管理人/中島法雄

仏教を本気で学ぶ

クシナガラについて

インド北部のヒマラヤ山脈とデカン高原に挟まれた場所にガンガーの流れる広大なヒンドゥスタン平原があり、そこにウッタル・プラデーシュ州(UP州)があります。この州はインド最大の人口を持ち、古くから農村地帯が広がり、稲作と畑作の混合地が多く、サトウキビや小麦などが作られてきた地域です。そんな農村地帯にクシナガラという町があります。(はじめの写真は2000年2月15日・涅槃の日に撮影)私がその場所に初めて行ったのが2000年2月でした。インドは年中暑いところだと思っていたので、意外と朝晩が寒くて驚いたのを憶えています。その後、この場所を何度も訪れることになるとは思ってもいないことでした。クシナガラへは...
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メンバーについて

寺院センターは、仏教とお寺、その伝統や文化を応援してくださる方々が仏教と縁を結ぶことができる仏教ファンクラブです。檀家も、門徒も、信者も、特定のお寺へ所属が無い方も、様々な方が集う寺院センターでは随時会員を募集しております。合掌▼ 会費・寺院センター会員(正会員)現在、制度の見直し中です。▼ 寺院センター会員特典読み物/仏教を知る機会に・仏教を学べる限定公開ページをパスワード入力で閲覧可能。・毎月1回、会報「菩提樹」を当ウェブサイトで更新(本年4月より公開予定)。・「読む(全文掲載)」ページの解説文「講話」は不定期で順次更新中。会員証・会員証として「仏教徒之証」のオンライン証書(※1)を発行。...
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8月はお盆の準備を

8月はお盆休みがあるように、伝統行事としての「お盆」も日本全国で行われます。現在、太陽暦の8月15日を中心とした期間に行われる(旧盆、月遅れのお盆、旧のお盆)ことが多いですが、都心部など地域によっては、太陰暦の7月15日を中心とした期間に行われていた名残で、現在でも7月15日を中心とした期間に行われています(新盆、新のお盆)。様々な都合により、場合によっては寺院の都合で、同じ地域であっても別々の日に「お盆を迎える」ということも珍しくありません。より詳しく! ⇒ お盆(盂蘭盆会)お盆は祖先の霊を祀る行事です。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した特色があります。四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を...
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支払方法/寄付受付(賽銭・布施として)

目次・寄付について・PayPay個人間送金によるお支払いについて・銀行振込みによるお支払いについて・郵便振替によるお支払いについて『寺院センター』の情報がお役に立てた場合、運営を続けるための寄付をお願いします。いずれのご入金先も『寺院センター』宛てです。領収証の発行や受領連絡はいたしません。(事前にお約束した場合など特例を除く。)寄付金は法令に基づき納税対象として適切に会計処理されます。なお、寄付という特性上、返金には応じられません。参考:お寺に対する「お布施」「お賽銭」も一般的に寄付の一種と考えられます。例 ▶ 動画で供養や祈願などの祈る機会に対するお布施として。例 ▶ 葬儀や法要、霊園・納...
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涅槃像の足の裏

この写真はインド・クシナガラの涅槃像(ねはんぞう)の足の裏を朝一番に撮影したものです。金色に輝く綺麗な足です。この涅槃像は頭部と足部だけが露出(他の部分は布で覆われている)しているのですが、足部に金箔を熱心に貼る人を多く見かけました。インドでは尊敬する人へ感謝を表す時に、尊敬する人の足を触ります。例えばガンジーさんが教科書を買えない貧しい子どもたちに無償で教科書を提供してくれたとします。そうすると子どもたちはガンジーさんの足にそっと触れ感謝を表します。国によって色いろな感謝の表し方があるのですね。
仏教を本気で学ぶ

