仏教を本気で学ぶ

スッタニパータ【第1 蛇の章】10、アーラブァカという神霊

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スッタニパータ【第4 八つの詩句の章】3、悪意についての八つの詩句

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人物

馬鳴(めみょう)

馬鳴はアシュヴァゴーシャの漢訳名です。インドの仏教僧。富那夜奢に就いて嗣法。弟子には迦毘摩羅がいる。バラモンの家系に生まれ、学僧として活躍し議論を好んだ。当初は仏教を非難していましたが、富那夜奢に論破され、舌を切って謝罪しようとしましたが、諭されて仏教に帰依するようになりました。知恵・弁舌の才にすぐれ、釈迦の生涯を描いた叙事詩『ブッダチャリタ(Buddhacarita/仏所行讚)』や、スンダラ・ナンダ(孫陀羅難陀/お釈迦様の異母兄弟)の回心を描いた詩『端正なる難陀』(サウンダラナンダ)、舎利弗と目連の帰依を描いた9幕の戯曲『シャーリプトラ・プラカラナ』、『大荘厳論経』などを残しています。その他...
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アショーカ王即位

(アショーカ王レリーフ/より)紀元前268年(インド)、アショーカ王(阿育王)が即位し、治世9年目にインド亜大陸の東岸で勢力を振るったカリンガ国に戦を仕掛け征服するが、戦争の悲惨さを実感し仏教に帰依。アショーカ王が石柱や摩崖(岩)などに刻ませたアショーカ王碑文が多く残る。在位~紀元前232年頃の間、仏教がインド全体に普及。原始仏教聖典原型成立。『阿含経』『法句経』『ジャータカ』等。<< 戻る
人物

アトゥラ

アトゥラは、北方インドのサーヴァッティー市の在俗信者です。ある時、500人の信者に囲まれて、レーヴァタ長老のところに行って教えを聞こうとしましたが、この長老は一人静かに瞑想にふけっていたために、何も説いてくれませんでした。そこで彼は憤ってサーリプッタ長老のところへ行ったら、アビダルマに関する議論をやたらに聞かされました。「こんな難解な話を聞いて何の役に立つのか?」と憤ってしまいます。次にアーナンダ長老のところへ行ったところ、ほんの少しばかり教えを説いてくれました。そこでやはり憤って、最後に祇園精舎にいるブッダのところへ行ったところ、ブッダは次の詩を語ったということです。・「アトゥラよ。これは昔...
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アシタ仙

アシタ仙人、阿私陀仙アシタという仙人(isi)は、スッドーダナ王(浄飯王)の父であるシンハヌ王(師子頬王)の宮廷僧でした。アシタ仙はスッドーダナ王がまだ王位に即いていない時にはその技芸の師となっていましたが、王位に即いた後には宮廷僧となりました。アシタ(Asita)とは「黒色」という意味で、仏典には同じく黒色の意味である「カンハ(kanha)」に続けて敬称の「シリ(sri)」を合わせた呼称「カンハシリ」とも呼ばれています。「結髪の仙人」と表現されているので、頭髪を束ねて縛っている螺髻(らけい)もしくは螺髪(らほつ)という、ほら貝のような形をした髪形で、当時の行者の姿です。スッドーダナ王に子ども...
人物

アジャータシャトル(阿闍世)

アジャータシャトル、クーニカ・アジャータシャトル Kunika Ajātashatru、阿闍世(あじゃせ)、未生怨(みしょうおん)古い時代の仏典には「ヴィデーハ国王の女(むすめ)の子」という表現もあります。つまり、ヴィデーハ国から来た妃の子をこのように表現するのは、古代インドの習慣から来るもので、母系家族制の影響だと考えられています。アジャータシャトルは古代インドに栄えたマガダ国(現在のビハール州辺り)の王。父王ビンビサーラを殺害して王位を得た。しかし、アジャータシャトル自身も息子によって殺害されたと伝えられている。父王ビンビサーラを殺害したが改心しブッダに帰依するようになっていたため、ブッダ...
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アンニャーシコンダンニャ(阿若憍陳如/あにゃきょうちんにょ)

アンニャーシコンダンニャ Aññāsi-Koṇḍañña(巴) 阿若憍陳如(あにゃきょうちんにょ) アージュニャータカウンディニヤ Ājñāta-Kauṇḍinya(梵)、阿若多憍陳如、阿若多憍陳那、阿若憍隣、阿若拘隣、阿若倶隣などの音写、阿若は了本際、知本際、已知、解了、了教などの意訳で記述される場合もあります。アンニャーシコンダンニャは、お釈迦様の最初の弟子です。お釈迦様の成道より最初に教えを説いた五比丘の一人であり、またその中心的な人物です。カピラヴァストゥ城に近いドーナヴァットゥ村(Donavatthu)のバラモンの家庭出身です。お釈迦様の誕生時、スッドーダナ王(浄飯王/お釈迦様の父)...
人物

アッサジ(阿説示)

アッサジ Assaji(巴) 阿説示(あせつじ) Aśvajit,Aśvaka(梵)アッサジは、お釈迦様の成道より最初に教えを説いた五比丘の一人です。お釈迦様が出家したのを知り五比丘で同行した、もしくは、出家しネーランジャラー(尼連禅河)の畔の山中で苦行する際、スッドーダナ王(浄飯王)の要請で五比丘で随行したと伝えられています。6年間の苦行をしたお釈迦様でしたが、このままでは悟りを得ることが出来ないと知り、苦行林を出てスジャータによる乳粥供養を受けました。アッサジたちはそれを見て、苦行に耐えられず修行をやめたと思い込み、サールナート(鹿野苑)に去りました。一方のお釈迦様は、すぐに菩提樹の下で瞑...
人物

アーナンダ(阿難)

アーナンダ(aananda,आनन्द)、阿難 (あなん)、阿難陀(あなんだ)ブッダの従弟であり、十大弟子の一人で「多聞第一」といわれています。nandaは歓喜・慶喜という意味です。釈迦族の王族であるドートーダナ(斛飯王・こくはんおう)の子であり、仏教経典に悪人として描かれているデーヴァダッタ(提婆達多)の弟です(諸説あり)。禅宗の系譜ではブッダの教えを伝えられた第一祖のマハーカッサパ(摩訶迦葉)より法を伝えた第二祖とされ、さらにその弟子の商那和修に伝えられています。ブッダが成道した日の未明、父のスッドーダナ(浄飯王・じょうはんおう)は自分の子がブッダとなったことをいち早く感得していました。大...
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アニルッダ(阿那律)

アニルッダ(Aniruddha、अनिरुद्ध)、阿那律(あなりつ)、阿㝹楼駄(あぬるだ)、アヌルッダ(Anuruddha)ブッダの従弟であり、十大弟子の一人で「天眼第一」といわれています。釈迦族のドロノダーナ(斛飯王)、あるいはアムリトダーナ(甘露飯)のどちらかの太子で、兄・マハーナーマ(摩訶男)の弟とされます。ブッダが故郷カピラヴァストゥ城に帰り、ナンダ(難陀)、ラーフラ(羅睺羅)がまず仏弟子となると、釈迦族の青年が次々と出家することになりました。アニルッダも兄のマハーナーマと相談して出家することになったといいます。あるいは、母親が兄弟共に出家させるのは忍びないので「バドリカ(跋提梨迦王...