buddhism

つぶやき

ある1つの仏教ファンクラブがあり、それがこの寺院センターです。仏教とお寺、その伝統や文化を応援してくださる方々が集う場所です。そこには檀家も、門徒も、信者も、特定のお寺へ所属が無い方も、様々な主義主張を持つ人がいます。ただ、勘違いして欲しくないことと言えば、寺院センターという主義主張の下に集まることでは決してないということです。仏教をもっと身近に!

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「誰でも法要を実施できる動画」や「鐘の音」系は中断して入る動画広告をやめて欲しいところ。YouTubeチャンネル登録者が1000人以上になったら設定できるのだろうか??そもそも広告入って動画自体が台無しなんだが。。。

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乳粥(ちちがゆ)

乳粥の作り方がインドマイトリの会の会報49号(2002年12月8日発行)に掲載されていましたので、許可を得てこちらでも紹介させていただきます。中道に気づき、苦行を放棄したブッダが、村娘スジャータから供養を受けたのがこの乳粥でした。体力を取り戻したブッダはその後、悟りを得ることになります。【材料】4人分新米のインディカ米(日本米でも可)200㌘牛乳1㍑・ギー(バターでも可)5㌘干しぶどう20㌘・カルダモンホール4粒ベイリーフ(ローリエ)3枚・砂糖200㌘【作り方】①米を洗って、水気を切っておく②鍋にギー(バター)を入れて、米を5分ほど炒める③牛乳、干しぶどう、カルダモン、ベイリーフを入れ、弱火で...
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ブッダ最後の旅に登場する民族

『ブッダ最後の旅』に登場する民族をまとめました。① ヴァッジ族マガダ国王アジャータシャトル(阿闍世)は、ヴァッジ族を征服しようと考えていた際、マガダ国の大臣であるヴァッサカーラというバラモンを使いに出し、ブッダにアドバイスを求めたところブッダは次のように答えました。「バラモンよ。かつてある時、わたくしがヴァイシャリのサーランダダ霊域に住んでいた。そこで、わたくしはヴァッジ人に衰亡を来たさないための法を説いた。この七つがヴァッジ人の間に存し、またヴァッジ人がこの七つを守っているのが見られる限りは、ヴァッジ人に繫栄が期待せられ、衰亡は無いであろう。」また、旅の途中、パータリ村に滞在した際、マガダ国...
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「憍慢、我慢、法慢を生ずること莫れ。」(坐禅用心記)

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新年になってから公開した「ブッダ最後の旅程」「ブッダ最後の旅の登場人物」はいかがでしょうか?『ブッダ最後の旅』はいわゆるお経の原典とも呼べるものですが、地域に視点を当てて読んでいくと気づく点であったり、人物に視点を当てて読み返すと発見することがあります。次はどのような視点を紹介できるか考え中です。

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ブッダ最後の旅の登場人物

『ブッダ最後の旅』に登場する主な人物についてまとめました。紹介する人物以外にも話の中で人物名が出てきたり、○○村の信者という形で登場したり、多くの人々が登場している話です。① ブッダ(お釈迦様)この『ブッダ最後の旅』はお釈迦様の涅槃にいたるまでの記録です。最後にどのような様子だったのか、最後にどのような説法を行なったのか、時系列で記されています。② アーナンダ(阿難)アーナンダは25歳の時に出家し、ブッダが涅槃に入るまで25年間常に侍者として、身の回りの世話を行いました。この『ブッダ最後の旅』はアーナンダが見聞きしたことが記録されています。③ アジャータシャトル(阿闍世)アジャータシャトルは古...
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七福神(しちふくじん)

七福神とは、福をもたらすといわれている7尊の神のことです。恵比寿神、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老神、布袋、それぞれがヒンドゥーであったり、仏教、道教、神道などに由来します。日本では室町時代末頃に七福神としてまとめられるようになったようですが、当初は必ずしも顔ぶれが一定しておらず、江戸時代にはほぼ現在の七福神に定まったと考えられています。なお、七福神めぐりとは、七福神を祀ってあるお寺を順番に参拝することで縁起を呼ぶといわれています。また、「七福神の乗った宝船の絵」は縁起物として親しまれています。(七福神・歌川国芳(1798–1861)浮世絵)<< 戻る
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恵比寿神(えびすしん)

恵比寿神とは、七福神唯一の日本で産まれた神で、イザナギとイザナミとの間に第三番目の子として生まれ、蛭子尊(ヒルノミコト)と名付けられました。幼少のころ、脚が立たず歩行困難のため、両親が意を決して葦舟(あしぶね)に乗せて海に流し、舟は摂津国西宮の浦に漂着し恵比寿神として祀られるようになりました。  初めは漁民の神でしたが、海産物の売買を通して商売繁盛の神となりました。商家や農家に信仰されるようになり、福徳をもたらす福神として他の地域の寺院にも祀られるようになりました。江戸時代の僧・天海の説によれば、恵比寿神は律儀(道徳と利益を得さしめる)、福徳(幸福)と収穫や良果(良い結果)との、三つの徳をたた...
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1月の出来事/有名人の誕生日・命日

