「 天童如浄 」 一覧

『正法眼蔵随聞記』56、我れ大宋天童禅院に居せし時

また云く、我れ大宋天童禅院に居せし時、浄老住持の時は、宵は二更の三点まで坐禅し、曉は四更の二点三点よりおきて坐禅す。長老と共に僧堂裏に坐す。一夜も懈怠なし。その間、衆僧多く眠る。長老巡り行いて睡眠する ...

『正法眼蔵随聞記』21、悪口を以て僧を呵嘖し

夜話に云く、悪口を以て僧を呵嘖し、毀呰する事なかれ。悪人不当なりと云うとも、左右なく悪毀る事なかれ。先ずいかにわるしと云うとも、四人已上集会しずべければ、僧の躰にて国の重宝なり。最も帰敬すべき者なり。 ...

『正法眼蔵随聞記』(しょうぼうげんぞう ずいもんき)

『正法眼蔵随聞記』は鎌倉時代の法語集。道元禅師の法語を、その2歳年長の弟子で、永平寺2世となった孤雲懐奘(こうん えじょう)が記した語録書。嘉禎年間(1235~1238年)の成立。懐奘没後に弟子たちが ...

「正法眼蔵」摩訶般若波羅蜜(まかはんにゃはらみつ)

観自在菩薩の行深般若波羅蜜多時は、渾身の照見五蘊皆空なり。五蘊は色受想行識なり、五枚の般若なり。照見これ般若なり。 この宗旨の開演現成するにいはく、色即是空なり、空即是色なり、色即是色なり、空空なり。 ...

天童如浄(てんどうにょじょう)

中国・宋時代の禅僧。明州鄞県葦江の出身。俗姓は兪。字は長翁。雪竇智鑑に就いて嗣法。弟子には道元禅師がいる。天童山景徳寺第31世住職。『如浄禅師語録』がある。 嘉定17年(1224年)に天童山景徳寺の住 ...

道元禅師の嗣法

貞応2(1223)年、24歳のとき、道元禅師は明全和尚と共に博多から南宋(中国)に渡り諸山を巡ります。天童山にて天童如浄禅師(てんどうにょじょうぜんじ)とめぐりあいます。道元禅師は如浄禅師を生涯の師( ...

天童寺-浙江省寧波市鄞州区

・天童寺 中国・浙江省寧波市鄞州区 天童寺(てんどうじ)は、300年(西晋の永康元年)遊行僧の義興により創建されたと伝えられ、唐の初年、現在の位置に移ったと言われている。天童禅寺、天童山景徳禅寺、太白 ...



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