十八界(じゅうはっかい)
十八界とは、人間存在の十八構成要素です。六根(眼・耳・鼻・舌・身・意の六つの知覚機官)と六境(色・声・香・味・触・法の対象の世界)と六識(眼・耳・鼻・舌・身・意の認識作用)とを合わせて十八となります。これらが個人存在を構成しています。三科の一つ。18界。十二処の内の六つの内的な場(六入処)における識別作用をそれぞれ別に数えて、それらの間における対応関係を明示したものです。①眼と色・かたちと資格②耳と音声と聴覚③鼻と香りと嗅覚④舌と味と味覚⑤皮膚と触れられるべきものと触覚⑥心と考えられるものと心の識別作用・眼界・耳界・鼻界・舌界・身界・意界・色界・声界・香界・味界・触界・法界・眼識界・耳識界・鼻...