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ブッダ最後の旅程

『ブッダ最後の旅』でお釈迦様がたどった地域をまとめました。ブッダ最後の旅程① 霊鷲山/王舎城(ラージャグリハ)の鷲の峰② アンバラッティカー園(庵婆蘗林/Ambalatthikā)③ ナーランダ/富商パーヴァーリカのマンゴー林④ パータリ村(現在のビハール州の州都パトナ)⑤ マガダ国の大臣スニーダとヴァッサカーラの住居⑥ ゴータマの渡し/ガンジス河を渡る⑦ コーティ村⑧ ナーディカ村⑨ ヴァイシャリ(商業都市)/アンバパーリのマンゴー林⑩ ベールヴァ村(雨期の定住)/発病⑪ チャーパーラ霊樹/大地震⑫ 大きな林にある重閣講堂(ヴァイシャリ近郊)⑬ バンダ村⑭ ハッティ村⑮ アンバ村⑯ ジャンブ...
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五蘊(ごうん)

五蘊とは、五つの集まり、五種の群れを意味します。私たちの存在を含めて、あらゆる存在を五つの集まり(五蘊)の関係においてとらえる見方です。五陰(ごおん)ともいいます。名称と形態の観念との結びつき。三科の一つ。5蘊。五蘊は仏教で物質と精神とを五つに分類したものをいい、環境を含めての衆生の身心を五種に分類したものです。色・受・想・行・識の五つです。①色(しき)は物質一般、あるいは身体。身体および物質。②受(じゅ)は感受作用のことで、感覚・単純感情をいう。外からの刺激を受け入れる作用。③想(そう)は心に浮かぶ像で、表象作用のこと。④行(ぎょう)は意志、あるいは衝動的欲求に当たるべき心作用のこと。潜在的...
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しめ飾り

しめ飾りには地方によって意味合いに若干の違いがありますが、お寺で聞いたところでは、年神を迎えるものだということです。毎年正月に年神が家々にやってくる来方神というもので、お正月様や恵方神、大年神などの名前で呼ばれています。「年」は稲の実りを指し、穀物神を表しています。日本で稲作や農耕作業が発達するにつれて、年の始めにその年の豊作が祈念されるようになりました。旧暦では年の初めは春でしたから、農家にとっては農作業を始める重要な時期です。それが年神を祭る行事となって現在でも飾り付けをする習慣が残っています。藁の縄は神社の結界にも使われていますし、稲作をする民族としてお米の収穫に感謝して、次の豊作を期待...
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七仏通誡偈(しちぶつつうかいげ)

諸悪莫作 (しょあくまくさ)   諸の悪を作すこと莫れ衆善奉行 (しゅぜんぶぎょう) 衆の善を奉行せよ自浄其意 (じじょうごい)    自ら其の意を浄うせよ是諸仏教 (ぜしょぶっきょう) 是れ諸仏の教えなり諸々の悪いことをせずに、善いことを行い、自己の心を浄めること、これが諸々の仏たちの教えである。これは七仏通誡偈と呼ばれるものです。過去七仏が共通して教えてきたことを、この短い詩(韻文)の中につめています。七仏とは毘婆尸仏(びばしぶつ)・尸棄仏(しきぶつ)・毘舎浮仏(びしゃふぶつ)・拘留孫仏(くるそんぶつ)・拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)・迦葉仏(かしょうぶつ)・釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)...
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如来十号(にょらいじゅうごう)

如来十号とは、如来・ブッダの十種の称号のことで、如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏世尊、が示すものです。また、魂入れ法要(開眼法要・お性根入れ)の際の儀式において唱えられる場合があります。・如来(にょらい) 真実のままに現れて真実を人々に示す者、真実の世界に至り、真実の世界から来られし者を如去如来といい、その略称。・応供(おうぐ) あらゆる人間や天上の神々からの供養を受けるに相応しい存在。・正遍知(しょうへんち) 様々な事象を正しくまんべんなく見渡して、ありのままに知る存在。・明行足(みょうぎょうそく) 『大智度論』に依れば、明とは宿命・天眼・漏尽の過去現在...
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成道会(じょうどうえ)

