【仏教用語/人物集 索引】

『典座教訓』17、ただ自然に変わっていくだけ

投稿日:1237年8月13日 更新日:

もしことをたっとぶべきものならば、
若し事を貴ぶべき者ならば、

ごどうのことをたっとぶべし。
悟道の事を貴ぶべし。

もしときをたっとぶべきものならば、
若し時を貴ぶべき者ならば、

ごどうのときをたっとぶべきものか。
悟道の時を貴ぶべき者か。

ことをしたいみちをたのしむのあと、
事を慕い道を耽しむの跡、

しゃをにぎってたからとする、
沙を握って宝と為る、

なおそのしるしあり。
猶お其の験有り。

かたちをもしてらいをなす、
形を模して礼を作す、

しばしばそのかんをみる。
屡其の感を見る。

いかにいわんやそのしょくこれおなじく、
何に況んや其の職是れ同じく

そのしょうこれいつなるをや。
其の称是れ一なるをや。

そのじょうそのごう、
其の情其の

もしつたうべきものならば、
若し伝うべき者ならば、

そのびそのどう、
其の美其の道、

あにきたらざらんや。
豈来らざらんや。

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