三論宗(元興寺流)が伝わる 0625.01.012023.12.18 仏教を本気で学ぶ年表 625年けさ三論宗飛鳥時代 625年(推古33年)に高句麗の僧の恵灌が三論宗(元興寺流)を伝えました。インドの龍樹の中論・十二門論、その弟子提婆の百論の三論を所依(基盤とする)の経典とする論宗(経を所依とせず、論を所依とする)です。空を唱える事から、空宗ともいわれます。その他、無相宗・中観宗・無相大乗宗の呼び方もあります。中国隋代に嘉祥大師吉蔵(549年 – 623年)が大成しました。吉蔵の『三論玄義』は三論宗の立場で書かれた仏教概論です。 << 戻る