仏教を本気で学ぶ

仏教用語/人物集 索引

このウェブサイトに出てくる仏教用語/人物を五十音順で探すことが出来ます。
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末法思想(まっぽうしそう)

末法思想(まっぽうしそう)とは、ブッダが説いた正しい教えが世で行われ修行して悟りを得る者がいる時代(正法)が過ぎると、次に教えが行われても外見だけが修行者に似るだけで悟りを得る者がいない時代(像法)が来て、その次にはブッダの教えのみあって修行する者も悟りを得る者もいない時代(末法)が来るとする歴史観のことです。正法・像法・末法を三時(さんじ)といい、その長さのとらえ方には諸説あり、一説には、正法1000年、像法1000年、末法1万年とされ、日本では『末法燈明記』(まっぽうとうみょうき/最澄の著作とされていましたが偽書説があります)を根拠に、1052年(永承7年)に末法に入ったとされています。ど...
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マニ車(摩尼車)

マニ車とは、主にチベット仏教文化圏で使われている円筒形の部分が回る構造になっている仏具です。その側面にはマントラが刻まれ、内部にはロール状の経文や真言が納められています。大きさは様々で、指先で掴むものから、手で握って使うもの、寺院などでは円筒部だけで数十センチのものが壁にいくつも設置されていたり、高さ2~3メートルにも及ぶマニ車が設置されていたりします。チベット仏教文化圏を歩いていると、川や滝の水力で回るもの、自然の風で回るもの、灯明の熱で回るマニ車のほか、太陽電池で自動回転するソーラーマニ車もあります。寺院などに設置されているものは基本的に誰でも回すことが出来ますが、大事なものなので、例えば...
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曼陀羅華(まんだらけ/まんだらげ)

曼陀羅華とは、梵語でいう「マンダーラバ/マンダーラヴァ」の音写で、天界に咲く花として「法華経」などの仏典に出てくる花です。ブッダを礼賛して降り注いだ花とされています。色が美しく芳香を放ち、見る者の心を喜ばせることから悦意華(えついか)とも呼ばれます。<< 戻る
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卍(まんじ)

地図を見ていると、寺院の記号として「卍」を使っています。当然ながら国土地理院ウェブサイトにも、寺院の記号として「卍」を使っていることを書いています。有名な寺院や良い目標になるものを地図上にあらわしているとのことです。明治13(1880)年に決められた「佛閣」の記号として表記されたのが始まりで、現在でも国土地理院が定めた地図記号として変わっていません。実際にはどんな意味があるのかあまり知られていないようなので紹介します。仏教で用いられる吉祥の印で、読み方は「まんじ」です。サンスクリット(梵語)では「スヴァスティカ」または「シュリーヴァトサ」といい、「幸運に相まみえる」の意味です。漢字では「卍字」...
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埋葬許可証(まいそうきょかしょう)

埋葬許可証とは、遺骨を埋葬・納骨する際に寺院や霊苑など墓地の管理者に提出する証明書です。現代の日本では遺骨を許可なく勝手に埋葬することは法律によって禁じられているので、遺骨を埋葬・納骨する際には、必ず埋葬許可証が必要となります。埋葬許可証はどこで手に入るのかというと、火葬許可証に火葬が済んだことが記されたものをもって埋葬許可証とします。なお、これらの手続き方法は自治体によって異なることがあるので、最終的には最寄りの自治体の仕組みを確認する必要があります。また、埋葬許可証などを紛失してしまうと再発行が有料になります。・死亡届、死亡診断書 死亡が確認されたあと、医師に作成してもらう。  ↓ 故人の...
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曼珠沙華(まんじゅしゃげ)- 彼岸花

曼珠沙華とは、梵語でいう「マンジュサカ」の音写で、天界に咲く花として「法華経」などの仏典に出てくる花です。ブッダを礼賛して降り注いだ花とされていますが、そのものは実在せず、「マンジュサカ」が「赤い花」、「葉に先立って赤花を咲かせる」という意味から、現在「曼珠沙華」と呼ばれる花に名付けられたようです。別表記としては、曼殊沙華(法華経での表記)、マンジュシャゲ、彼岸花、ヒガンバナなどがあり、別名・地方名・方言は数多く、葬式花(そうしきばな)、墓花(はかばな)、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、火事花(かじばな)、蛇花(へびのはな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(き...
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サヘート・マヘート – ブッダ布教の地(祇園精舎・舎衛城)

サヘート・マヘートはブッダ布教の地として仏教の八大聖地の一つに数えられます。隣接した二つの遺跡群をまとめた呼称です。①サヘート遺跡・・・祇園精舎(祇園は「祇樹給孤独園」の略。ジェータ林(祇園)にある孤独な人々に食を給する長者の園。)②マヘート遺跡・・・舎衛城(サーヴァッティーもしくはシュラーヴァスティー)舎衛城はブッダの生きた時代にはバーセナディ王(波斯匿王)が治めるコーサラ国の首都でした。先述のように遺跡としては分けて考えられていますが、当時の感覚では大きな首都である舎衛城の中に祇園精舎があったと認識してもらった方が分かりやすいと思います。なお、祇園精舎は「阿弥陀経」が説かれた場所とされてい...
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裏打ち(バックビート・間打ち)- 木魚

