【仏教用語/人物集 索引】

『正法眼蔵随聞記』25、無常迅速なり、生死事大なり

投稿日:1235年6月11日 更新日:

示して云く、無常迅速なり、生死事大なり。しばらく存命の間、を修し学を好まんには、ただ仏道を行じ仏法を学すべきなり。

文筆詩歌等その詮なきなり。捨つべき道理左右に及ばず。仏法を学し仏道を修するにもなお多般を兼ね学すべからず。況んや教家の顕密の聖教、一向にさしおくべきなり。仏祖の言語すら多般を好み学すべからず。

一事を専らにせん、鈍根劣器のものかなうべからず。況んや多事を兼ねて心想を調えざらん、不可なり。

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『正法眼蔵随聞記』

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