12月8日は仏教の開祖お釈迦様が悟りを開かれた日、つまり成道(じょうどう)の日です。釈迦族の王子であったお釈迦様の名はゴータマ・シッダッタといいました。何の不自由もない生活をしていましたが、人生の生老病死の苦しみに疑問を抱き妻子を残し出家をします。最初は真理を求めて有名な聖者について学びますが、納得がいく答えを得られませんでした。その後、ウルヴェーラの苦行林で6年間の苦行を続け、それでも真理を見いだせないので、極端な苦行では真理どころか、無駄に心や身体を傷つけるだけであると気づきました。そして、苦行を放棄し、さらなる真理へ到る方法を探すのでした。苦行していた場所から程近いネーランジャラー河で沐...
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年回忌法要早見表を『令和7年・西暦2025年版』に切り替えました。「年が変わってからでいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、1月や2月に命日のご家族がいる場合など、今から準備が必要な方も多いのです。中身を少し言うと、令和元年/平成31年が早いもので7回忌ですね。また、大正15年/昭和元年が100回忌という大きな節目です。

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年回忌法要早見表(令和7年・西暦2025年)

年回忌法要早見表とは、その年の年回忌(法事)を一覧で表示するものです。年回忌は一般的に行われることが多いものを赤字で表示しています。それ以外の場合も祥月命日法要を行ったり、年回忌として行ったりする場合があります。年回忌法要早見表(令和7年・西暦2025年) ⇒ ご逝去年毎・年回忌表和暦没年 西暦没年 年回忌令和7年 2025年 (亡くなられた時が1回目の命日⇒中陰からの忌日表を確認する)令和6年 2024年 1周忌(2回目の命日)令和5年 2023年 3回忌(3回目の命日)令和4年 2022年 4令和3年 2021年 5令和2年 2020年 6令和元年/平成31年 2019年 7回忌平成30年...
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12月の出来事/有名人の誕生日・命日

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親鸞聖人・浄土真宗本願寺派・本願寺歴代宗主関連系譜(お西)

第1代 藤原鎌足 【614~669年】第2代 藤原不比等 【659~720年】第3代 藤原房前 【681~737年】第4代 藤原真楯 【715~766年】第5代 藤原内麿 【756~812年】第6代 藤原真夏 【774~830年】第7代 藤原浜雄 【不詳~840年】第8代 藤原家宗 【817~877年】第9代 藤原弘蔭 【不詳~904年】第10代 藤原繁時 【不詳~943年】第11代 藤原輔道 【不詳】第12代 藤原有国 【943~1011年】第13代 日野資業 【988~1070年】第14代 日野実綱 【1012~1082年】第15代 日野有信 【1039~1099年】第16代 日野有範 【...
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親鸞聖人・浄土真宗本願寺派・本願寺歴代宗主関連系譜(お東)

第1代 藤原鎌足 【614~669年】第2代 藤原不比等 【659~720年】第3代 藤原房前 【681~737年】第4代 藤原真楯 【715~766年】第5代 藤原内麿 【756~812年】第6代 藤原真夏 【774~830年】第7代 藤原浜雄 【不詳~840年】第8代 藤原家宗 【817~877年】第9代 藤原弘蔭 【不詳~904年】第10代 藤原繁時 【不詳~943年】第11代 藤原輔道 【不詳】第12代 藤原有国 【943~1011年】第13代 日野資業 【988~1070年】第14代 日野実綱 【1012~1082年】第15代 日野有信 【1039~1099年】第16代 日野有範 【...
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浄土信仰(じょうどしんこう)

浄土信仰とは、阿弥陀仏の救いを信じ、死後、この世の穢土(えど・けがれた世界)を去って、仏の住む西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)に往生(おうじょう)することを願う信仰。浄土三部経(じょうどさんぶきょう)で説く教えをもとに中国で発達し、日本でも平安時代後期に末法思想が強まると、貴族や庶民の間で広まりました。法然が浄土宗、親鸞が浄土真宗、一遍が時宗を確立、法華信仰と共に日本仏教思想の大きな流れを形成しています。<< 戻る
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七高僧(しちこうそう)

七高僧とは、親鸞聖人が尊敬していたインド、中国、日本の七人の高僧のことです。①龍樹菩薩(りゅうじゅぼさつ/ナーガールジュナ) 【150~250年】②天親菩薩(てんじんぼさつ/世親/ヴァスバンドゥ) 【400~480年】③曇鸞大師(どんらんだいし) 【476~572年】④道綽禅師(どうしゃくぜんじ) 【562~645年】⑤善導大師(ぜんどうだいし) 【613~681年】⑥源信和尚(げんしんかしょう) 【942~1017年】⑦源空聖人(げんくうしょうにん/法然) 【1133~1212年】<< 戻る
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各種月例法要は目標期限内に想定需要を超えることが出来なかったため、今月をもって受付を終了しました。日々、研鑽、工夫が必要だなと感じるばかりです。現在受付中の法要をご検討いただければ幸いです。合掌

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樹木葬(じゅもくそう)

