【仏教用語/人物集 索引】

衆僧(しゅそう)

投稿日:1999年10月29日 更新日:

衆僧とは、修行道場における一般の修行僧のことです。多くの修行僧のことで、大衆ともいいます。

5人もしくは5人以上の比丘が和合しているのを梵語(サンスクリット語)のsamgha、もしくは、巴語(パーリ語)のSangha(サンガ)を音写して「僧伽」といい、漢訳で「衆」といいます。衆僧という言葉はその音写と意訳とを重ねた語ということが分かります。

・「人天の導師、莆菜の化益を為すべき者なり。又た衆僧の得失を見るべからず、衆僧の老少を顧みるべからず。」(『典座教訓』14、修行は日々の足下にある

・「見在大宋国の寺院に、比丘尼の掛搭せるが、もし得法の声あれば、官家より尼寺の住持に補すべき詔をたまふには、即寺にて上堂す。住持以下衆僧、みな上参して立地聴法するに、問話も比丘僧なり、これ古来の規矩なり。」(「正法眼蔵」礼拝得髄

・「先師天童浄和尚住持の時、僧堂にて衆僧坐禅の時、眠りを警むるに履を以て是れを打ち謗言呵嘖せしかども、僧皆打たるるを喜び、讃歎しき。」(『正法眼蔵随聞記』21、悪口を以て僧を呵嘖し

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