【仏教用語/人物集 索引】

『坐禅用心記』50

投稿日:2023年6月15日 更新日:

もしざぜんのとき、
若し坐禅の時、

みあるいはねっするがごとく、
身或は熱するが如く、

あるいはかんするがごとく、
或は寒するが如く、

あるいはしぶるがごとく、
或は渋るが如く、

あるいはなめらかなるがごとく、
或は滑かなるが如く、

あるいはかたきがごとく、
或は堅きが如く、

あるいはやわらかなるがごとく、
或は柔かなるが如く、

あるいはおもきがごとく、
或は重きが如く、

あるいはかるきがごとく、
或は軽きが如く、

あるいはきょうかくするがごとくなるは、
或は驚覚するが如くなるは、

みな、そくのととのわざるなり。
皆、息の調わざるなり。

かならずこれをととのうべし。
必ず之を調うべし。

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※このページは学問的な正確性を追求するものではありません。前知識のない一般の方でも「読んでみよう!」と思ってもらえるよう、より分かりやすく読み進めるために編集しています。漢字をひらがなに、旧字体を新字体に、送り仮名を現代表記に、( )にふりがなをつけるなど、原文に忠実ではない場合があります。

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