樹木葬とは、シンボルツリーを中心にした墓地や多くの木を植樹した樹林墓地に納骨・埋蔵する方法か、粉骨した遺骨を土に撒いて埋葬する方法などを採用した墓地形態の一つです。現在、一般的に言われる墓地との違いは、墓石に遺骨を納骨しないということです。ただし、納骨・埋蔵した場所にメモリアルボードが設置されるものもあります。樹木葬は比較的新しい納骨・埋蔵方法として認知されていますが、墓石が一般的になる前には樹木葬と似たような埋葬法であったのではないかという想像は出来ます。しかし、それとの大きな違いとして考えられるのは、樹木葬としてしっかりと区画整理されているという点でしょう。問題点があるとすれば、いつか墓石...
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末法思想(まっぽうしそう)

末法思想(まっぽうしそう)とは、ブッダが説いた正しい教えが世で行われ修行して悟りを得る者がいる時代(正法)が過ぎると、次に教えが行われても外見だけが修行者に似るだけで悟りを得る者がいない時代(像法)が来て、その次にはブッダの教えのみあって修行する者も悟りを得る者もいない時代(末法)が来るとする歴史観のことです。正法・像法・末法を三時(さんじ)といい、その長さのとらえ方には諸説あり、一説には、正法1000年、像法1000年、末法1万年とされ、日本では『末法燈明記』(まっぽうとうみょうき/最澄の著作とされていましたが偽書説があります)を根拠に、1052年(永承7年)に末法に入ったとされています。ど...
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仏塔(ぶっとう)- ストゥーパ

仏塔とは、仏教寺院においてお釈迦様の遺骨である仏舎利を納めるために建造された塔のことです。世界最古の木造塔は法隆寺の五重塔ですが、その基壇中央部にある心柱の基部には仏舎利容器が納められています。仏舎利は瑠璃の小壷に納められ、これを純金の器に入れ、さらに銀器に入れて銅碗の中に置き、瑠璃小玉葡萄鏡と共に孔中に安置し、銅板のふたがされています。これは仏舎利についての一例ですが、詳細が分からないことが多い中で貴重な例だと考えられます。なお、七堂伽藍の一つに数えられます。仏塔のことを梵語ではストゥーパといい「塚」を意味します。「塔」の名は、ストゥーパを音訳した卒塔婆(そとば)・塔婆(とうば)を略したもの...
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サールナート – ブッダが教えを説き始めた地(鹿野苑)

サールナートはブッダが教えを説き始めた地として仏教の四大聖地および八大聖地の一つに数えられます。その教えを説いた相手は五比丘だと伝えられています。サールナートのうち鹿野苑(ろくやおん)だったとされる場所は現在、インド政府によって整理され遺跡公園になっています。そこには、ブッダの初転法輪(しょてんぼうりん)の地に立つダーメーク・ストゥーパがあり(写真)、4頭の獅子像があしらわれているアショーカ王の石柱も出土し、インドの国章となっています。また、バラナシ(ベナレス)の北方約10kmに位置します。「スッタニパータ」には「仙人のあつまる所という名の林」という名で出てきます。・「生きとし生ける者の最上者...
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中道(ちゅうどう)

中道とは、二つの対立するものを離れていることです。原始仏教では厳しい苦行と快楽主義の両極端を退けた考え方ですが、単に二つの中間をとるというのではなく、二つの極端から離れた自由な立場を表しているので、矛盾や対立を超越していることになります。ブッダ(お釈迦様)は厳しい苦行と何不自由がない生活を体験した上で、中道こそが真理へ到る修行方法だと気付いたのでした。出家をする前のブッダはシッダッタという名前で、釈迦族の王子でした。地方の統治者の王子として恵まれて育ったシッダッタは、望まなくとも何不自由がない中で生活していたと考えられています。その後、真理(悟り)を求めるために出家の決意を決めたシッダッタは、...
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往生(おうじょう)

往生とは、この世を去り、極楽浄土に往(い)って生まれることです。日常的には「亡くなる」や「困る」ことをさして使われています。 「大往生」「立ち往生」「往生しまっせ」「往生要集」往生の意味は、仏の国に往って生まれることなので、ただ極楽浄土に往くのではなく、仏になることです。往生とは極楽往生、浄土往生と言われるように、死んで仏の国に生まれるのだから、死後の往生の意味です。往生するその世界は仏の世界なので、そこに生まれることは成仏することだといわれます。一般的に、往生とは仏になることだと考えられ、さらに、死んだら仏になるという考え方が広まりました。特に老衰などの自然死によりなくなることを大往生と呼ぶ...
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11月の出来事/有名人の誕生日・命日

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ひと雨毎に朝晩の寒さが増すのを実感しています。今日は月末、心と身体を整えて11月を迎えましょう!