仏教を本気で学ぶことが出来るコンテンツ

このウェブサイトは仏教を本気で学ぶコンテンツへと進化しています!過去の記事も見直しながら、新しい記事もどんどん加えています。掲載例(最近更新したもの)・『法句経』ダンマパダ - ブッダ 真理の言葉(全文)・スッタニパータ - ブッダの言葉(全文)・『正法眼蔵』(しょうぼうげんぞう)(全文)・『普勧坐禅儀』(ふかんざぜんぎ)テキスト版/画像版(全文)・『坐禅用心記』(ざぜんようじんき)/瑩山禅師(全文)・『正法眼蔵随聞記』(しょうぼうげんぞう ずいもんき)(全文)パソコンでもスマホでも、どんな端末でも見やすいページになるよう工夫しています。コロナ禍を経て、誰もがいたるところで環境の変化を感じたの...
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仏教の在り方 需要と供給

寺院センターの活動は、仏教で言うところの「中道」(ちゅうどう)の実践です。仏教、寺院の「センター」として、どこかに大きな施設があるとか、全ての仏教関連法人を統括しているとか、そう言った意味合いや目標で活動していません。寺院の在り方であったり、世の中の時流であったり、それに合わせて生きること、変わっていくこと(諸行無常)に合わせること、そこにはバランス感覚が必要になってきます。コロナ禍を経過し、世の中はその出口を探っている状況です。寺院センターではオンライン法要、録画法要、仏事証書で確認と言った、コロナ禍に合わせた法要依頼の提供を行ってきました。今、需要と供給のバランスを考慮した取捨選択の時が来...
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乱れた生活リズムを取り戻そう!

年末年始は私生活でも、仕事がある人でも、いつもと違うスケジュールになり生活リズムが乱れるものです。それでも、いつものスケジュールに戻ると、自然と普段の生活リズムに身体は戻ろうとするのですが、一旦乱れた生活リズムは簡単には戻りません。個人差もあります。家庭や職場、学校のスケジュールに身を任せると自然に戻るのが一つ大切なことですが、それでも、身体や心に負荷がかかる人も多いでしょう。そこでのポイントは意識することです。「自分はこうしたい!」「こういう生活習慣にしたい!」「今年はこうしよう!」一年の計は元旦にありという言葉もありますが、生活環境を受け入れた上で自分がどう生きたいかを意識することが大切に...
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今年の漢字は「戦」に決定

その年の世相を一字で表す「今年の漢字」は、年末の風物詩として1995年より開催されています。毎年12月12日の漢字の日に行われ、今年で28回目です。そして、発表される場所は京都の清水寺です。気になる2022年の「今年の漢字」は・・・「戦」に決まりました!応募総数約22万票のうち「戦」が1万804票を集めました。「戦」が1位に選ばれた主な理由は、今年2月から続いているウクライナ侵攻や北朝鮮の相次ぐミサイル発射など「戦」を意識したという声が多かったようです。ちなみに、「戦」はアメリカの同時多発テロが発生した2001年以来、2度目の1位となりました。2位「安」(1万616票)3位「楽」(7999票)...
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来年の年回忌法要早見表を公開しました!

12月に入り、そろそろ新年の準備をはじめています。そこで、年回忌法要早見表(令和5年・西暦2023年)を公開いたしました!その年に何回忌の法事があるかが一覧で分かります。見方としては、西暦何年か、または、和暦(令和・平成・昭和・大正)何年かに命日があるとすると、その年に年回忌供養が当たっているかどうかが分かります。今年は100回忌が大正時代なので、令和・平成・昭和・大正の4時代に渡る年回忌供養表となっています。どうぞご利用ください。<< 戻る
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観光シーズンのお寺

秋は観光シーズンと言われます。新型コロナの影響でお出かけにも億劫になりがちですが、気分転換も必要ということで外に出かけることも必要だと考える方が多いようです。そこでお勧めするのがお寺への観光です。観光の寺として銘打っているところもありますし、有名なお寺であれば拝観が出来ます。また、地域のお寺でもマナーを守れば出入り自由なところも多いですよ!何より、お寺での観光は込み合っているところ以外は人との接触が少ないのも今どきのコロナ対策になります。<< 戻る
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お亡くなりになった翌年の祥月命日は一周忌、その翌年は三回忌

