「 投稿者アーカイブ:buddhism 」 一覧

来客とお経

2020/09/01   -仏教を本気で学ぶ

  夏のある日 お寺の呼び鈴がなる 弟子が出ると 名乗った上で よろしくお願いします と だけ言われ お布施を差し出される お師匠さんに来客を告げると 顔だけだし お墓の前でお経を読んできな ...

掃除

2020/09/01   -仏教を本気で学ぶ

  掃除をしていると 自分の内面も掃除される 台所の洗い物が終わると 水が飛び散っている 布巾でそれを拭く シンクであっても タイルであっても 拭いておけば 水垢は残らない それどころか 輝 ...

砂利

2020/09/01   -仏教を本気で学ぶ

  玄関を出ると 直径3センチほどの砂利が 敷き詰めてある この家を建てた人が 良かれと思って敷いたものだ 砂利の隙間を縫って 草が芽生える 部活で運動場を慣らす トンボがあれば 禅寺の枯山 ...

水切りかごに入っているもの

2020/09/01   -仏教を本気で学ぶ

  水切りかごには コップ お皿 茶碗 汁椀 箸 スプーン 割れやすいものなら 丁寧に扱って そうでもないスプーンなら 磨くように 強く ものによって 扱い方は違う これが 誰のものかによっ ...

日本語

  日本語で読む、見る、考える 同じものを見ても 外国語で考えるのと 日本語で考えるのと 印象が変わる パンデミックと言うのか 大流行と言うのか その言葉を伝えることで わかることがあり わ ...

足元の世界

2020/08/29   -仏教を本気で学ぶ

  草抜きに果てはない 日向での草抜きは避けている 熱中症を避ける それと同時に 家族や近所の人に心配されるからだ お互い気を付けたい 砂利にも大小あるが 砂利が敷いてあるからといって 草が ...

自分のもの

2020/08/28   -仏教を本気で学ぶ

  お金なら 江戸時代の寛永通宝だって残っている このお金は誰のものですか 幕府や政府が発行したもの 持ち主のものとも言える この身心は誰のものですか 父母の縁によるもの でも 自分で管理し ...

知っているということは 最強だ

2020/08/28   -仏教を本気で学ぶ

  知らないことがあれば 誰かに助けてもらおう 世の中には様々な仕事があるではないか 水回りの不具合で水道屋さんに来てもらった 自分で微調整している時には分からなかったこと 蛇口の締りを調整 ...

灯台下暗し

2020/08/28   -仏教を本気で学ぶ

  トイレと洗面台の水回りの具合が悪い かれこれ半年くらいは調子が悪かったのだ 微調整でだましだましやってきた ついに業者に見てもらうことに 今日見に来るという連絡が 急いで トイレ掃除 洗 ...

岸部四郎(きしべしろう)

  タレント、俳優、司会者、元実業家。岸部シロー名義も1994年まで使っており、2000年代中期頃より再び使うようになっている。元ザ・タイガースのメンバー。アン・ヌフ所属。 京都府京都市出身 ...

共有スペースをだらしなく使う人がいたら

2020/08/27   -仏教を本気で学ぶ

  他人を変えるより 自分が変わった方が早い けれど 例えば共有スペースをだらしなく使う人がいるとする 指摘すると 上手くいく場合とそうでない場合があるだろう 大抵は後者だ 返事だけして何も ...

草抜き

2020/08/27   -仏教を本気で学ぶ

  やらなければならないと思うと向き合えないもの それが、草抜きである 最近は草刈り機で刈り揃えれば満足の人も多いだろう しかし、草の根は強い 雨が降れば あれよあれよと草の根から葉が空を目 ...

リンリンリン♪ リンリンリンリン♬

2020/08/27   -仏教を本気で学ぶ

  鈴虫が外で鳴いている 日中も、夜中もリンリン♬ と鳴いているようだけど 鈴虫の鳴き声だと意識した時にしか聴こえてこない 本当は聴こえているんだけど、夢のように忘れるのかな 人は無意識のう ...

心の支えになってくれたもの

2020/08/26   -仏教を本気で学ぶ

  人の気持ちというのは変わりやすいものだ。 映画を見て感動してやる気が出たのだが、その気持ちは続かない。 これは私に限ったことではないらしい。 人間の脳というのは常に何らかの信号を出してい ...

この世の全ての人の健康を願う(黒薙温泉旅館)

  この薬師堂には、薬師如来が祀られています。なぜ、薬師如来が祀られているかというと、その昔、麓の村の者の夢枕に薬師如来が立ち、「多くの人を救うために黒薙谷へ連れて行きなさい」と言われ、祀ら ...

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【第10話】1円を笑うものは1円に泣く

現代社会を生きる上で、お金はなくてはならないものです。お金がない時代であれば、石斧などの道具、肉や果実などの食べ物がなくてはならないものでした。余ったものを交換したり、その土地にしかないものを旅先で交 ...

