おおよそ、とうじょをはなれず、
大都、当処を離れず、
あにしゅぎょうのきゃくとうをも
豈に修行の脚頭を
ちうるものならんや。
用うる者ならんや。
しかれども、ごうりもさあれば、
然れども、毫釐も差あれば、
てんちはるかにへだたり、
天地懸に隔たり、
いじゅんわずかにおこれば、
違順纔かに起れば、
ふんねんとしてしんをしっす。
紛然として心を失す。
※このページは学問的な正確性を追求するものではありません。前知識のない一般の方でも「読んでみよう!」と思ってもらえるよう、より分かりやすく読み進めるために編集しています。漢字をひらがなに、旧字体を新字体に、送り仮名を現代表記に、( )にふりがなをつけるなど、原文に忠実ではない場合があります。
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