このような法要スケジュールをまとめたものを年回忌法要早見表とか、年回忌表と呼びますが、基本的には施主やそのご家族が自身で確認するものです。お寺から「あなたの家の今年の年回忌は~」とご案内がある場合もありますが、人によってはそれが嫌だという場合もあります。しかし、それがないと「お知らせがないから出来なかった」という苦情があったり(ご案内がないと事前に通知していても)、お寺と檀家、門徒、信者との付き合い、間の取り方も難しいところです。特に、1月に命日がくる場合など、ご案内をしていても「もっと早く連絡して欲しかった」というご要望も聞いたことがあります。正直なところ、こういったスケジュールはご自身で管...
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勤労感謝の日「お坊さんは死ぬまで働く」

お坊さんには定年がないので死ぬまで働くことが出来ます。ある種、特殊な職業でしたが、近年は定年を廃止する企業や雇用延長の道筋があり一般の方もそうなりつつあります。ただし、お坊さんには定年はないものの収入があるとは限りません、安定収入があるのは檀家300軒以上抱えるような極一部のお寺です。「じゃあ、増やせば?」と言われても、檀家や門徒が反対したり、極端に増やすと生活のリズムが乱れたり、葬儀社や石材業者など紹介元への忖度が必要であったり、並みの精神状態ではいられません。私の場合はお寺の活動をしながら、生活のために一般企業で働いています。お布施収入は寺院センターの活動など世のため人のために還元していま...
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7万以上のお寺基本情報を確認でき、1000程のお寺のウェブサイトやSNSを掲載

寺院紹介をする団体にも色々ありますが、寺院センターでは7万以上のお寺基本情報を確認でき、1000程のお寺のウェブサイトやSNSを掲載しています。自分でお寺を探す手がかりが詰まったウェブサイトです。葬儀会社や石材店、霊園が主となる寺院紹介も世の中にはありますが、当方は各宗派のお寺が主となっています。しかも、その時に都合のつく条件に合うお寺が対応するので安心です。法要依頼ページに書いている費用以外は掛かりません。<< 戻る
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掲載寺院のイメージ画像は「これ」を採用しています

当ウェブサイトには寺院検索のページがありますが、厳密にいうとインターネットでよく採用される「検索」ではないかもしれません。「都道府県」を選択して、「市区町村」を選択して、「宗派」を選択して、というふうに選んでいくと求める寺院が見つかるという仕組みです。実は、この寺院一覧は完成していないのですが、ちょっと古い情報を含めれば約7万か寺以上を掲載しています。確認できた寺院より、個別ページを作成していますが、無償で行っているため(リクエストは受け付けません)、完成より先にインターネットの仕組みが変わってしまうと思っています。お寺の個別ページを見てもらうと、寺院のイメージ、もしくは地図が掲載されています...
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秋田市広面の本念寺での火事をアクセス解析で知る

このウェブサイトに異常がないかを管理する為にアクセス解析を毎日チェックしていますが、特定の寺院のアクセスが急上昇することがたまにあります。今日は秋田市の本念寺の個別ページのアクセス数が上がっていたので調べてみると昨日の火災のニュースが見つかりました。それによって当ページのアクセス数が急激に上がったのでしょう。なお、火災のあった寺院の公式ページにはまだ火災の件でのお知らせはないようです。11月4日午前11時半ごろ、秋田市広面字赤沼の本念寺から出火し、木造の本堂と棟続きの木造2階建て住宅を全焼したとのことですが、けが人はいなかったとのことです。消防車両18台が出動し、約5時間後に鎮火しました。定期...
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納骨堂閉鎖のニュースが続いています

