【仏教用語/人物集 索引】

羅刹(らせつ)

投稿日:2020年9月22日 更新日:

 
羅刹とは、四天王眷属八部鬼衆の一つで、羅刹天ともいい、羅刹鬼(らせつき)・速疾鬼(そくしつき)・可畏(かい)・捷疾鬼(しょうしつき)という訳名があります。インド神話においては鬼神ラークシャサといい、破壊と滅亡を司ります。また、集団の名であり、個別の神をさすものではありません。北方を守護する多聞天眷属です。

その姿は鎧を身につけ左手を剣印の印契を結び、右手に刀を持つ姿で描かれます。全身黒色で、髪の毛だけが赤い鬼とされます。『往生要集』(源信)は、目もあてられないほどむごたらしい地獄描写で有名ですが、そこでも羅刹は亡者を責める地獄の鬼として描かれています。

あなたに おすすめページ💡 戒名授与 1万円のみ(故人/生前/法名授与も)

<< 戻る

-仏教を本気で学ぶ
-, ,



Copyright © 1993 - 2024 寺院センター All Rights Reserved.