阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)

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阿弥陀如来、阿弥陀仏について、このページでは主に造像さた仏像としての阿弥陀如来像、阿弥陀仏像、阿弥陀像について書きます。もともとの梵名は「アミターバ」あるいは「アミターユス」 といい、それを音写して「阿弥陀」、漢訳して無量光、無量寿とも呼ばれます。また、略して、弥陀仏とも呼ばれることもあります。如来とは悟りを開いた仏の姿です。

衣服は全身を覆う一枚の衲衣(のうえ)や大衣(だいえ)の布を着て、装飾品は身につけず、持物は何も持っていません。例外もあり、一部には装身具を身につけたものもあります。頭部は螺髪(らほつ)と呼ばれる髪型で、中央部は頂髻相(ちょうけいそう)・肉髻(にっけい)を表していて盛り上がっています。眉間には白毫(びゃくごう)があります。その他、原則として仏の三十二相(さんじゅうにそう)に倣っています。

阿弥陀如来の代表的な印相(いんぞう)・印契(いんげい)は、いくつかの形があります。いずれの場合も親指と人差し指(または中指、薬指)で輪を作るのが原則となっています。『観無量寿経』で説く、極楽往生の仕方には、信仰の篤い者から極悪人まで9通りの段階があるとされる九品往生(くほんおうじょう)の思想に基づき、定印・説法印・施無畏印・与願印を組み合わせた九品印(くほんいん)を結ぶ姿で表されることが多いです。

その中でも、人指し指と親指で輪を作り腹の前で手を組んむ上品上生印の定印(じょういん)と、人指し指と親指で輪を作りどちらも掌を見せて右手を上げ、左手を下に垂らしている上品下生印の来迎印(らいごういん)がほとんどで、坐像の場合は、定印・来迎印の両方の像があり、立像の場合は、来迎印のみという特徴があります。

また、光背を持つ像の場合、船形光背や線を円形(放射状に)に並べた放射光背を持つ像があり、放射光背の線の数は一般に48本で,阿弥陀如来の四十八願(しじゅうはちがん)を表現しています。『無量寿経』によれば、阿弥陀如来は世自在王仏のとき法蔵菩薩でしたが、48の誓願を立てて修行し仏となり、極楽浄土において説法しているとあります。

阿弥陀三尊や三世仏として寺院にまつられる場合が多くあります。特に浄土宗・浄土真宗・真宗では本尊とされています。


(木造阿弥陀如来坐像 平等院鳳凰堂安置)

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