「劫」あるいは「一劫」とは、経典によって解説が違うものの測ることも数えることもできないほど途方もなく長い単位を表わす古代インドにおける最長の時間の単位です。梵語のカルパ (kalpa कल्प) の音写文字「劫波/劫簸(こうは)」を省略したものが「劫」です。
例えば、1つの宇宙(あるいは世界)が誕生し消滅するまでの期間とも、梵天の1日に等しいとも言われます。また、ヒンドゥーでは1劫を計算すると43億2000万年だったという結果もあります。
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