【仏教用語/人物集 索引】

サンジャヤ・ベーラッティプッタ(刪闍耶毘羅胝子)

投稿日:2020年9月10日 更新日:

サンジャヤ・ベーラッティプッタは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。散若夷毘羅梨沸などと記述される場合もあります。

マガダ国ラージャグリハを拠点としたサンジャヤ・ベーラッティプッタは、不可知論、懐疑論者で、真理をあるがままに認識し説明することは不可能であると主張していました。また、形而上学的な重要問題に対して確答せず、判断を留保・中止する態度をとりました。

ある時、サンジャヤの高弟サーリプッタ(舎利弗)お釈迦様の教えの真理に気づき、サンジャヤのもとを離れる前に、サンジャヤにも一緒に教えを乞いに行こうと誘いましたが断りました。サーリプッタ(舎利弗)モッガラーナ(目連)の2人は500人いたサンジャヤの弟子のうち兄弟弟子250人と共にお釈迦様帰依しました。

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