浄土宗では、「南無阿弥陀仏」の念仏を邪魔しないために裏打ち(バックビート)、間打ち(まうち)で木魚を打つ慣わしがあります。その打ち方は発声と発声の間に叩きます。対する表打ち(頭打ち)の打ち方は発声と同時に叩きます。次の例を参考にして下さい。(裏打ち例)如 是 我 聞 一 時 仏 在 舎 衛 国(木魚)   〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇(表打ち例)如 是 我 聞 一 時 仏 在 舎 衛 国(木魚)  〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇読経の時に打つ木魚は隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が江戸時代の1654年に来日してから日本の各宗派に広まったものです。宗派によっては、当初、...
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摩睺羅伽(まごらか)

摩睺羅伽とは、仏教を守護する護法善神の一尊で、八部衆や二十八部衆に数えられます。梵語名のマホーラガは「偉大なる蛇」を意味し、身体は人間で首は大蛇、または、頭に蛇冠を戴いた人間の姿で描かれます。八部衆の緊那羅と同じく音楽の神とされ、琵琶を持っています。<< 戻る
人物

マーガ

マーガは『スッタニパータ【第3 大いなる章】5、マーガ』に登場するお釈迦様の在家信者です。上記の章でマーガ青年がお釈迦様に質問する様子が記されています。<< 戻る
人物

マッカリ・ゴーサーラ(末迦梨瞿舎利)

マッカリ・ゴーサーラは『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。マスカリン・ゴーサーラという記述もあります。マッカリ・ゴーサーラは、裸形托鉢教団アージーヴィカ教を主導した自由思想家、運命決定論、宿命論者で、自己の意志による行いはなく、一切はあらかじめ決定されており、定められた期間流転する定めであると主張していました。<< 戻る
人物

ニガンタ・ナータプッタ(マハーヴィーラ/尼乾陀若提子/大勇)

ニガンタ・ナータプッタは、ジャイナ教の開祖でお釈迦様とほぼ同時代にマガダ国(摩訶陀国)周辺で活躍しました。『スッタニパータ【第3 大いなる章】6、サビヤ』に登場する仏教の側から見て異端だと見なされた六師外道の1人です。はじめはバラモン教の一派ニガンタ派で修行したため「ニガンタ」と称されていますが、修行期を経て従来のバラモンの教えに満足できずニガンタ派の教義からジャイナ教を確立し、以来「マハーヴィーラ」(偉大な勇者)の尊称でも知られています。また、ナータ族の出身であることからナータプッタ(ナータ族の子)と呼ばれました。ニガンタ・ナータプッタは、相対主義、苦行主義、要素実在説者で、霊魂は永遠不滅の...
人物

マーガンディヤ

マーガンディヤは『スッタニパータ【第4 八つの詩句の章】9、マーガンディヤ』内に登場してお釈迦様に反対意見をぶつけている記述があります。信奉者だけを登場させるわけではない点がリアルで、敵対する意見にどのようにお釈迦様が説いたかが分かります。<< 戻る
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大須弥仏(だいしゅみぶつ)

大須弥仏とは、大いなる須弥山という意味の東方の現在仏です。梵語ではマハー・メールといいます。また、大須弥如来と記述されることもあります。如来とは悟りを開いた仏の姿です。<< 戻る
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大焔肩仏(だいえんけんぶつ)

大焔肩仏とは、大いなる炎のかたまりを持つ者という意味の南方、北方、上方の現在仏です。梵語では maharciskandha (マハー・ルチ・スカンダ)といいます。また、大焔肩如来、焔肩仏と記述されることもあります。如来とは悟りを開いた仏の姿です。<< 戻る
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大光仏(だいこうぶつ)

大光仏とは、大いなる光輝ある者という意味の西方の現在仏です。梵語では mahaprabha(マハー・プラバ)といいます。また、大光如来と記述されることもあります。如来とは悟りを開いた仏の姿です。なお、『阿弥陀経』にこの大光仏に続いて大明仏がチベット訳と漢訳に列記されていますが、その他の原典には見られない為、別の仏である可能性もありますが、同じ意味を持ちそうなこの大光仏に合わせて記入しておきます。<< 戻る
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宝相仏(ほうそうぶつ)

宝相仏とは、大いなる宝の幢を持つ者という意味の西方の現在仏です。梵語では maharatnaketu(マハー・ラトナケートゥ)といいます。また、宝相如来と記述されることもあります。如来とは悟りを開いた仏の姿です。<< 戻る
人物

