甘露門は主に曹洞宗寺院で読まれるお経で、毎夕に行われる晩課、および施食会(施餓鬼会)、お盆の棚経でも読まれます。曹洞宗で読経される甘露門はお経や真言を一つの法要で読めるように編集したもので、古くは瑩山禅師の時代にもあったことが確認されています。
ここで紹介する甘露門は写本等の差異を江戸期、明治期にかけて再編集されてきたもので、実際に僧侶も読んでいる大本山總持寺発行の経本を底本としたものです。
①ルビ(読経の発音による かな読み)
②本文(大太字)
【 】はその部分の題名で、お経を連続して読む場合は読みません。また、人物や単語の解説が必要な場合はその言葉のリンク先を参照下さい。各宗派や時代によりお経の解釈は違うものです、当ウェブサイトの一解釈としてご覧ください。
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かんろもん
甘露門
ぶしょうさんぼう
【奉請三宝】
なむじっぽうぶつ。
南無十方佛。
なむじっぽうほう。
南無十方法。
なむじっぽうそう。
南無十方僧。
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