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【第9話】子育てと修行は似ている

子育てで注意しなければいけないことは、いくらでもあると思いますが、子どもの年齢や成長具合によって気を付けることも変わってきます。産まれてから小学校に入る前までは、特に手が掛かる時期と言えるでしょう。 ...

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【第8話】板橋興宗禅師が示してくれた教え・なんまんだぶ・ありがとさん・遺偈

今回は7月5日に94歳でお亡くなりになられた板橋興宗禅師について話したいと思います。私が大学で仏教学を勉強している時、お寺生まれの学生と共に、どのお寺で修行したいか話したことがあります。ある学生が「板 ...

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【第7話】あなたを変える目標の立て方

小中学校の義務教育が終われば、高校に進学したり、専門学校で専門的なことを学んだり、就職してその道を実践したり、様々な可能性に溢れている時期です。だからこそ、自分で進路を決めて進まなければなりません。 ...

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板橋興宗禅師遷化の報を聞いて(曹洞宗 正伝の仏法)

2020/07/16   -便り
 

板橋興宗禅師が2020年7月5日、遷化されました。 私は直接話したことはないのですが、一度、總持寺祖院でお目にかかっています。私が内弟子で学んでいた師匠から聞いたり、書籍から間接的に学んだり、動画で見 ...

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【第6話】空間~狭まったり、広まったり

「起きて半畳、寝て一畳」。これは禅寺などでの修行僧の生活を端的に表しています。実際はどうかというと、私も坐禅堂で寝る生活をしていましたが、そこでは確かにそのような生活を今でも守っています。 早朝、振鈴 ...

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【第5話】記憶~人間は不完全な生き物

子育てをするようになってからメモを取る習慣ができました。いつ何をしたか、食事、排せつ、昼寝などなどを記録するためでした。正直なところ、子どもが落ち着いた頃に一旦メモ取りを止めたこともありますが、現在は ...

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【第4話】意識~感謝の気持ちや畏敬の念を持つ時間を作る

今朝、窓を開けると山がはっきりと見えました。曇りではあるものの、山の描線がはっきりと見えます。連日、曇りや雨が続いていたので、あり難い気持ちになりました。 私は意識して毎日、自然を感じるようにしていま ...

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【第3話】自分~煩わしいことを取り除くことができたら

どんな自分でいたいのか、どんな自分になりたいのか、自分のことは自分が一番よく知っているつもりでも、実際の姿をよく知っているのは周りの人たちかもしれない。 本当はどんな性格なのか、どうなればやる気を出せ ...

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【第2話】変換~分かりやすく伝える工夫

マンガを原作としてテレビドラマや映画にすることはよくあります。あの俳優さん、はまり役だなとか、マンガもドラマも別物として楽しめるとか、相乗効果が生まれるのも特徴です。マンガだから出来る表現もあれば、マ ...

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【第1話】縁起~原因をつくることで、結果は変わる~

お寺や仏教に関わる人は数多くいると思いますが、私の場合「お坊さんとして勉強してみないか」とスカウトされたのがお寺の世界に入る切っ掛けでした。一般家庭で生まれ育ち、中学生の頃、母親の知り合いのお坊さんに ...

ドラマ『逃げ恥』再放送につき、ロケ地・大善寺の様子がTVerでご覧いただけます(期間限定)

ドラマの中でもブドウ狩りのシーンやブドウとお寺の関係についても触れられていますが「甲州ブドウ発祥のお寺」と知られています。大善寺の薬師堂内部は通常撮影禁止なので、仏像やお寺の内部に興味がある方はこの機 ...

板橋興宗(いたばしこうしゅう)

  曹洞宗の僧侶。閑月即眞禅師。大本山總持寺独住23世(貫首)。曹洞宗管長、總持寺祖院住職、大乗寺山主、御誕生寺住職を歴任。宮城県多賀城市出身。 1927年(昭和2年)、宮城県多賀城市の農家 ...

「正法眼蔵」三界唯心(さんがいゆいしん)

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四聖句(しせいく)

四聖句(しせいく)とは、インドから中国へ禅宗を伝えた菩提達磨大師がお亡くなりになった後に中国の宋時代に禅宗で「達磨の四聖句」として定められたと伝えられています。禅とは、経典の言句によるのではなく、自身 ...

見性成仏(けんせいじょうぶつ)

見性成仏(けんしょうじょうぶつ)とは、悟りという本来の自分に立ち戻ることで、文字にできない宝を手にすることが出来るという意味です。心というのは、求めても求めてもつかめるものではなく、決まった形がないと ...

直指人心(じきしにんしん)

直指人心(じきしじんしん)とは、他人の言葉かりを気にせず、自らの心を素直に見つめることによって、自分の可能性を掘り起こすことを意味します。私たちの心の中には、もともと仏心が具わっていることを忘れること ...



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