之れを論じて問注対 ...
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『正法眼蔵随聞記』73、俗人の云く何人か厚衣を欲せざらん
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
そ, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット, 自分の考えを改めるべき場面一日示して云く、俗人の云く、「何人か厚衣を欲せざらん、誰人か重味を貪らざらん。然れども、道を存ぜんと思う人は、山に入り水にあき、寒きを忍び餓えをも忍ぶ。先人くるしみ無きにあらず、是れを忍びて道を守れば ...
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『正法眼蔵随聞記』82、ある客僧の云く、近代の遁世の法
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
あ, その時その時を大事にする, 仏祖になった人の生き方, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット一日ある客僧の云く、「近代の遁世の法、各々時料等の事、かまえて、後、わづらいなきように支度す。これ小事なりと云えども学道の資縁なり。かけぬれば事の違乱出来る。今この御様を承り及ぶに、一切その支度なく、 ...
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『正法眼蔵随聞記』81、楊岐山の会禅師
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
ひたすら坐禅することの重要性, よ, 中国の寺院の様子, 楊岐方会禅師, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット示して云く、楊岐山の会禅師、住持の時、寺院旧損してわづらい有りし時に、知事申して云く、「修理有るべし。」 会云く、「堂閣破れたりとも露地樹下には勝れたるべし。一方破れてもらば一方のもらぬ所に居して坐禅 ...
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『正法眼蔵随聞記』53、大宋の禅院に麦米等をそろえて
2023/06/11 -仏教を本気で学ぶ
そのままを理解する, た, 中国の寺院の様子, 分け隔てする心を改める, 正法眼蔵随聞記, 物質的に豊かではない事のメリット一夜示して云く、大宋の禅院に麦米等をそろえて 、あしきをさけ、よきをとって飯等にする事あり。 是れをある禅師云く、「たとひ我が頭を打ち破る事七分にすとも、米をそろうる事なかれ。」と、頌に作って戒めたり ...