【仏教用語/人物集 索引】

六根(ろっこん)

投稿日:2008年5月20日 更新日:

六根とは、六つの機官、六つの感覚機官、六つの認識能力のことです。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五つの感覚機官と、認識し、思考する心との六つ、眼・耳・鼻・舌・身・意のことです。三科の一つ。十八界の一つ。6根。

根は認識機官を意味します。眼・耳・鼻・舌・身・意が、その対象に対して感覚・認識作用をする場合、その拠り所となる作用を有するものです。それは、視覚機官(視神経)とそれによる資格能力(眼根)、以下、聴覚(耳根)・嗅覚(鼻根)・味覚(舌根)、それと触覚機官や触覚能力(身根)の五根と、また思惟機官とその能力(意根)とを合わせて六根となります。

六根は主観に属するから六内処、六境は客観に属するため六外処ともいわれます。

六境六識との関連において考えられ、十二処十八界の構成内容でもあります。

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