マイケル・ジャクソン

アメリカ合衆国出身のシンガーソングライター、ダンサー。史上最も成功したエンターテイナーであり、一般的に「キング・オブ・ポップ」と称されている。 20世紀以降のポピュラー音楽に多大なる影響を与えた人物の一人である。これまでに全世界で3億枚から3億5,000万枚の音楽作品を売り上げており、ビートルズやエルヴィス・プレスリーに次いで史上最も売れた音楽家として名を連ねているほか、これまでに13のグラミー賞(ノミネートは38回)を含む750以上の賞を受賞しており、史上最も多くの賞を受賞したアーティストとしてギネス世界記録に認定されている。生誕 1958年8月29日命日 2009年6月25日<< 戻る
人物

摩訶倶絺羅(まかくちら)

摩訶倶絺羅はお釈迦様の弟子で問答第一と称されています。他の音写には拘絺羅、倶祉羅があり、意訳して長爪梵士、長爪婆羅門などとも呼ばれます。<< 戻る
人物

マハーパンタカ(摩訶槃陀伽)

マハーパンタカはお釈迦様の弟子です。音写で周利槃陀伽、摩訶槃陀迦、摩訶槃特などがあります。賢い上に努力家で、お釈迦様の弟子となると、すぐに周囲から尊者と認められる存在でした。チューラパンタカ(周利槃陀伽)は弟です。<< 戻る
人物

牧野隆志(まきのたかし)

1997年結成、同年デビューの2人組の歌手グループ・東京プリン(とうきょうプリン)のメンバー。牧野隆志は左プリンである。生誕 1964年2月17日命日 2014年2月7日春雪院喜歌隆和居士<< 戻る
人物

牧伸二(まきしんじ)

ウクレレ漫談家。牧プロダクション所属。東京演芸協会第6代会長。 ハワイアンをアレンジした曲に、「やんなっちゃった」などのフレーズで社会批評を乗せて歌う、ウクレレ漫談の創始者。ギターに持ち替えたこともある。ベテランになってからもレゲエやロックンロールにも挑戦した。生誕 1934年9月26日命日 2013年4月29日<< 戻る
人物

松本竜助(まつもとりゅうすけ)

お笑い芸人。昭和時代の末期に漫才コンビ「島田紳助・松本竜介」として活動した。略称は「紳助・竜介」または「紳竜」。生誕 1956年4月6日命日 2006年4月1日<< 戻る
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『伝光録』第一祖。摩訶迦葉尊者。

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『伝光録』第二十二祖。摩拏羅尊者。

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人物

マッスル北村(マッスルきたむら)

ボディビルダー、タレント。さんまのナンでもダービーではレギュラー出演を果たし、「ボディビルダーの筋肉は見せかけで使えない」という風潮を打破すべく番組内で大活躍した。生誕 1960年10月6日命日 2000年8月3日釋勝願<< 戻る
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ブッダ最後の旅【 第5章 】21、マッラ族への呼びかけ

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人物

マザー・テレサ

マザー・テレサ、あるいはコルカタの聖テレサは、カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者。またカトリック教会の聖人である。本名はアルーマニア語でアグネサ/アンティゴナ・ゴンジャ・ボヤジ、アルバニア語でアニェゼ/アグネス・ゴンジャ・ボヤジウ。「マザー」は指導的な修道女への敬称であり、「テレサ」は彼女の敬愛したリジューのテレーズにちなんだ修道名である。コルカタ(カルカッタ)で始まったテレサの貧しい人々のための活動は、後進の修道女たちによって全世界に広められている。生前からその活動は高く評価され、1973年のテンプルトン賞、1979年のノーベル平和賞、1980年のバーラト・ラトナ...
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黛敏郎(まゆずみとしろう)

作曲家。戦後のクラシック音楽、現代音楽界を代表する音楽家の一人。東京藝術大学作曲科講師として後進の育成にもあたった。生誕 1929年2月20日命日 1997年4月10日威徳院優嶽叡敏居士<< 戻る
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前畑秀子(まえはたひでこ)

和歌山県伊都郡橋本町(現・橋本市)出身の水泳選手。日本人女性初の五輪金メダリスト。1932年(昭和7年)に開催された第10回大会ロサンゼルスオリンピックの200m平泳ぎに出場し、銀メダルを獲得。1933年(昭和8年)9月30日に200m平泳ぎの世界新記録を樹立。1936年(昭和11年)に開催された第11回大会ベルリン五輪、ナチス体制下のドイツで開かれた200m平泳ぎに出場し、地元ドイツのマルタ・ゲネンゲルとデッドヒートを繰り広げて、1秒差で勝利する。日本人女性として五輪史上初めての金メダルを獲得。生誕 1914年(大正3年)5月20日命日 1995年(平成7年)2月24日<< 戻る
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松本清張(まつもとせいちょう)

作家。 1953年に『ある「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞。以降しばらく、歴史小説・現代小説の短編を中心に執筆した。1958年には『点と線』『眼の壁』を発表。これらの作品がベストセラーになり松本清張ブーム、社会派推理小説ブームを起こす。生誕 1909年12月21日命日 1992年8月4日清閑院釈文帳<< 戻る