仏教を本気で学ぶ 釈迦族(しゃかぞく) 釈迦族とは、お釈迦様の出身種族の名前です。釈迦とは、シャーキヤ族、またはその領国のシャーキヤ国を指す名称でもあります。釈迦はシャーキヤを音写したものです。釈迦牟尼。釋迦族。梵語(サンスクリット語) Śākya シャーキヤ शाक्य巴語(パーリ語)・「姓に関しては太陽の裔といい、種族に関しては釈迦族といいます。王さまよ。私はその家から出家したのです。欲望をかなえるためではありません。」(スッタニパータ 423偈)<< 戻る 2000.10.25 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ カピラヴァストゥ – ブッダが王子として過ごした地(カピラ城) カピラヴァストゥとは、釈迦族の都であり城で、お釈迦様が生後から出家するまで王子として過ごした地として仏典等に出てきます。ブッダ入滅後1000年ほどは仏教徒の巡礼の地であったようですが、仏教の八大聖地に入っていないためか、その所在地は現在、はっきりしていません。現在のインド・ネパール国境付近に位置していたようです。この地にいたカピラ (Kapila) という黄色い髪をした仙人(リシ)の名に由来すると伝えられ、「ヴァストゥ」とは「土地」を意味しています。漢訳仏典には迦卑羅婆率、迦毘羅婆蘇都、迦毘羅衛などの音写の記述の他、蒼城、蒼住城、黄赤城、黄頭居処、黄髪仙人住所、赤澤国、妙徳城などの意訳の記述も... 1999.04.25 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ スッタニパータ【第3 大いなる章】1、出家 こちらのページを閲覧するには、メンバー登録が必要です。詳細はリンク先でご確認ください。なお、定期的にパスワードは変更されます。また、セキュリティの観点から一定時間を経ると再度パスワード入力が必要になります。 << 戻る 0202.05.28 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ スッタニパータ【第3 大いなる章】7、セーラ こちらのページを閲覧するには、メンバー登録が必要です。詳細はリンク先でご確認ください。なお、定期的にパスワードは変更されます。また、セキュリティの観点から一定時間を経ると再度パスワード入力が必要になります。 << 戻る 0202.05.28 仏教を本気で学ぶ
仏教を本気で学ぶ スッタニパータ【第3 大いなる章】11、ナーラカ こちらのページを閲覧するには、メンバー登録が必要です。詳細はリンク先でご確認ください。なお、定期的にパスワードは変更されます。また、セキュリティの観点から一定時間を経ると再度パスワード入力が必要になります。 << 戻る 0202.05.28 仏教を本気で学ぶ
人物 オッカーカ王(イクシュヴァーク王/甘蔗王) オッカーカ王とは、インド古代の伝説的なアヨーディヤー王で、日種の祖であり、釈迦族の祖です。また、コーサラ国もこの王の末裔を自称しています。漢訳仏典では甘蔗王(かんしょおう)と呼ばれます。『リグ・ヴェーダ』にも登場する英雄王で、話しをするとその口からたいまつの光のような光線が射したとされています。・「むかしカピラヴァストゥの都から出て行った世界の指導者(ブッダ)がおられます。彼は甘蔗王の後裔であり、釈迦族の子で、世を照す。」(スッタニパータ【第5 彼岸にいたる道の章】1、序 991偈)梵語(サンスクリット語) इक्ष्वाकु Ikṣvāku イクシュヴァーク巴語(パーリ語) Okkāka オ... 0101.10.11 人物仏教を本気で学ぶ
人物 マハーナーマ(摩訶男)- 釈迦族 マハーナーマ Mahānāma(巴) 摩訶男(まかなん) マハーナーマン Mahānāman(梵) 仏典には同名別人と考えられる人物がいくつか存在し混同されやすいです。マハーナーマは、釈迦族のドロノダーナ(斛飯王)、あるいはアムリトダーナ(甘露飯)のどちらかの太子で、兄弟にアニルッダ(阿那律)がいます。お釈迦様とは親類で従兄弟です。またお釈迦様が成道した後は在家の弟子になりました。ある日、パセーナディ王は釈迦族から妃を迎えたいと要請しました。断わった場合、釈迦族を攻めるつもりだったといわれます。釈迦族は他の民族とは婚姻しないという伝統があったともいわれ、その血筋の誇り高さから一計を案じ、マハー... 0101.10.03 人物仏教を本気で学ぶ
人物 アニルッダ(阿那律) アニルッダ(Aniruddha、अनिरुद्ध)、阿那律(あなりつ)、阿㝹楼駄(あぬるだ)、アヌルッダ(Anuruddha)ブッダの従弟であり、十大弟子の一人で「天眼第一」といわれています。釈迦族のドロノダーナ(斛飯王)、あるいはアムリトダーナ(甘露飯)のどちらかの太子で、兄・マハーナーマ(摩訶男)の弟とされます。ブッダが故郷カピラヴァストゥ城に帰り、ナンダ(難陀)、ラーフラ(羅睺羅)がまず仏弟子となると、釈迦族の青年が次々と出家することになりました。アニルッダも兄のマハーナーマと相談して出家することになったといいます。あるいは、母親が兄弟共に出家させるのは忍びないので「バドリカ(跋提梨迦王... 0101.03.01 人物仏教を本気で学ぶ