約770軒の檀家が利用している納骨堂が閉鎖されたニュースが続いています。経営悪化のため建物は競売にかけられ閉鎖することが突然告げられていたということですが、そのような問題が表になった後も、対応がまずかったのか混乱が続いているようです。お墓を購入するのが難しい地域では、納骨堂を選ぶ人が増えていますが、やはり運営が出来なくなるという可能性があることも念頭に置いておかなければいけません。その前に、運営する人はそうならないように計画を立てなければいけないのですが、誰もが成功するものではないのですね。インターネット上には今回のような極端な失敗例、はたまた、誰もが理想に思うような成功例を見ることが出来るか...
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本日一番閲覧されているページは「三黙道場」

東福寺の東司(トイレ)の事故効果なのか、三黙道場(さんもくどうじょう)のアクセス数が急激に増えています。僧堂(坐禅堂)、トイレをする東司(とうす)、お風呂に入る浴司(よくす)の三か所を三黙道場と言います。どちらも気持ちが緩みそうになる場所で、一見簡単なようですが、団体生活の場においては難しかったりします。そこは修行の場、自らを戒めるために定められています。関連ページ:三黙道場(さんもくどうじょう)<< 戻る
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納骨堂や霊園、寺院も永遠に続くわけではないということ

(納骨堂のイメージ)ある地域の寺院が運営する納骨堂の経営が立ち行かなくなり建物が競売に掛けられて、檀家は預けていた遺骨を取りに行かなければいけなくなったというニュースを見聞きしました。寺院も特定できたので、そのままこちらで紹介しようかとも思いましたが、「宗教法人」というだけで、本当に仏教の志のもと運営している伝統仏教寺院のことかもわからないので、注意喚起という意味で内容だけ紹介させていただきます。事が起こった納骨堂、見た目はちゃんとしています。しかし、お寺の運営資金の底が尽きたとのこと。この例以外にも霊園やお寺自体の運営が厳しいところは日本各地にありますが、無理して運営するとこうなってしまいま...
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東司(とうす)はこのように使われていた

(2008年撮影の東福寺・東司内/事故前)先日の東福寺境内にある重要文化財の木造建築「東司(とうす)」の出入り口にバックで突っ込み、観音開きの木製扉を破壊して完全に建物内部まで入り込むという事故のニュース動画や写真に写っていた絵についてお問い合わせがあったので、上に掲載しました。2008年撮影のものです。現在はトイレとして使用していない訳ですが「使用されていた当時はこのように使われていましたよ」という絵ですね。禅寺にとって東司は三黙道場(さんもくどうじょう)の一つで、大事な修行の場所でもあります。もっと詳しく:東司(とうす)参照ページ:京都・東福寺、重要文化財のトイレに車突っ込み扉損壊 国内最...
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東福寺、国内最古にして重要文化財のトイレに車突っ込み扉損壊「誤ってアクセル」

(2008年撮影の東福寺・東司/事故前)2022年10月17日午前9時半ごろ、車が切り返し中に、東福寺境内にある重要文化財の木造建築「東司(とうす)」の出入り口にバックで突っ込み、観音開きの木製扉を破壊して完全に建物内部まで入り込むという事故がありました。乗用車を運転していたのは、仕事で寺を訪れた「京都古文化保存協会」の30歳男性職員で、ギアがバックに入った状態で「間違ってアクセルを踏んだ」ということなので、文化財近くまで車が入ることが出来る構造を持つ場所は特に注意ですね。この東司は室町時代前期に建てられた禅寺の便所で、現在はトイレとしては使用されていませんが現存する東司としては国内最古で最大...
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円安と令和のお布施を考える

