【仏教用語/人物集 索引】

大衆(だいしゅ)

投稿日:2002年4月29日 更新日:

大衆とは、大勢の人々の集まり、大勢の仲間、特に出家修行者である比丘の集団のことです。5人もしくは5人以上の比丘が和合しているのを梵語(サンスクリット語)のsamgha、もしくは、巴語(パーリ語)のSangha(サンガ)を音写して「僧伽」といい、漢訳で「衆」ということから大衆となっています。場合により「だいしゅう」「たいしゅう」と読まれることもあります。

・「自ら僧に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生と共に、大衆を統理して、一切無碍ならん。」(帰依

天台宗では、教団の本来の構成員である学生(がくしょう)のことをいいます。

禅宗では、修行道場にとどまっている多くの修行僧のことをいいます。

・「念誦の法は、大衆集定ののち、住持人まづ焼香す。つぎに知事、頭首、焼香す。浴仏のときの焼香の法のごとし。つぎに維那、くらゐより正面にいでて、まづ住持人を問訊して、つぎに土地堂にむかうて問訊して、おもてをきたにして、土地堂にむかうて念誦す。」(「正法眼蔵」安居

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