『修証義』(しゅしょうぎ)『正法眼蔵』対応版
『修証義』は、道元禅師の著わされた『正法眼蔵』から、その文言を抜き出して編集されたものです。全文を掲載し、文中にリンクを施している箇所は実際に『正法眼蔵』で掲載している箇所へのリンクです。元々どのように表現されていたのかを確かめることが出来ます。『修証義』は寺院での法要は言うまでもなく、一般の法事などでもよく読まれるお経です。第一章 総 序生を明らめ死を明らむるは仏家一大事の因縁なり、生死の中に仏あれば生死なし、 但生死即ち涅槃と心得て、生死として厭(いと)ふべきもなく、涅槃として欣ふべきもなし、是時初めて生死を離るる分あり、唯一大事因縁と究尽すべし。(第1節)人身得ること難し、仏法値ふこと希...