当分円安が続きそうな状況ですが、ガソリン価格の高止まりによる輸送費の増加など、物価を押し上げる要素が盛りだくさんです。曹洞宗の大本山總持寺では本堂(大祖堂)法要のお布施が従来「15万円以上」だったのが、今年「20万円以上」に値上げされました(令和4年7月1日受付から法要恩金が改定)。一般的なお寺でも3万円のお布施が5万円になる感覚でしょうか??そもそもお布施には決まった金額はないのですが、それがトラブルの元になるために明示する寺院が増えています。寺院センターも現在は出向いて行う法要の依頼は受付けていないものの費用は全て明示しています。これまでと同じような付き合い方であれば、お布施は上がっていく...
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勝興寺の国宝指定について(富山県高岡市)

(2014年撮影の勝興寺)これまで富山県内には国宝が一か所のみ高岡市の瑞龍寺(曹洞宗)だけでしたが、2022年10月12日(水曜日)に開催された国の文化審議会において、2021年3月に修復工事を終えた高岡市の勝興寺(浄土真宗本願寺派)「本堂」と「大広間及び式台」の2棟が国宝指定の答申を受けました!既に勝興寺は12棟の建造物が重要文化財に指定されており、加賀藩主第11代を継いだ前田治脩の支援を受け、西本願寺の阿弥陀堂を模して寛政7年(1795年)に建立されました。私が初めて訪れたのは2014年でしたが、そのきっかけは当寺でインド映画(タミル語映画)ジャンボ3D (Jumbulingam 3D/2...
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戒名は同時に複数名分ご依頼いただけます

当ウェブサイト上でご依頼いただける戒名は、同時に複数名分ご依頼いただけます。故人のための戒名も、生前戒名も同様です。家の過去帳を調べたら、数十年前に亡くなった方が俗名のままだったから戒名をご依頼された方、同様にそれらを複数名分ご依頼された方、夫婦や子どもの分もと、生前戒名をご依頼された方、様々なケースでも対応しております。<< 戻る
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物事は心にもとづき、つくり出される。

『法句経』ダンマパダはブッダの言葉、つまり、お釈迦様の言葉がまとめられたお経です。その書き出しには、こうあります。物事は心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。車をひく牛の足跡に車輪がついて行くように。一回読んだだけでも分かりやすいと感じませんか?このことを教訓にして実践するだけでも、後悔しない人生を送れると思います。関連ページ:『法句経』ダンマパダ - ブッダ 真理の言葉<< 戻る
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供養したい気持ちを形にする

身近な誰かが亡くなった時、何かを感じると思います。それは信仰心とか、宗教とは関係なく、あなたの気持ちです。寺院センターでは、伝統的な仏教の供養を行なうお手伝いをしていますが、気持ちを形にする時に、仏教で行おうとか、家の伝統に従おうとか、最近の流行りを取り入れようとか、現代は選べる時代です。寺院センターではあなた一人の気持ちを表すお手伝いを安価で引き受けることもしていますが、あなたの気持ちだけではなく、家族であったり、親戚であったり、周りのみんなの気持ちを形にしたいということもあるでしょう。そういった場合でも、家の宗派に合わせて法要を行なっているので、ご安心ください。供養したい気持ちを形にするこ...
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この人に着いて行く!

仏教、お寺とひとことで言っても、組織としては一枚岩でないことはご承知の通りだと思います。そもそも、一つの統一された組織があるわけではないのです。それぞれに主義主張があって、その時々でそれを応援する人がいる。天台宗に最澄が出て、真言宗に空海が出て、そこに慕う人が集まる。浄土宗に最澄、浄土真宗に親鸞、臨済宗に栄西、曹洞宗に道元、日蓮宗に日蓮、といった具合に、「この人に着いて行く!」と思わせてくれる人が出たところに、宗派が生まれます。ですから、無理に一つにならなくていいのですね。みんな違ってそれで良い。お寺自体もそれぞれに宗教法人、宗教団体でして、宗派機関は包括宗教法人といいます。宗教法人は包括宗教...
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依頼しやすいペット供養です

