追儺会(ついなえ)- 追儺式(ついなしき)

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追儺会とは、お寺などで行われる節分の行事で、追儺式、節分会、豆まき式、鬼儺会(おにばらえ)と呼ばれることが多いようです。太陰暦での大晦日が節分にあたり、現在の太陽暦に移すと2月3日頃になります。

「鬼は~外!」「福は~内!」と節分の夜に豆まきを行うのは、新年を迎えるための鬼追いや鬼払いのためです。また、自分の年齢より1つ多く福豆を食べるのは、節分が年越しに行なわれていた行事のためです。現在は自分の誕生日に歳が増えますが、明治時代以前は年が明けたら歳を増やしていました。

節分の頃行われる風習に「柊鰯(ひいらぎいわし)」というものがあり、ヒイラギの枝に焼いたイワシの頭をさしたものを家の入口に飾る風習です。紀貫之が著した「土佐日記」(935年頃成立)にはその記述が見られます。

ヒイラギの葉には棘があり、家に近寄る鬼の目を突き撃退する効果があると考えられていたためで、イワシが用いられたのは、鬼がそのニオイを嫌うからだとか、逆におびき寄せてヒイラギの葉で撃退するためだとか、諸説あるようです。また、時代や地域によって違いがあり、ヒイラギにさすものが元々はボラの頭であったり、関東では大豆の小枝も添えられたりしています。

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