三結(さんけつ) 2024.02.04 仏教を本気で学ぶ さ 三結とは、四向四果の内の預流果を得る人の断ずべき三種の煩悩のことで、「見結」「戒取結」「疑結」のこと。「結」は煩悩の異名です。巴語(パーリ語)でtini samyojanani 、三つの束縛という意味です。 ①見結(けんけつ)とは、我有りと見なす見解のこと。我見。 ②戒取結(かいしゅけつ)とは、誤った戒律を行ずることを解脱の因と見なすこと。 ③疑結(ぎけつ)とは、正しい道理を疑うこと。 << 戻る