【仏教用語/人物集 索引】

『阿弥陀経』29

投稿日:2023年3月4日 更新日:

しゃりほつ。にょがこんじゃ。
舎利弗。如我今者。

しょうさんしょぶつ。ふかしぎくどく。
称讃諸仏。不可思議功徳。

ひしょぶっとう。やくしょうせつが。
彼諸仏等。亦称説我。

ふかしぎくどく。にさぜごん。
不可思議功徳。而作是言。

しゃかむにぶつ。のういじんなん。
釈迦牟尼仏。能為甚難。

けうしじ。のうおしゃばこくど。
希有之事。能於娑婆国土。

ごじょくあくせ。
五濁悪世。

こうじょく。けんじょく。
劫濁。見濁。

ぼんのうじょく。しゅじょうしょく。
煩惱濁。衆生濁。

みょうじょくちゅう。
命濁中。

あのくたら。
得阿耨多羅。

さんみゃくさんぼだい。
三藐三菩提。

いしょしゅじょう。
為諸衆生。

せつぜいっさいせけん。なんしんしほう。
説是一切世間。難信之法。

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▼ 現代語訳

舎利弗よ。わたしが今、このように、彼ら仏・世尊の不可思議な功徳をほめたたえているように、そのように、
舎利弗よ、彼ら仏・世尊たちもまた、わたしのの不可思議な功徳をほめたたえて、『釈迦牟尼仏は、いとも為し難いことを成し遂げた。現実の世界(娑婆)において、この上ない正しい悟り(阿耨多羅三藐三菩提)を悟り得て、時代の濁り(劫濁)、生きる者の濁り(衆生濁)、偏見の濁り(見濁)、命の濁り(命濁)、煩悩の濁り(煩悩濁)の中にいながら、一切の世間の人々(衆生)が信じ難い法を説かれた。』と言うのだ。

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