ビンビサーラ Bimbisara、頻婆娑羅(びんばしゃら)
ビンビサーラは古代インドに栄えたマガダ国(現在のビハール州辺り)の王。マガダ国の勢力を大きく拡大した。ブッダの教えを聞き帰依したため、仏典にも登場する。ブッダより5歳年少であったという。
15歳にして父王ボーディサの跡を継いでマガダ王となる。
・「目ざめた人(ブッダ)はマガダ国の首都・山に囲まれた王舎城に行った。すぐれた相好にみちた目ざめた人は托鉢のためにそこへ赴いたのである。
マガダ王ビンビサーラは高殿の上に進み出て、彼を見た。すぐれた相好にみちた目ざめた人を見て、侍臣にこのことを語った。」(スッタニパータ 408-409偈、この続きもあり)
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