犬の散歩も修行の内だった時期もあり、今は保護猫2匹を引き取って飼っています。お師匠さんに弟子入りした時には野良犬を引き取ってお寺で飼っていたので、中型犬2匹、母親と子ども(と言っても大人)の散歩が日課でした。母親が亡くなった時には境内に埋葬しましたが、住職や私は毎日墓地でお経を唱えながら線香を立てていました。私のペット供養、寺院センターで実施しているペット供養のスタート地点です。お盆やお彼岸で各ご家庭をお参りに回りますが、その時にペット供養の祭壇があることも何度もありました。やはり気になるのでこちらから声をかけて、問題なければお経を唱えさせてもらっていました。数十年前の話です。現代はペット供養...
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三遊亭円楽さんとお寺とのご縁

先日、三遊亭円楽(6代目)さんがお亡くなりになられて、戒名は「泰通圓生上座」と公表されました。落語会にも駆けつけさせてもらったり、テレビでも毎週楽しく観ていた身近な人でしたが、実は2016年に群馬県前橋市の曹洞宗鷲霊山釈迦尊寺で得度を行っております。お墓も生前にその地に購入したとのことです。その師匠である三遊亭圓楽 (5代目)さんもお寺に関わる方だったのをご存知でしょうか?実は実家が東京都足立区の易行院という浄土宗のお寺でした。戒名は「光岳院情誉圓楽寛海居士」。お墓もそちらにあります。落語だけではなくテレビ番組「笑点」でも人気者だった三遊亭圓楽 (5代目)さんと三遊亭円楽(6代目)さん、師匠は...
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情報発信の方法も変わっていく

2500年前、お釈迦様がひとり悟りを得て、それを語り始めたから現代にも仏教が伝わっています。お釈迦様は80歳にお亡くなりになって(入滅)いるので、それ以降は弟子や直接話を聞いたことがある人が口伝えで広まり、文字で書かれるようにもなり、国境を超えると翻訳もされ、という具合に仏教視点で見るだけでも情報発信や受信の方法は変わっていきました。FacebookやTwitter、インスタグラムに代表されるようなSNS上には多くの人が関わっていますが、営利団体が管理していることもありルールが突如変わったりすることもあります。寺院センターでもSNSに頼っていた時期もありますが、私たち伝統仏教の試みを応援してく...
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便り

「便り」では、ウェブサイトやブログ、ツイッターなどのSNSで寺院のことが書かれた記事を「便り」に掲載して、「この地域の寺院情報を調べたい」「この宗派の寺院情報を見てみたい」「あの寺院のクチコミ的なブログ一覧を見てみたい」というニーズに答えます。登録タグは「お墓便り,お寺ヨガ便り,お盆便り,ライブ便り,仏像便り,仏前結婚式便り,体験便り,写経便り,初詣便り,動画便り,告知便り,坐禅便り,宿坊便り,寺フード便り,寺院センター便り,建築便り,御朱印便り,拝観便り,樹木葬便り,法要便り,法話便り,法話(mp3)便り,法話(動画)便り,盆踊り便り,精進料理便り,納骨堂便り,話題便り,諸宗派の寺院便り,護...
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お問い合わせ

お問い合わせ全般でご利用ください。ただし、個人情報の公開はいたしませんが、匿名性を持たせた上でウェブサイト上に公開されても問題ない内容のみお受けいたします(戒名・法名のご依頼についてはその内容を公開することはありません)。※携帯会社のメールアドレスに返信したメールが届かない事例が多いため、入力欄の下の注意事項もご確認ください。※新型コロナ以降、お寺の状況が一変していますので、ご期待に沿えないこともあります。※各種営業のお問い合わせ、英文のみは自動的に未読削除しています。※当ウェブサイト内に関するお問い合わせは上記お問い合わせフォームからのみ受け付けます。個別の寺院へ寺院センターのことをお尋ねに...